こばさん

更新は終了しました。

道遠し、富岳写真家

2007-12-25 01:36:11 | 富士登山(準備編)
初めて東京で富士山を見たのは、
羽田空港へ向かうモノレールの中から。
東京からでもこんなに大きく見えるのかといたく感動したもの。
ときは95年の1月1日。
あの年はいい年だったなあ。

ということもあって、
富士山を撮りたくてこの1ヶ月は羽田に何度も通いつめたりなんかして。
おまけに一眼レフも買ったりなんかして。

前の日には天気予報をチェックして、
家を出る前にライブカメラでチェックして、
これはいけるぞ!と馳せ参じてみるのだけれど
着けばいつも雲が邪魔をする。

今日も朝の9時にはバッチリだったはずなのに、
到着した11時にはこんな感じ。



アップにしても、



羽田までの交通費も結構かかるんだけどねえ。
そろそろ決めたいんだけどねえ。
道は険しいねえ。



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富士山半周の旅、不発

2007-12-16 23:22:43 | 富士登山(準備編)
昨日、まあ予告通りに富士山に行ったわけですよ。
正確には富士五湖ですがね。
欲張って河口湖→西湖→精進湖→本栖湖と。
結果は、うーーん・・・

快晴なんだけど、
富士山の周りだけに雲が集中。

ここでも、


ここでも、


ここでも。


ここなんか、


雲がなかったら絶景ですぜ。

澄み渡った青空に雪の白さが映える富士山の写真ってよく見るけど、
皆さん大変苦労してるんでしょうなあ。
撮り方も含めて、あっしももっと勉強しないと。

そんな中で、まあ少しはいいかなと思えるのが、

「なんとなく逆さ富士」

もっときれいに撮りたいものですなあ。

ところで、樹海にも行ってまいりましたよ。青木ヶ原ね。



目を凝らしてみると、違ったものが見えるかも。



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富士山睡眠300年

2007-12-15 02:01:51 | 富士登山(準備編)


あ!また更新サボった!!
・・・されど『こばさん』は不滅です。

最近会社での僕の評価は、
「野球バカ」から「富士山マニア」に一変。
星野JAPANも横に置いて、
富士山のうんちくを得意げに語っております。

さてご存知の通り、富士山はただいま睡眠中の休火山。
では富士山が最後に噴火したのはいつかというと、1707年の12月16日。
つまり、今からちょうど300年前の明日。
今年は富士山にとって節目の年なわけであります。

この最後の噴火が、いわゆる宝永大噴火(詳細は⇒⇒コチラ)。
このときは頂上からの噴火ではなく、脇っ腹から。
上の写真、左斜面にえぐれたところがあるけれど、ここが爆発地点。

そして出来たのが宝永火口。
間近で見るとこんなところ。



ここには夏に行って来たけれど、
目の当たりにするとかなりの迫力。
本当はこの中にまで入ってみたかったけれど
このときは体力の限界!と気力もなくなって、断念。
春になったらまた行きますかね。

最後の噴火からちょうど300年。
そんな節目の年に初めて登り魅了されたのは、何かの因縁かも。
せっかくだから一度くらいは噴火するところを生で見てみたいものだけど、
被害は甚大だろうし登ることもできなくなるだろうから、
まだまだ眠っていてほしいかも。

というわけで、日付変わって本日、またまた富士山に行ってきます。
どんだけーー。


P.S.
今年夏の富士登山のアルバムをつくりました。
左のブックマークからスライドショーでご覧ください。



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ホワイト富士山

2007-11-17 22:40:50 | 富士登山(準備編)


あ!更新サボった!!
たまには、ですな。・・・いやあ毎日です。


今日は久しぶりに富士山へ。
夏の富士山もいいけれど、やっぱり雪化粧をした富士山が見たくて。
合わせて村田くんのホームラン王獲得のお礼参りに。
3ヶ月ぶりの今年3回目。そして初めての河口湖口。



