起きて半畳 寝て一畳

株式投資の記録を中心に、日々感じた事や考えたこと、読んだ本のことなどなど

9月21日

2006年09月21日 18時07分09秒 | エトセトラ
【9月21日の市場概況】日経平均終値:15,834円(+115円
 日経平均株価は反発。ニューヨーク原油先物相場の大幅安や企業の好決算を受けて米株式相場が上昇したことを好感し、値がさハイテク株に買いが先行。終始この日の相場を支えた。
 東証2部株価指数は8日続落。

【株式投資の記録:9月21日】
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文体と翻訳 日本語と朝鮮語

2006年09月20日 23時46分03秒 | 本・その他
 9月13日の記事(村上春樹と日本語と中国語)に少し関連するお話です。

 13日の記事では、一般的に言えることとして『中国語に翻訳された日本の文学作品を中国人が読み始めるときまって、どろどろとした、すっきりしない感じを受けるのだ。(・・・中略・・・) 日本文学の、あのねばねば、べたべたした感じは、読者には実に耐えられないのだ』という面白い指摘が述べられていました。

 では、同じウラル・アルタイ語族に属する日本語と朝鮮語ではどうなのか。この疑問にズバリ答えるものではありませんが、愛読しているブログのコメント欄に興味深い記述を偶然見つけましたのでご紹介したいとおもいます。

 それは「コリアニメやつあたり」というブログのこの記事(コリアニメやつあたり:2006年9月9日「本屋の風景」)に対する"shing"さんという方のコメントです。

《Unknown (shing) 2006-09-09 08:23:59
ハングル一文字は、漢字一文字に対応してますので、「全部ひらがな」よりは遙かに読みやすいです。

それから、内容に関してですが、これは、モデルになる言語の違いだと思われます。
かつては、日本語世代が多かったせいか、日本人が読んでいてすっと入ってくる文章が多かったです。

しかし、特に新聞記者は、近年、英語圏で訓練受けてきた人が増えて、その影響でか、韓国語自体が、日本人に読みづらい文体や文章構成に変化しています。
一世代前の韓国人の文章は、それなりに読みやすかったんですが。》

 韓国でも村上春樹の作品は人気があると聞いたことがありますが、そのほかの作品、例えば川端康成の作品などは読まれているのだろうか。そして日本語から朝鮮語に翻訳された場合、中国人が感じるような「ねばねば、べたべた感」と言うのを韓国人は感じるのだろうか。 
 興味深々です。
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9月20日

2006年09月20日 19時36分15秒 | エトセトラ
【9月20日の市場概況】日経平均終値:15,718円(-155円
 日経平均株価は反落。終値として8月11日(1万5565円2銭)以来の安い水準を付けた。前日19日の米株安やタイで起きたクーデターを嫌気した売りが先行し、終日安い水準で推移した。
 東証2部株価指数は7日続落。

【株式投資の記録:9月20日】
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9月19日

2006年09月19日 22時40分25秒 | エトセトラ
【9月19日の市場概況】日経平均終値:15,874円(+7円
 19日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら反発。前週1週間で200円強下げた反動に加え、15日と翌営業日の18日の米株式相場が落ち着いた動きだったことで、株価指数先物に買い戻しが先行。
 ただ、上値では売り圧力が強く、後場は日経平均の25日移動平均(1万6003円、19日時点)が上値抵抗線として意識された。

【株式投資の記録:9月19日】
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9月15日

2006年09月16日 01時26分15秒 | エトセトラ
【9月15日の市場概況】日経平均終値:15,866円(-75円
 日経平均株価は反落。前日上昇した反動のほか米株式相場がさえない展開だったのを嫌気して朝方から売りが先行。3連休を控えた持ち高調整の動きなどで買いも入りにくく、下げ幅は一時100円を超えた。

【株式投資の記録:9月15日】
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9月14日

2006年09月14日 21時02分04秒 | エトセトラ
【9月14日の市場概況】日経平均終値:15,942円(+192円
 日経平均株価は続伸。前日の後場に急速に伸び悩んだ反動に加え、前日の米株式相場が続伸したことが株価の下値不安を和らげ、輸出関連の主力株を中心に買われた。

