★今週のワンピース（46号 / 第560話 インペルダウンの囚人達）

毎週毎週最高潮を迎えているこの頃ですが、今週も最高潮です！（笑）
ハンコック最高～～！


ルフィに名前を呼ばれて舞い上がっちゃったハンコック。

　そなたは必ず生きておると信じておった。
　これを・・・!!　兄の手錠のカギじゃ・・・!!

　え!!

ハンコックの手にはなんとカギが！

　ハンコック～～～!!　おめェって奴は!!　ありがとう!!　恩にきるよ!!

とルフィはがばっ！っとハンコックに抱きつきます！！

　!!　!!　!!　よ・・・よよ・・・よいのじゃよいのじゃ、気にせず先を・・・先を急ぐのじゃルフィ・・・!!

　ありがとう!!　　ドドドド!!

ルフィは走り出し、ハンコックはその場にパタリ・・・と倒れこんでしまいました！

　はぁん・・・

それを見た海兵達、

　え!!?　まさか！「海賊女帝」がやられた!!?　“鯖折り”だ!!　“ぶち噛まし”からの“鯖折り”!!!

　ハァ・・・ハァ・・・

ハンコック、もうドキドキが止まりませんっ！

　こんなにも強く抱き締められるとは・・・!!
　―これが噂に聞く・・・!!　結婚・・・!!?　　ばーん!!

頬を染めてハンコック、かわいいっっ！
すると走り出したルフィの後ろから、

　行かせねェぞ、麦わら!!

スモーカーです！しかし、

　“芳香脚（パヒューム・フェルム）”!!

ハンコックは両腕を軸にして逆立ちになり、回転させた脚でスモーカーの十手と合わせます！

　　ガキィーン!!

なんと十手が折れてしまいました。ハンコックの強さは本物ですねっ！

　不届き者!!　控えよ!!　ここはわらわが通さぬ!!　バーン!!

ハンコックはのけぞったポーズでスモーカーを指差します。

　見ろ！あの止めどない見下し方!!　見下しすぎて逆に見上げてる!!

スモーカーが言います。

　海軍の邪魔をしててめェが後でどうなるかわかってんのか!?

　―何をしようともわらわは許される!!

ルフィは走りながらカギを見て、

　ありがてェな、またあいつの世話になった!!

ルフィはくまと対峙するイワさんの所へたどり着きます。イワさんの前にはくまとドフラミンゴ。イワさんが言います。

　くまが死んだ!!?　バカ言ってんじゃナッシブル!!　目の前に生きてるじゃないか!!

ルフィもくまを見て、

　くまみたいな奴・・・!!　イワちゃん、あいつの事知ってんのか!?

　ちょっとね・・・!!　だけど様子が少し変なのよ!!

ドフラミンゴは、

　フッフッフッフ!!　２人共くまに思い出がある様だが、お前らの思うくまとコイツは別人だ。

　・・・!?　何言ってんだァ!?　アイツ・・・

　そんなわけナッシブル!!　間違いなくニキュニキュの実の能力者、コイツはくまよ!!　返事をおし!!　くま!!

ドフラミンゴは笑いながら、

　―つい先日だ!!　政府の科学者“Dr.ベガバンク”の最後の改造によって
　コイツはとうとう完全な「人間兵器」になっちまった・・・!!
　正確には・・・元バーソロミュー・くま・・・!!

　改造!?　兵器!?　一体何の事っチャブル!!!

　つまりコイツは自ら政府の研究する「人間兵器」の“実験体”になる事を志願したのさ!!
　始めは“手”、次は“足”・・・本人の意識は残したまま、体の各部は長期に渡り少しずつ改造されて行った・・・!!

　ウソをつっキャブル!!　くまは政府を嫌っているのよ!!
　自分の命を政府に差し出すようなマネ、絶対にしナーブルわよ!!

　怒鳴ってもこいつと政府の間にどういう取引があったかはおれも知らねェ。
　―つい数日前までは確かにまだコイツに人格は存在した!!　―だが今はもう人と生まれた記憶すらねェ死人も同然。
　ただ政府の言いなりに戦うだけの“人間兵器（バケモノ）”!!

くまが口から光線を出そうとしています・・・!!

　“パシフィスタ”「PX-0」だ!!!　昔の事なら忘れちまいな!!

くまが光線を吐き出します！

　ピュン!!　ズズゥン!!

　おわ!

イワさんとルフィは間一髪横っ跳びでかわします。

　・・・!!　くま・・・!!　この数年でヴァナタの身に一体何が起きタブルの!!?

　≪　―もう二度と会う事なはい・・・さらばだ。　≫

　・・・!!　あいつ、そういえば最後に・・・

ルフィはくまに飛ばされる直前のくまの言葉を思い出しました。
くまは瞬間移動し、ニューカマー達のまん中へ・・・！

　危ねェぞ、お前ら!!　気をつけろ!!

　“圧力砲（パッドほう）”!!

　ぐえ!!

圧縮された空気が肉球の形をしてニューカマーに襲い掛かります！

　おのれ、くまァ～～～!!
　“GANMAN（ガ・ン・メ・ン）・残像（スペクトラム）”!!!　“銀河・WINK（ギャラクシー・ンヌウィーンク）”　ヒーハー!!