標高2305m。
ここはもう下界とは違う世界。
気温は2℃。もう冬ですよ。


聞いてはいたものの、
やっぱりこの登山口は他とはちょっと違う。



都会ですわ。店も多いし観光客も多い。
今日もたくさん来ていて、しかも4分の3くらいは外国人。
聞こえてくるのは外国語ばかり。
さすがFUJIYAMA。


ここからの登山も考えて、ちょっと登山道も偵察。



もう一般的には通行止め。
まあそれでも頂上アタックを目指す人もいるし、
ちょっくらひと歩き。



さすがに人気No.1の登山道なだけあって、
きれいに舗装されている。
とても山だとは思えず。

こんな所もござんした。



氷柱。
ちょっと軽装ということもあって、
かなりブルブル。

20分歩いたところで、ここから先が本格的な登山道。



この先は、来年のお楽しみ。


自分にとっては今年が富士山ファースト・イヤーだったけど
一応主要4ルートの登山口は制覇。
来年は4つとも登って、
「富士山グランドスラム」を達成するかな。



現在の富士山⇒⇒⇒

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富士登山・決戦前夜

2007-07-17 01:11:52 | 富士登山(準備編)
すべてはこの決戦のために。


(すべてを一人で背負う男、松中信彦)

もう二つ寝ると、富士山です。
富士登山を決意したのは、つい1ヶ月前のこと。
ほとんど勢いだけでここまで来ましたが
とうとうその勝負に挑むときとなりました。

「山は人生」だと言われます。だとすれば、
一人で計画し、一人で準備し、一人で実行するこの登山は、
まさしく自分自身の生き方そのものです。

そしてそれがもし本当だとすれば
今回の登山は失敗に終わるかもしれません。
一度目の挑戦で成功したことなど
これまでの人生で一度も経験したことがないのです。

しかしその失敗を糧にして
二度目か三度目か、あるいは何度目か分からない回数での挑戦において
必ず成功を収めてきたのも、また自分の人生でもあります。
成し遂げられなかったのはプロ野球の選手になることぐらいです。
(それもまだ完全にあきらめたわけではありませんが・・・)

仮に今回登頂できなくても、
ご来光を拝むことができなくても、
愛しのあの人に手紙を送ることができなくても、
富士山は逃げはしません。
再度挑戦できる日は必ず来ます。
今回の経験が必ず次に活かされるはずです。

・・・ってくらいの余裕を持って挑戦しましょう。
天気予報に雨が入ってきましたよ。
まあそうでなくても降る可能性が高いでしょうが、
でもこれで、せっかく買った雨具が無駄にならずに済みそうです。

おまけに山頂の最高気温が6℃。最低気温が-1℃!
真冬の東京でもここまで冷えるのはめったにないですよ。
防寒は厳重に。

登山スタートは13時に変更しました。
早く着く分には問題ないですからね。
でも前日は仕事が0時まで。
それでもって起床が5時。
寝られるのは長く取れたとしても4時間。
これは・・・どうでしょうね。
失敗したときの一番の反省点になりそうです。

さて、これで準備編は終了です。
果たして綿密な準備の甲斐はあったのでしょうか?
正解は実況中継編にて。
それでは皆さま、無事に生きて帰ることをお祈りください。



富士山頂の天気こちら
7月18日:曇りときどき雨,予想最高気温5℃,予想最低気温4℃
7月19日:曇りときどき晴れ,予想最高気温6℃,予想最低気温-1℃

現在の富士山⇒⇒⇒

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富士登山準備・最終段階

2007-07-16 00:00:00 | 富士登山(準備編)

(タイトル争いから忘れ去られた、村田修一)

大変なことになりました。
前々回紹介したスパッツ、
買うのを忘れてました!!

おかしいなあ。
帽子とかソックスと一緒に
てっきり通販で注文したつもりだったんですけどね。
これがないと下りは大変。
靴の中が砂まみれになってしまいます。
明日仕事前に速攻で買いに行きます。

いやあ大丈夫でしょうかね。
他に何か買い忘れているものはないでしょうか?
今荷物を積めながらチェック中です。

この荷造りって、かなり大変ですね。
軽いものを下にして、重いものを上に持ってくる
というのは分かってるんですけど、
いざやろうとすると、なかなかうまく積み込めない。
慣れたら簡単なのでしょうか?
でも2回目はないかもしれませんけど。

荷物次第で登山の苦楽が決まりますから
結構あなどれません。
あと3日。
闘いはもう始まってます。



富士山頂の天気こちら
7月18日:曇りときどき雨,予想最高気温4℃,予想最低気温0℃
7月19日:晴れときどき曇り,予想最高気温7℃,予想最低気温0℃
4℃って・・・。

