楽天・田中 世代の中心になるぞ！(スポーツニッポン)
今年の夏甲子園に行ったのだが、その日あった４試合のうち唯一見なかった第１試合、駒大苫小牧－青森山田戦。でもこれが劇的な試合で、前半リードした青森山田に対して駒苫が終盤に巻き返し、８回についに同点。しかし９回青森山田が１点を取って勝ち越しもう決まったかというところで、その裏に２点を取ってサヨナラ勝ち。あと１０分早く甲子園に着いていたら、その感動を生で味わうことができていた。残念。。
松坂と入れ替わるようにプロ野球界へデビューする駒大苫小牧・田中君。甲子園のヒーローが新たな歴史をつくってくれるのか？少なくとも来年の春季キャンプでは、もっとも注目される新人選手になるだろう。キャーキャーと飛び交う黄色い声援の中を、走って逃げて行く田中君の姿が早くも想像できる。
しかしそれは、４年後にあの選手がプロ入りしたときにも続いていることだろうか。今の状況ではどうしても、「ハンカチ王子世代」選手の一人とくくられてしまうのは免れない。「田中世代」の冠として襲名するには、これからの４年間でどれだけの伝説をつくれるかにかかっている。相当すごいことをやらないと、ダメかもね。
ところで、田中君の打者としての力量はどのくらいなんだ？田中君を見るたびに、どうしても打者向きの面構えのような気がしてならない。早実の荒木大輔と決勝で戦った愛甲猛が、打者に転向したのもダブってしまう。変えるのなら早いうちがいいと思うけど。
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