こばさん

更新は終了しました。

別れの夜

2005-10-31 18:44:04 | 野球好き
お前もか!

ボビー!!

ボビー退団か!?反対派GM解任でドジャース監督に急浮上 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

こうなったら、皆でアメリカに行こう!



追記
バレンタイン監督、大リーグ復帰報道を否定 (読売新聞) - goo ニュース

こっちは否定か・・・いいなあ。



追記の追記(11月3日)

ボビーに極秘残留交渉、ロッテと決別も (スポーツニッポン) - goo ニュース

あれあれ??

別れの朝

2005-10-31 11:58:01 | 野球好き
・・・・・・・・・・・・・・・・。



城島、31日にFA宣言 大リーグ挑戦を表明か (共同通信) - goo ニュース


・・・・・・・・・・・・・・・・がんばれ、ジョー。



追記
城島FA宣言、メジャー挑戦「正捕手確約が条件」 (夕刊フジ) - goo ニュース

・・・・・・・・・・・・・・・・いいところ見つかるといいね、ジョー。



また追記
城島、メッツが獲得へ…ピアザ移籍で「正捕手」用意 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

久しぶりに名前を聞いた。―「トニー・バナザード」、そんなところにいたのか。
アップショーは、いずこへ?


またまた追記(11月5日)
明日、張さんが絶対に「喝!!」って言うだろな。絶対言う。うん。

2005-10-29 03:06:15 | ノンセクション
どうしても福岡に行きたかったもうひとつの理由。

(10月16日の記事にある、福岡へ向かう新幹線の中でずっと考えていたのは、これから書く内容のことでした。もちろんそのときには、結末までは予測できなかったのですが。東京に戻ったら、自分の人生の再出発のために、ここで思ったことをブログの最初の記事として書くつもりでいました。ところが、あの試合を見て、感動し、その感動をたくさんの人と分かち合いたくなり、試合後すぐにあの記事を書きました。そのおかげで多くの方に見ていただき、見ず知らずの方からお褒めの言葉をいただいたり、また逆に、皆さんのブログを読ませていただいて、共感する日々を送っていました。あれから2週間がたち、多くの方に見ていただくようになった今、このことを書くのはどうかとも思ったのですが、どうしても自分の気持ちに踏ん切りをつけたくて、こうして書いています。あのときに自分が感じたことを、いつまでも忘れないようにしておきたいのです。とても個人的な内容になります。ですから、読む必要のない方は飛ばしてください。ただこれを読めば、10月16日と17日の、少し情緒不安定的な文章の意味がご理解いただけるかと思います。)









ここを訪れるのは、実に18年ぶり。その間福岡に帰って来ても、ここに来るのはあえて避けてきた。思い出したくない過去。それでいて、拭い去ることができない記憶。ここに近づいたとき、いまだに体が拒否反応を示すのには正直驚いた。少し変わったところもあるが、目の前の校舎も周りの木々も眼下の風景も、あの頃のまま。

自分の黄金期にこの場所を選んだのが、そもそもの間違いだった。すべては自分の浅はかな考えのせい。ほんの一瞬の気まぐれ。それを取り消すことができなくて、悩んで、苦しんだ。あのときの苦しみの方が、今よりもはるかに大きかった。と言うよりも、今ではその苦しみに慣れてしまって、どのくらい苦しかったのかさえ思い出せなくなった。3年という年月が、苦しいとは感じさせなくなっていた。・・・それが、今でも周囲に溶け込めない理由。高校時代に一人も友人をつくらなかったことが、それからの自分の人生に大きな影響を与えてきた。

人間形成の一番大切な時期に、人とのコミュニケーションを絶ってきた。いつも一人だった。いつも一人でいたために、社会におけるルールを何も学んでこなかった。礼儀をわきまえないのも常識に欠けるのも、この頃に、人との交わりを避けてきたことが最大の原因。