現在の富士山⇒⇒⇒

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富士山のデンジャラス度~③悪天候~

2007-07-15 00:45:55 | 富士登山(準備編)

(嵐を呼ぶ男、川宗則)

世間は3連休らしいですね。
僕は3日とも仕事です。
早く世間並みに休みが取れるようになりたいものです。

さて、この3連休中に富士登山を予定していた人って
たくさんいらっしゃったんでしょうね。
山小屋も満室のところが多かったですし。
非常に残念な結果となってしまいました。

さてさて、富士山に限らず山の天気は変わりやすいもの。
台風とまではいかなくても、危険と隣り合わせになる状況は生まれます。
豪雨、強風、低温、落雷などなど。
雷が鳴っているときは携帯の電源を切っておかないといけないそうです。
着信があったときそこに落ちるらしくて・・・。
これは怖い。

でも、僕が一番恐れているのは、強風です。
お鉢巡りもしたいと思っているのですが、
ここで強風に吹かれたら、火口に真っ逆さまでしょう。
ただ、もし火口に落っこちても生きていた場合、
誰か救出してくれるのでしょうか?
ずっとそこで生活しないといけなくなると、つらいです。。

何はともあれ、個人的には今のうちに台風が来てくれて助かったところ。
台風一過となって、登る日には晴天となってくれれば、これ幸いです。



富士山頂の天気こちら
7月18日:曇り,予想最高気温6℃,予想最低気温0℃
7月19日:晴れときどき曇り,予想最高気温7℃,予想最低気温0℃
ご来光日和でしょうか。

現在の富士山⇒⇒⇒

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富士登山のお供~④スパッツ~

2007-07-14 01:21:18 | 富士登山(準備編)

(お前の野球人生はもう下っていくだけなのか!?清原和博)

須走口の登山道は、
登りが5時間半で下りが3時間。
当然下りの方が時間はかからないわけですが、
でも体の負担の方はどうでしょう?
下りの方がきつそうに感じます。
確か箱根駅伝でも、選手がリタイアしてしまうのは
登りよりも下りの方が多いと言っていたような言ってなかったような・・・。

さて、下りの須走口の特徴は「砂走り」。
これ、写真で見たり文章で読んでる程度なので
詳しいことはよく分からないのですが、
要は走って下って行くみたいです。
それも一歩で3mぐらい下れるそうですよ。
ちょっと想像つきませんが、何だか面白そう。

さてさて、その砂走りでの必需品がスパッツ。
スパッツと言っても、こっちではありません。
こっちです。
今まで全く縁がなかったものですが、
これぞ登山道具って感じですね。

砂走りは、須走口よりも御殿場口の方がもっとすごいそうです。
「大砂走り」と言うくらいですから。
なので下山はそっちの方からやってみたいとも思っているのですが、
今のところまだ開通してません。
あと5日で解けてくれないものですかね。



富士山頂の天気こちら
7月18日:曇り,予想最高気温6℃,予想最低気温0℃
7月19日:曇りときどき晴れ,予想最高気温7℃,予想最低気温0℃
これなら何とかなりそう。

現在の富士山⇒⇒⇒

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富士登山のお供~③ヘッドランプ~

2007-07-13 01:30:39 | 富士登山(準備編)

(なかなか光り輝かない的場直樹)

昨日山小屋に宿泊予約の電話を入れました。
「何時に五合目を出発しますか?」ときかれたので
「3時半です」と答えたところ
「大丈夫ですか?」と言われてしまいました。

さて一体何が問題なのか?と言いますと・・・
五合目から宿泊予定の山小屋まで5時間かかります。
ということは到着は8時半ごろ。
そうなんです。この時間にはもう日が落ちているんです。

山小屋の方も日が暮れてからの登山を心配していました。
「できれば日が沈む前に来てほしいんですけどね」と。
そりゃそうですよね。おまけにこっちは初登山ですから。
うーん、やっぱりその辺のスケジュールは再考した方がいいのかもしれません。

さてさて、夜に登山をするなら当然のこと、
昼間しか歩かないつもりでも必ず持って行かなくてはならないのが、
ヘッドライト。
予定よりも遅くなってしまうかもしれませんからね。
岩場を登ったりするときには両手が必要なので、
懐中電灯ではダメ。