【株式投資の記録:9月14日】
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村上春樹と日本語と中国語

2006年09月13日 23時39分40秒 | 本・その他
 9月11日に書いた記事(項羽と劉邦)を読んだのと同じ日に、日本語と中国語の文体・特徴について書かれた興味深い記事を読みました。
 どこかの新聞社のサイトで読んだ記事だと思うのですが分らなくなってしまいました。

 記事のタイトルは【村上春樹は中国でなぜ読まれるのか】、筆者は、青島海洋大学外国語学院教授の林少華さんです。面白い部分だけを抜粋してご紹介します。
 《 》がその部分です。


《 村上春樹の『ノルウェイの森』が出版されたばかりのころ、私は日本にいた。当時の私は、中国と日本の古詩の比較をテーマとしていたから、翻訳には興味がなかった。帰国してから、私の文章の調子が『ノルウェイの森』の翻訳にきわめて適している、と漓江出版社に推薦してくれる人があり、私はそこで初めて真剣に、村上春樹の原著を読んだ。》

《 これから始まって一冊、また一冊と、翻訳を一度始めたら収拾がつかなくなった。すでに中国で出版されたのは六作品である。『ノルウェイの森』(中国語の題名は『ナイ威的森林』)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(『世界尽頭與冷酷仙境』)、『ダンス・ダンス・ダンス』(『舞!舞!舞!』)、『羊をめぐる冒険』(『尋羊冒険記』)、『ねじまき鳥クロニクル』(『奇鳥行状録』)及び短編集の『象工場のハッピーエンド』(『象的失踪』)である。ほとんどの作品が読者に歓迎され、好評を博した。

 中でも、『ノルウェイの森』はこれまでにもっとも売れた日本の文学作品で、累計ですでに40万冊以上印刷された。この数字は、これまで中国で発行されたいかなる日本の小説をも遥かにしのいでいるばかりでなく、どの外国の現代小説よりも売れ、奇跡的な販売記録を樹立したのだ。日本や外国の現代小説が、十年もの間売れ続け、依然その勢いが衰えないということは、これまでおそらくなかったことだろう。・・・中略・・・》

《 中国の読者はなぜ村上春樹ばかりを寵愛するのだろうか。・・・中略・・・簡単にその原因を紹介したい。・・・中略・・・これを二点に分けて論じてみよう。 風が水面を渡るような文章  まず、村上作品独特の言葉遣いや筆の運び、それに文体が、中国人の読みたいという気持ちを引き起こしたことだ。》

《 中国は昔から「詩文大国」を任じ、とくに文章の彩りや技巧を重視してきた。「二句をつくるのに三年かかり、ひとたび吟ずれば両眼から涙があふれる」といった唐の賈島のような文人墨客は、どの時代も枚挙にいとまがない。おそらくこうした文化的遺伝子のせいで今日までずっと、中国人は文章や作品の水準や風格に対して、ことのほか敏感であり、重箱の隅をつつくようなことをしてきたのだ。

 もっとも称賛される文章は簡潔、明瞭な筆致である。(これは中国語の最大の優れた特徴でもある)。これに比して「粘着語」に属する日本語には、こうした優れた点はない。だから、中国語に翻訳された日本の文学作品を中国人が読み始めるときまって、どろどろとした、すっきりしない感じを受けるのだ。(もちろん、翻訳の拙さが原因である場合も排除できないが)。
 
 たとえ川端康成のような大文学者の作品でも、文章の風格から言えば、普通の中国人が読み続けていくのは大変苦しい。これはたいてい、川端文学をはじめすべての日本文学が、中国ではかなり少数の人にしか興味を持たれない原因の一つとなっている。
 
 多くの読者からの手紙では、作者の名前を見なくとも、ほんの数行読めば、それが日本文学だとわかってしまう、と書いてきている。日本文学の、あのねばねば、べたべたした感じは、読者には実に耐えられないのだ。》

《 村上春樹の賢いところは、彼が最初から、伝統的な日本語の持つこうした先天的な弱点を意識していて、洗練された、簡潔な言葉の使い方に格別の注意を払っている点だ。
 ・・・中略・・・彼の書き方は明らかに他の日本の作家とは異なっている。このため中国の読者の眼には、彼の小説は日本の小説ではないように見える。》