一人でいることに抵抗はなかった。確かに最初はつらかった。だが3年の間に、一人でいることに慣れてしまった。ずっと一人で生きていこうと思っていた。実際、一人で生きていけた。いや、一人で生きているつもりになっていた。陰で誰かが支えてくれていることを、そのときには気づかずにいた。そんな大切なことに気づかないまま、結局10年間、相手に求められなければ、誰とも話をしなかった。

あれから18年が過ぎた今、社会に出て、普通に人と話をするようにはなった。仕事に支障を来たすことはない。自分の能力も、周りには認めてもらえている。だが、それ以上の関係には、いつも発展しない。すべては自分に原因がある。もう一歩先まで踏み込むことができない。自分で壁を作ってしまい、相手の懐に入ろうとしない。自分をさらけ出すことができない。それを相手には不審に思われる。でも今の自分には、それ以上のことができない。そういう習慣が身に付いてしまっていて振り払えない。あの忌わしい過去から、いつまでも脱却することができない。

その時どきは、それでも別に構わないという気でいた。だがいつしか、これからもずっとこのままでいるのかと考えるようになったとき、また苦しくなった。苦しさが次第に積み重なるようになってきた。自分の力だけでは処理できないようになった。そして、崩れた。変わらなくてはいけないと思うようになった。でも、どうすれば変われるかが分からなかった。

ここに来れば何かが変わるような気がした。自分の人生をもう一度やり直すなら、ここを避けて通ることはできないと思った。今までずっと避けてきた。でもここに真正面から向かい合えなければ、いつまでも今の状況が変わらない気がした。だから、無理をしてでも、どうしてもここに来てみたかった。そして・・・あの2試合に立ち会えた。

ここを去ったのが18のとき。ここでの3年間がその後の18年を支配してきた。今までの人生の半分。人生の半分を陽の当たらないところで過ごしてきた。

そして、これからの18年。あの2日間の体験が、これからの18年をつくってくれるかどうかは、分からない。あれから2週間が過ぎた。変わったなと思えるところは、今のところまだ何もない。ただ、変われるような予感だけはある。何かに行き詰まったとき、あのときの感動を思い出せば、何でもできるような気がする。少なくとも、そう信じている。あのときに流した涙は嘘ではなかったと、信じている。

20年前。

2005-10-27 01:37:19 | 野球好き
あのころは、阪神ファンだった。

子供のころは、ずっと阪神ファンだった。掛布のファンだった。いつも背番号31のTシャツを着ていた。左打ちに変えた。サードを守った。優勝したとき、バースに嫉妬した。掛布こそが阪神を優勝に導いたと、せめて自分だけはそう思った。

掛布が引退して、阪神への熱は冷めた。入れ替わりに、ホークスが福岡にやって来た。自分たちの世代にとっては、初めての地元球団だった。そのすぐ後に東京に行くことになったが、地元の誇りとして、遠くから弱小チームを応援した。

そのホークスが、今年、プレーオフでロッテに敗れた。

1985年―阪神が日本一になった年として、永遠に語り継がれている。
振り返ればこの年は、自分にとっても人生の分岐点だった。

2005年―交流戦初代王者、プレーオフの死闘、そして日本シリーズ4連勝。
今後この年は、ロッテの年として語り継がれることになるはずだ。
この年、自分にとってはどういう年として位置づけられるのだろう。


日本シリーズ終了。そして、僕も動き始める。

俺らは叫ぶ~

2005-10-26 01:35:01 | 野球好き
12球団一かっこいい応援歌。

♪タンタタンタタタタンタタンタタン、タンタタンタタタタンタタンタタンタン
俺らは叫ぶ~打て福浦打て福浦~
声援うけて~打て福浦打て福浦~~
勝利をつかめ オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!

・・・やったね!満塁ホームラン!!