実は家には懐中電灯もないので、
停電になったら困ってしまうのですが、
当然ヘッドライトも持っているはずがなく・・・。

そこで買いました。グリーンライフで1900円!
大抵は5000円ぐらいするんですけどね。
案外安く済みました。
これで関東大震災が起きても平気です。
予備の電池も忘れずに。



現在の富士山⇒⇒⇒

現在のランク⇒⇒⇒

富士登山スケジュール

2007-07-12 00:00:00 | 富士登山(準備編)

(この男で締めれば予定通り、馬原孝浩)

さて、ようやく富士登山の正式日程が決定しました。

7月18日(水)~19日(木)

となります。
会社のポジション上、2連休を取るのは難しいんですけどね。
アルバイトを総動員させました。
富士山のお土産を買ってきてあげようと思います。

さてさて、どういうスケジュールで富士山を登るかなのですが、
1ヶ月前の自分がそうでしたが、富士登山をよく知らない方のために
一般的なスケジュールをお伝えしますと、こんな感じ・・・

五合目で1時間ほど休憩⇒12時ごろ出発
⇒約5時間後、七合目または八合目の山小屋に到着
⇒夕食・仮眠⇒翌日0時~2時ごろ起床・出発
⇒約2時間で山頂⇒ご来光
⇒下山

ツアーだと大体こんなスケジュールです。
ポイントは深夜に起きてからの夜間登山でしょうか。

確かに山頂でご来光を見るとなれば、深夜に歩かなくてはなりません。
しかし今回単独登山をする僕としては、これはちょっと不安。
初登山で一人で深夜の道を歩くのは怖いですね。

ということで、こんなスケジュールを立てました。

14時30分、五合目到着⇒1時間ほど休憩
15時30分ごろ出発
⇒約5時間後、本八合目の山小屋に到着
⇒夕食・就寝
⇒翌日4時ごろ起床
ご来光
⇒出発⇒約1時間後、山頂
⇒お鉢巡り
⇒下山

山頂でのご来光は捨てました。
夜間登山は大変だし、山頂は寒いですからね。
山小屋でご来光を見てから山頂を目指します。

それから気になる登山道ですが、須走口を選びました。
やっぱり河口湖口は僕には似合いません。
下りも須走口の予定ですが、御殿場口も面白そうな気がします。
ただ、現在のところ御殿場口の方は
残雪のため通れないみたいなんですけど。
あと1週間で溶けてしまえばいいんですけどね。

ですがこのスケジュールでは一つ問題があります。
プロの方ならすぐに分かるでしょうが、
一体何なのか?・・・・・それは次回の講釈で。



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富士山のデンジャラス度~②高山病~

2007-07-11 19:03:55 | 富士登山(準備編)

(体内の酸素で燃え上がる、斎藤佑樹)

沖縄に行ったときのことですが、
泊まったホテルに酸素吸入器が置いてありました。
酸素と言えば、
ベッカムのケガが早く治ったとか
ハンカチ王子の疲労を早く回復させたとか
その効果がいろいろ言われています。
その機械にも、「ダイエットに効果あり!!」
なんて書いてあったので思わず試してみました。

それから一週間後、
東京に帰ってから電気店でPCグッズを買いに行ったところ、
偶然見つけました。酸素吸入器
お値段29,400円!!
にもかかわらず速攻で買いました。
こんなに高い衝動買いは初めてです。

それから4ヶ月。毎日欠かさず吸っていますが、
やっぱり体重には変化なし。
僕の脂肪は酸素くらいでは燃えてくれないようです。

さて、たとえ健康な人であっても
富士登山で十分に気をつけなくてはならないのが、
ご存知、高山病。
富士山五合目でさえ標高2000m超。
これだけの高さのところに立ったことがないのに、
3000mを超えたら自分の体はどうなってしまうのでしょうか?