イワさんの顔が素早く動くことによってそれは残像となって残り、それぞれの残像が強烈なウインクを繰り出します！

　よくも私のかわいいキャンディーボーイ達に手ェ上げタブルね!!
　もう手加減してもらえると思うなやァ～～～!!

そう言って強烈な蹴りをくまに!!!　

　ボッゴォォン!!

くまは倒れます！イナズマはじめニューカマー達は、

　うおっ！やっぱ強ェ!!

イワさんはくまに向かい、

　一度会った人間に顔を忘れられたのは生まれて初めての経験だよ!!

ニューカマー達、腕組みをしながら、うんうん・・・と頷いていますよぉ・・・　うん、確かに・・・。
イワさん、怒り爆発です！

　記憶が消えたか何だか知らないけど!!　ヴァターシの恐さまで忘れちまっタブルなら、その体にタタキ込んでやっチャブル!!
　覚悟せいやァ～～ンナ!!　　ドン!!
　ここは引き受けた!!　ヴァナタ達!!　麦わらボーイを援護しな!!

　了解（ラジャー）!!

ルフィはニューカマー達と走り出しました。

　処刑台を目指せェ～～～!!　ウォオオオオ!!

するとこちらはバギーと囚人達です。

　麦わらめ!!　遅れを取るな野郎共ォ!!　“キャプテン・バギーの名を上げろ大作戦”!!　実行の時は今だ!!
　成功すれば全世界がドギモを抜かれる事受け合い!!
　各自作戦通り抜かるんじゃねェぞ!!

　ウオオオオ!!

Mr.3は、作戦が大丈夫かどうか心配してます・・・　（でも一緒に行くわけね・・・）
一方こちらはクロコダイル。海賊たちが襲ってきています。

　クロコダイル～～～!!

　キリがねェなァ・・・ずいぶん遠のいた・・・

白ひげから、という事ですね、地上にいますから。そしてそばではMr.1が海賊たちを次々と斬っています。

　オヤジにゃ近づかせねェぞ!!

　邪魔をすんじゃ・・・ねェよ!!

クロコダイルは砂嵐を起こして海賊たちを一気に吹き飛ばします！

　うわあああ!!

白ひげは、

　困った奴だぜ・・・まぜっ返しやがって・・・。

するとクロコダイルの背後に飛んでくる人が！その左腕がキラリと光ります！ジョズです！

　“ブリリアント・パンク”!!!　ドゴォン!!

ジョズのダイアモンド化した巨大な左のパンチがクロコダイルに命中！クロコダイル、吹っ飛びます！
サラサラと砂化したクロコダイルの着地した場所はドフラミンゴの隣・・・クロコダイルは、

　く・・・!!　・・・あの巨体でこのスピード・・・!!　参るぜ・・・!!　ダイヤモンド・ジョズ!!

ジョズが次の攻撃を繰り出そうとしたその時、ドフラミンゴの右手が動き、次の瞬間にはジョズの背中に乗っていました！

　フッフッフッフ!!　よく出て来れたな、ワニ野郎!!　血の池の湯加減はどうだった？

　ドフラミンゴ・・・!!

動けなくなったジョズは振り向いてドフラミンゴを睨みます。クロコダイルは、

　余計なマネすんじゃねェよ。殺されてェのか？

　口の悪ィ奴だ・・・!!　フフ!!　どうだおれと手を組まねェか？



こちらはルフィ。ニューカマー達に援護されながら少しずつ処刑台に近づいています。

　行け、麦わら!!

　おお!!

するとその先に立っていた人物は・・・!!

　悪いが赤髪・・・この力慎みはせんぞ・・・　ドン!!

　“鷹の目”!!

　さて運命よ・・・あの次世代の申し子の命、ここまでか、あるいは・・・
　この黒刀からどう逃がす・・・!!　　チャキ・・・



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　To be continued・・・




鷹の目がルフィの前に立ち塞がりますかぁ・・・　うーん、先が読めませんねぇ。
ミホークは加減しないと言っているし、誰かが助けに入るとしてもハンコックはスモーカーと戦ってるし、
あと割って入ってくるというと、マルコかバギーか・・・？
どっちにしろ、勝ち負けがつくようなことはないと思うんですよね。ゾロがいるし。

そして、くま。
人格を失っていたんですねー・・・。
どういう状況でくまは「人間兵器」になることを志願したんだろう・・・？革命軍にいて政府を嫌ってたのに。
そのうちに語られることにはなると思いますが、興味津津・・・！

クロコダイルとドフラミンゴもどうなる事やら。
悪い奴2人が手を組んだら、厄介なことになりそうです。


こんなに盛り上がってる中、来週は休載・・・
なんでだぁ～～！
もう映画の仕事は終わったんじゃ・・・？
尾田っち、体でも壊してなきゃいいけどね。


　　　　　　今週のパンダマン　　10ページ目　1コマ目　ルフィの上


　　　今週の尾田っちの巻末の一言

　　　　　　　ワンピース初代担当ダーアサの結婚式に出れなかった。おめでとう!!　
　　　　　　　葬式は必ず出ると男の約束を交わしました。