千葉ロッテマリーンズ、選手およびサポーターの皆さんへ

明日は、最後まで手を抜くことなく戦ってください。
一度それで痛い目にあいましたよね。
一日も早く日本一になられることを、お祈りしています。

Xデー近し・・・

2005-10-25 01:38:48 | 野球好き
優勝を逃したことよりも、お前を失うことの方が、つらい。


城島が大リーグ挑戦へ シリーズ後にも正式表明 (共同通信) - goo ニュース


覚悟はしているつもりだけど、本当にそうなるのかと思うと、やっぱり切ない。仕方ないのかな?優勝できなかったから、来年はまだ残ってくれるような気がしていたけど。男気のあるお前のことだから、こんな中途半端な状態では行かないんじゃないかなって、少しは期待していたけど。

でも、今しかないんだよな。キャッチャーでメジャーに通用するのは、お前しかいないもんね。お前が育てたピッチャーも、立派に成長しているし。


沢村賞にソフトバンクの杉内 (読売新聞) - goo ニュース


キャッチャーとしてだけでなく、お前はまぎれもなく日本一のプレイヤーだ。守りで一流と言われる選手はたくさんいる。バッティングで一流と言われる選手もたくさんいる。でも、打っても守っても一流なのは、お前しかいない。日本の野球では、もうお前が満足するようなレベルじゃないんだろうな。

行けよ、ジョー!
お前の力を発揮してこい。九州男児の勇ましさを、アメリカ人に見せつけてやれ!

こっちは何とかやっていけるさ。今年お前がケガしたおかげで、他のキャッチャーでもやっていけることが分かったし。不幸中の幸いだな。来年こそはきっと優勝する。お前が俺たちのことを心配しないですむように。



でも、







うわーーほんとに行っちゃうの?ねえ、ほんと?もうその姿見られなくなっちゃうの?もうちょっと日本でやろうよ。日本の野球も楽しいよ。ジョーがいないと優勝なんてできないんだからさあ。


追記。
城島メジャー、25億提示のソフトBと決裂 (日刊スポーツ) - goo ニュース

こりゃ、ダメだな。。


追記の追記(10月27日)
城島、意志表示は来月へ 大リーグか残留で苦悩続く (共同通信) - goo ニュース

わたくしも、苦悩しております。

いざ、甲子園!

2005-10-24 01:22:47 | 野球好き
甲子園デモ、頑張ッテ、クダサイ!クダサイ!クダサイアイアイアイ!

ただいま録画観戦中。と言っても、結果は分かっておりますが。
あ、西岡打った!こりゃ点入るな。塀内?知らんなあ。まだ隠し玉があったのか。あ、もう1点入った。下手くそ、今岡。オイ!オイ!フランコ、オイ!オイ!

でも今日は俊介なんだろね、殊勲選手は。あの試合も、あのまま俊介が投げ続けていたら、どうなっていたことか。コバマサに感謝。

ロッテ、あまりにも強すぎて、もう何も言うことありません。

さあ、甲子園。ここでマリーンズファンにアドバイス。2年前、ホークスは福岡で2連勝の後、甲子園で3連敗してしまいました。甲子園には魔物が住んでいると言います。魔物を取り払うには、神様にお祈りするのが一番。



バレンタイン神社でしっかりお祈りしてください。

ところで、5回裏が終了したら現れる変な外国人(名前知りません)、クダサイアイアイ男は、日本シリーズ中にも登場しているのでしょうか?

快勝!快勝!

2005-10-23 00:10:14 | 野球好き
阪神の日本一が、霧の中に消えていく・・・

文句なし!
さすがロッテ!攻めても守っても、いいところばかり。♪打て福浦~のヒット、オーレッツゴーサブローのタイムリー、ララーラララーラーベニーのホームラン。今江も直行も、もちろん良かった。濃霧でコールドゲームになったけど、あれ以上やっても阪神にはどうすることもできなかっただろうね。

だけど、何と言っても、西岡。プレーオフの第1ステージからずっと目立ってる。守備もバッティングも完璧。盗塁失敗だけは惜しかったけど。ソフトバンクもこの選手にやられた。この選手が塁に出ただけで、点を取られた気になってしまう。塁に出さなくても、ファウルで粘られて、それだけでピンチの予感。敵にまわすと嫌だけど、味方になったらこんなにいい選手はいない。来年ウチでどう?