症状として表れるのは、頭痛・吐き気・めまいなど。
ああ、これよくやりますよ。二日酔いですが・・・。
って、そんなレベルじゃないんでしょうね。

高山病になったときの対処法はたった一つ。
下山することです。
前回の話ともつながりますが、無理をしないことが大事ですね。



現在の富士山⇒⇒⇒

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富士山のデンジャラス度~①死亡率~

2007-07-10 21:12:20 | 富士登山(準備編)

(球界一デンジャラスな男、フリオ・ズレータ)

こちらのデータをご覧ください。

7月12日 PM2:20頃  六合目 58歳女性が、登山中に発病(死亡)
7月24日 AM2:30頃  山頂 59歳男性が、悪天候を無視して山頂を目指し、お鉢巡り中に火口へ転落(死亡)
7月25日 AM4:30頃  九合目 25歳男性が、御来光を拝んでいたところ山頂からの落石が直撃(重傷)
7月26日 AM3:50頃  山頂付近 59歳女性が、お鉢巡りの最中浮き石につまずいて転倒(重傷)
7月30日 AM6:00頃  八合目 12歳小学生男子が、高山病となり救助要請(無事救出)
8月 1日 AM8:00頃   八合目 64歳女性が、登山中にバランスを崩して 後方に転倒(軽傷)
8月 2日 PM4:10頃   八合目 52歳女性が、登山中に足を滑らせて転倒(重傷)
8月 3日 AM7:00頃   八合目 65歳男性が、山頂からの下山中 足を滑らせて転倒(重傷)
8月 4日 PM2:00頃   七合目 71歳男性が、登山中に発病(死亡)
8月12日 AM7:00頃  六合目 63歳女性が、下山中に足を滑らせ転倒(重傷)

これはある年に起きた7月・8月の富士登山での事故の状況です。
軽傷は当然のこと、残念ながら亡くなられた方もいらっしゃいます。
「発病」ということはもともと持病をかかえていたということでしょうか。
死ぬことはない病気しか持っていない僕にはさほど関係ないでしょうが、
「お鉢巡り中に火口へ転落」は自分にも起こり得ることでしょう。

確かに登りやすい山なのかもしれませんが、
そこは3000mを超える世界。
想像を超える事態が起こっても不思議ではありません。

一応来週に登山予定なのですが、
今回の登山のテーマを、

生きて帰る!

としたいと思います。
まあそこまでオーバーに考える必要はないのかもしれませんけどね。

富士山に登って、ご来光を見たいとかお鉢巡りをしたいとか
山頂郵便局から愛しのあの人に手紙を出したいとか、
やりたいことはいろいろあるんですけど、
それも生きて帰ってこそ意味のあること。
死の代償にはしたくはないです。
野球で死ねたら本望ですが、山で死ぬのは望むところではありません。

ということもあり、
来週の登山で天候の悪化・体調の悪化が起きれば
すぐにあきらめて下山または中止にすることにします。
その代わりに、8月の下旬に再度トライしたいと思います。
「この一回だけ」と限定してしまうと緊張しますからね。
緊張すると自分の力が出せないのはいつものことです。

初めてのことなので何やかやと考えてしまいます。
まあ無事に終われば何よりです。
帰って来れば体験記でも書くつもりですが、
もし1週間たっても更新されなかったら・・・
そういうことだと思ってください。



現在の富士山⇒⇒⇒

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クラウデッド富士山

2007-07-09 00:00:00 | 富士登山(準備編)

(このくらいスカスカだといいのですが・・・)

こちらの数字をご覧ください。

2006年:167,000人
2005年:126,200人

これは夏の富士山の登山者数です。
南アルプスが90,000人、八ヶ岳では5,000人ですから
その数は群を抜いています。
僕を含めて、登山には興味がなくても富士山には登ってみよう
という登山素人が多いのでしょう。
(以上の数値は山梨県警察本部発表のものため、山梨県側からの登山者数のみかもしれません。つまり、静岡県側からの分も合計するともっと多いということ)

さて、富士登山のシーズンは7月・8月の2ヶ月間。
それ以外の時期は環境が苛酷なため、素人は登ることができません。
なのでこの2ヶ月に集中してしまうわけですが、
そのために異常なほどの混雑を見せるらしいです。
この富士登山を決めていろいろと調べていく中で
一番驚いたのはそこでした。

まずはご来光渋滞。
ご来光をどこで見たいかとなると、
やっぱり山頂で、ということになります。
それを目指す人たちで、日の出前の山頂付近は渋滞になるとのこと。
なかなか動けないらしく、おまけに寒い。
これでちゃんと拝めればいいですけど、
天気が悪かったら疲労感はこの上ないですね。