 『日本文学の、あのねばねば、べたべたした感じ』というのは、私も感じることがあります。ただし、川端康成の小説を読むと、「あのねばねば、べとべと」が、心地よいねばねば・べたべたに見事に料理されているのを感じます。

 これは私の推測ですが、「川端文学」にでも「ねばねば、べたべた」を感じるのであれば、中国人は谷崎潤一郎の小説など1ページも読めないのではないかと思います。ちなみに、私は谷崎の作品も文体も大好きです。

 記事はこの後、中国人からみた村上文学の魅力について更に深く掘り下げていきます。「中国論」、「日本論」としても読めるなかなか興味深い内容のものです。別の機会に是非ご紹介したいと思います。
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9月13日

2006年09月13日 18時35分02秒 | エトセトラ
【9月13日の市場概況】日経平均終値:15,750円(+30円
 日経平均株価は小幅ながら3営業日ぶりに反発。ただ朝方の外国証券経由の売買注文動向(市場筋推計)が株数ベースで売り越しとなるなど海外投資家の動きが鈍いことが国内勢の投資心理に影を落とし、日経平均はチャート分析上の抵抗線とみられる25日移動平均(13日時点、1万5978円59銭)を上回ることができなかった。
 半導体関連株や医薬品株が高い。半面、みずほFG、三菱UFJ、三井住友FGといった銀行株が安い。住友鉱、三菱マなど非鉄金属株や鉄鋼株が下げた。

【株式投資の記録:9月13日】
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9月12日

2006年09月12日 16時28分44秒 | エトセトラ
【9月12日の市場概況】日経平均終値:15,719円(-75円
 東証1部の8割近い銘柄が下落する中、日経平均株価は続落し、約1カ月ぶりの安値水準。
 1万5900円台には25日と200日の移動平均があり、相場の重しとして意識されたほか、欧州を中心とした外国証券による売り注文が朝から懸念された。

【株式投資の記録:9月12日】
 ①銀行業連動型上場投信[証券コード1615]
  @441-で6,000株購入しました。
  約2ヶ月ぶりに株を買いました。
 
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項羽と劉邦

2006年09月11日 19時46分00秒 | 本・司馬遼太郎
 先週、目に留まった記事です。

【北京7日共同】日本の著名作家、故司馬遼太郎氏の代表作の1つである「項羽と劉邦」が7日までに中国の南海出版社から初めて出版された。中国では、村上春樹氏の現代小説などがベストセラーとなっているが、日本人が書いた中国歴史小説の翻訳は珍しい。

 中国の有名作家、熊召政氏は中国紙、東方早報に対し「司馬遼太郎氏の中国史への研究(の深さ)は驚くべきもの」と称賛。「口語で物語る方式で項羽と劉邦の死闘を描き、普通の小説とは違った独特の心地よい読後感がある」と評価した。

「項羽と劉邦」は秦(紀元前221-同206年)の滅亡後、覇権を争った2人の武将を描いた英雄劇。

 司馬氏は1994年、台湾の李登輝総統(当時)と対談。李氏が「台湾人として生まれ(ながら)台湾のために何もできない悲哀があった」と発言したことから、「1つの中国」原則を掲げる中国政府の強い反発を招いたことがある。
 「項羽と劉邦」は趙徳遠訳。上下巻で小売価格は49・8元(約730円)。

中国で「項羽と劉邦」出版-司馬遼太郎氏の歴史小説
中国で出版された司馬遼太郎氏の「項羽と劉邦」=7日午前、北京市内の書店(共同)

 ちなみに、今の共産中国における出版業界の規模は、日本と比べてどうなのだろうか? 日本では何年も前から「活字離れ」とか言われ、本が売れないという話をよく聞きますが、それでもお隣の韓国と比べれば未だ本を読んでいる方だという話を聞いたことがあります。

 中国の農村部はまだまだ貧しいと聞いていますので、13億人の中国を1億人の日本と単純に比較すれば、日本人の方がよく本を読んでいるという結果がでるだろうということは予想できますが、それはアンフェアな比較のような気もします。
 例えば上海地方だけとの比較とかではどうなのだろうか?
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