普段パリーグを見ない全国の野球ファンにも(そうでない人にも)、ロッテの強さ、パリーグの実力を充分に見せつけられたと思う。

でも、

やっぱりグッとくるものがあった。
プレイボール前、両チームの選手がグラウンドに整列しているのを見て、

どうしてソフトバンクじゃないんだ!って。

やっぱり現実を受け入れるのは、結構難しい。せめてロッテが日本一になれば、気が晴れる、のかな?

プレーオフ回顧(番外編)

2005-10-22 01:51:44 | 野球好き
ラーララーララーラーーオイ!オイ!オイ!

実は、プレーオフ第1ステージも観戦。



第1戦。渡辺俊介と松坂の先発。一回表西武の先頭打者がプレイボールホームランってドカベンの岩鬼みたいなことをやりよるし、西岡の三連続ファインプレーもあったり、堀の「幻の逆転満塁ホームラン」犠牲フライもあったりで、なかなか見ごたえのあった試合。

この日は完全に、ロッテの味方として観戦。と言っても、ロッテファンしかいないような状態だったけど。やっぱり今年のプレーオフはロッテが相手じゃないとね・・・とそのときは心底思っておりました。

ところでこのビッグフラッグ、もう何度も見ているけど、見るたびに涙があふれてくる。野球好きだということを実感させてくれる瞬間。一度はこの中に入ってみたい。ロッテはね、何だかんだ言って、嫌いじゃないですよ。はい。

いよいよ日本シリーズ。ここはひとつ、一週間限定で・・・

ロッテファンになります!

♪俺た~ちの~誇り~ちばマリンズ~~♪・・・歌えます。

プレーオフ回顧(総括編)

2005-10-21 01:59:39 | ホークス
紙一重。それが命取り。

今年初めて行われた交流戦の順位。
1位ロッテ
2位ソフトバンク
3位阪神
阪神の立場から見ると、
対ロッテ戦:2勝3敗1分
対ソフトバンク戦:2勝4敗
阪神が負け越したのはこの2チームだけで、あとの4チームには勝ち越し。

レギュラーシーズン、ロッテ-ソフトバンクの対戦成績は10勝10敗。お互いに唯一勝ち越しできなかったチーム。

プレーオフ、ロッテ3勝ソフトバンク2勝。・・・これがすべて。

来年がんばりましょう!!


◆おまけ画像◆

ムネリン別角度


花火1分前


今年の流行語大賞「ゼッタイニ、アリガメナイ!」


この人が来ると必ず勝利(最終戦来てくれた?)

プレーオフ回顧(黒軍団編)

2005-10-20 01:45:08 | 野球好き
L・O・T・T・E オーーーロッテ!

10月16日、福岡ヤフージャパンドーム観客数34,772人。ソフトバンクファンとロッテファンの比率は、推定99:1。1塁側とライトスタンドには当然ソフトバンクファン以外いるわけがなく、僕が座っていた3塁側も、ロッテファンは1ブロックに2,3人いる程度。ときどき聞こえる「ひろゆきー」の声が、空しい。
そしてレフトスタンドがこちら。


黄色い風船のないエリアが、ロッテファンの占拠地。黒い軍団。前日はもっと少なかったと思う。ここ以外は約357度ソフトバンクファンという中で優勝したロッテというのは、ある意味賞賛もの。それからロッテファンも。この人数しかいなくても、それが一つになったときの応援は物凄い。ドーム中に響き渡っていた。

マリンスタジアムには、対戦相手がソフトバンクではなくても、よく試合を見に行く。ソフトバンク以外のときは、いつもロッテの応援。だから、ほとんどの選手の応援歌は覚えてしまった。お気に入りは福浦とベニー。いつかはライトスタンドで、とんだりはねたりしてみようと本気で考えている。

それにしてもこのジェット風船、膨らませるのが本当に大変。いまだにコツがつかめない。この日は隣に座っていた女性に頼まれて2つ膨らませたけど、もう頭クラクラ。どうやると楽に膨らませるんだろう?