それから山小屋。
週末やお盆休みなんかだと、1つの布団で2人とか3人が一緒に寝ないといけないらしく・・・。
2人で寝るときは、それぞれの体を上下逆さまに
つまり自分の顔のところに相手の足がくるように寝るそうで・・・。
3人になったら、みんなが横向きで就寝。
人間の体は横に向くと幅が狭くなるので、その分スペースをとれるとか・・・。

恐ろしい世界です。
ただでさえ人混みが嫌いな僕に耐えられるでしょうか?
ちなみに野球を見に行くときには、
指定席を買っても隣りに誰か座っていたら
他の空いているエリアに勝手に移動しています。

なので絶対に週末・お盆は避けたいところです。
今のところはその方向で予定を立てています。
問題は会社を休めるかどうかですが・・・
なんとかしてちょうだい。



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富士登山のお供~②靴~

2007-07-08 21:25:41 | 富士登山(準備編)

(自慢の足で現役最高盗塁数、石井琢朗)

靴がどれだけ重要かというのは、
ほとんどの方が理解していただけると思います。
合わない靴を履いて歩くことほどつらいものはないですよね。
しかもそれが登山となればなおさらです。

僕の足のサイズは27cm。
まあ驚くほどではないですが、大きい方です。
でも普通の靴を買いたい場合、このサイズって結構微妙なんです。

大体どの店も26.5cmまでは品数豊富に置いてあるのですが、
27cmになるとそれが極端に少なくなります。
でも大きいサイズの店に行くと、27cmは小さい方になってしまうので
やっぱり置いてなかったりします。
どっちにしたらいいのか難しいサイズ。
なので26.5cmを無理して履いたりした時期もあったのですが、
そのせいで右足の指はちょっと外反母趾気味。

さて、富士登山の場合は普通の靴では当然ダメですが、
かと言って本格的な重厚な登山靴である必要もなし。
ということで買ったのがGTホーキンスのトレッキングシューズ
定価8,295円のところを、ABCマートで7,140円で。
でも店のお姉ちゃんに「この靴、防水機能が完璧じゃないんですよ」
と言われて、2,000円の防水スプレーも買わされました。
まああれば便利なのでいいんですけど。

以前にもちょっとだけ書きましたが、
僕がウォーキングで履いている靴は、1.4kgあってかなり重いのですが、
今回買ったトレッキングシューズは約600g。
今試し履きしていますけど、もう軽いのなんのって。
これなら自由に空も飛べるはず。
たぶん着地には失敗しますが。



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富士山トレーニング

2007-07-07 00:00:00 | 富士登山(準備編)

(太りすぎのためオールスター落選、村田修一)

今日会社で健康診断がありました。
毎年この時期に行うのですが、医者に怒られてしまいました。
なぜなら・・・この一年で10kg太ってしまってるから!

おかしいなあ・・・。何でこんなに太ったかなあ・・。
食事の量っていつもそんなに多くないんですよ。
休みの日には酒の量が多いですけど。
そりゃあ確かに、一時期ピーナッツチョコレートとシュークリームを毎日食べたりしていましたが。

その対策として、毎朝ウォーキングをしています。
ちょっと早歩きで約40分。
人間の通常の歩く速度が時速4kmと言いますから、
毎日3~4kmは歩いているでしょうか。

でもこれがダイエットにはつながらないんですよね。
全然やせない。
体質なんでしょうか?それとも歩き方に問題があるのでしょうか?
ただここ数ヶ月は、太らなくはなりました。
それだけでも効果があるということでしょうかね。

というわけで歩くことには全く苦を感じません。
富士登山の場合、河口湖口から登るとすれば、
登りが5時間半(7.5km)、下りが3時間(7.6km)。
全然抵抗感はないです。
もちろん、横に7km歩くのと上に7km歩くのとでは違いますが。
でもむしろ、とばしすぎて途中でくたばってしまうのではないかと心配しているところです。

富士登山を決めてからは歩くのにも一層気合が入ってきました。
ついでにこれで体が絞れてくれるといいのですが。
でも遭難したとき用に脂肪を溜め込んでおくのもよいのかも・・・。



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