プレーオフ回顧(予感編)

2005-10-19 13:14:05 | ホークス
「小林雅英」と「こば」の共通点

あの第3戦、9回裏一死1塁、大道のボテボテの打球を、ロッテ小林雅英が1塁に悪送球してチャンスが広がったとき、僕の頭によぎったのは、5月6日の横浜対ロッテ。この日はセ・パ交流戦の初戦。パリーグで好きなのは当然ソフトバンクだけれども、セリーグなら、昔住んでいた街ということもあって、横浜ベイスターズ。日本一になったときは、そりゃもう大騒ぎで。で、記念すべき交流戦初戦ということもあって、雨降る中この試合を横浜スタジアムで観戦しておりました。

9回裏、横浜0-1ロッテというスコアで、先発の清水直行が先頭打者に死球を与えたところでマウンドに立ったのが、小林雅英。この日も小林は調子が悪くて、一死満塁になり、村田にヒットを打たれて、ロッテのサヨナラ負け。僕が生で初めて見たサヨナラゲームでした。

あの試合、あの時点では4点差で、まだまだソフトバンクには不利だったけど、結果的に追いつけた。そしてサヨナラ。もしかしたら、この投手とは相性がいいのかも。。

第5戦の9回裏にも小林がマウンドに。二度あることは三度。ソフトバンクにとって唯一の誤算は、「こば」がスタンドにいなかったことか・・・ちょっと言い過ぎ。

おまけの1枚。

ドームの花火。見られるとは思わなかったな、あのときまでは。

0.5の重み

2005-10-18 02:03:18 | ホークス
「5ゲーム差で1勝のアドバンテージ」、このルールを作った人に、感服。

今年観戦したソフトバンク戦全結果・・・

3/26 ○ソフトバンク3-1日本ハム
4/2 ○ソフトバンク5-4ロッテ
4/23 ○ソフトバンク6-4西武
5/7 ○ソフトバンク4-2ヤクルト
5/14 ×ソフトバンク2-3中日
7/9 ×ソフトバンク0-4西武
7/13 ○ソフトバンク7-3日本ハム
8/24 ○ソフトバンク2-1ロッテ
9/24 ×ソフトバンク5-6西武
10/15◎ソフトバンク5-4ロッテ
10/16○ソフトバンク3-2ロッテ

8勝3敗、勝率.727。ロッテの勝率など相手にならない。まして阪神なんて。ただ気になるのが、負けた3試合のうち2試合がサヨナラ負け。しかもリードしていてからの逆転負け。最悪だったのが、9/24の西武戦。9回2点差つけていたところから、ワンアウトも取れずにはね返された。

今年ソフトバンクとロッテのゲーム差は、4.5。昨年ソフトバンクと西武の差も4.5。あと0.5だけあれば、アドバンテージを取ることができた。0.5…あと1勝だけしていれば到達することができた、大きな壁。

プレーオフを含めた48敗のうち、勝ちを落としてしまった試合はいくつもあるに違いない。そのうちの1つでも落とすことがなかったら、アドバンテージ1勝を得て、プレーオフ第4戦で優勝することができていた。でもそんなことは、昨年の時点で分かっていたはず。昨年と同じ過ちを、また今年も繰り返してしまった。優勝を逃したのは、単に今日の試合に負けたからではない。48の敗戦の中のどれかに、油断があったから。慢心していたから。

今この目の前の勝負に全力で戦う――それが今日の敗戦で得た教訓。



一から出直しだな。俺もあんたも。

パナマの侍

2005-10-17 01:41:51 | 野球観戦記
ゼッタイニ、アキラメナイ。

GAME4・・・

今日もドームにいられることを、バティスタに代わって、神に感謝。

昨日の余韻冷めやらぬドーム内。全く負ける気がしない。初回ロッテに先制されても、ズレータのホームランですぐに追いつき、再度リードされても、またもズレータのホームランで逆転。

チョップ!チョップ!パナマウンガー!!この人の好きなところは、パワーとか研究熱心とか、そういう野球に関する部分ではなく、日本に溶け込もうとしている姿。日本の野球、文化、生活、言葉。日本が好きだと言ってくれる外国人選手は、チームに関係なく応援したくなる。だから実は、バレンタインも自分にとってはお気に入り。こういう人達ほど、アメリカでの実績に関係なく、日本で活躍している。
・・・そういうところなんだな、今の自分に欠けているのは。すべてが自分の論理で、周りを見ようとしていない。自分で壁を作って、相手の懐に入ろうとしない。相手のことを知ろうとしないのに、自分のことは分かってほしいと願ってる。うまく行かないはずだ。これから改めよう。「絶対にあきらめない」、パナマ人から素晴らしい日本語を教えてもらった。

試合の前半は点の取り合いだったが、後半は息詰まる投手戦。ロッテは小林宏之の完投、ソフトバンクは継投策。ロッテファンの応援が熱狂的なのは有名で、昨日も今日も、レフトスタンドのごく一部にしかいないファンの応援歌がドーム中に響き渡っていた。でも今日それを上回っていたのが、ソフトバンクファンの、守備のときの声援。それも鳴り物なしで、声と手拍子だけ。最後の、フランコに対するロッテファンの応援も、馬原に対する声援に掻き消されていた。これで2勝2敗のタイ。明日がいよいよ最終決戦。

明日の朝には東京に戻らなくてはならない。後ろ髪引かれる思いだけど、この2試合を見れただけでも十分満足できた。第4戦までには結着が着くと読んで、2試合分のチケットと休みを取っていたが、2連敗で始まり、王さんの胴上げを見られないことが決まった時点で気持ちに張りがなくなり、おまけに出発前日、精神的にはボロボロになってしまい、取りやめようという気にもなっていた。でも、本当にここ(福岡)まで来て良かった。ただ単に勝ち試合を見れただけでなく、自分の人生観を大きく変えるきっかけにもなった。野球の素晴らしさを改めて知った2日間だった。明日は、ソフトバンクが勝てば当然うれしいけど、ロッテが勝ったとしても悔しい気持ちはしない(はず)。・・・唯一の心残りは、松中のホームランが見れなかったことだけど。



明日もいい試合であってほしい。ソフトバンクファンとしてではなく、一野球ファンとして。

奇跡の目撃者

2005-10-16 01:36:11 | 野球観戦記
今日、初めて奇跡を見た。

これが奇跡の形。


実は昨日の深夜、精神的にまいってしまって、福岡に行くのも中止しようかと悩んでいたところ。それでも何とか力を振り絞って家を出て、いつもは飛行機で行くところを、今回は途中で体調が悪くなってしまうことを恐れて、初めての新幹線帰郷。5時間もの間、これまでの人生を振り返ったり、これからどうするかを考えたり、途中の駅で涙があふれたり。結局一睡もできないまま、開幕戦以来の福岡ドーム入り。

試合は完全にロッテペース。新垣の調子は決して悪くはなかったけれども、いつの間にか0対4。9回表が終わったときには、ロッテの優勝はすぐそこにあった。渡辺俊介-薮田-小林雅英、1週間前にも見た光景。来週は日本シリーズ見に、また千葉まで行こうかな?チケット取れるかな?・・・って思いも正直よぎった。

例えば10.19とか、ブライアントの4連発とか、槇原の完全試合とか、そういう歴史的な試合をこの目で見たいから、何度も球場に足を運んでしまうんだと思う。自分の心がどん底の状態でも、わざわざ福岡までやって来たのは、それが一番の理由。だから、9回裏の奇跡も10回裏の感動も、きっと一生忘れない。人間は何でもできるんだってことを教えてもらった。すべてを失いかけていた自分に、一からやり直す勇気を与えてくれた。明日からも生きていく希望をくれた。あんなに声を張り上げて応援したり、涙を流したり、あとアルコール抜きで野球を観戦したのは初めて。今も涙が止まらない。もし優勝できなくても、今日の試合を見れただけで、もう大満足(…するかどうかは分からないけど)。

殊勲打を放ったのは川だけど、今日は皆で勝ちをもぎ取った感じ。選手とファン全員で。
でも、

ムネリン!あんた、ほんなこつ、よか男バイ。