ついに日本一ダ!
・・・と喜びたいところだけれど、何だかすっきり喜べない。
2005年の敗戦から、まだ時間の針が進んで行かない。
なぜだろう?
あのプレーオフ、
松中が優勝を逃した戦犯だと言われたが、
直接の敗因は馬原が逆転打を許してしまったから。
あのときの彼の悔しさは、きっと誰にも想像できない。
この日本シリーズで、馬原を信頼できないのは分かる。
それでもホークスの守護神は馬原。
馬原が最後の舞台に立ってこそ、
日本一を勝ち取ることに意味がある。
自分自身、人生を変えると誓ったこの年、
結局何もつかみ取ることはできなかった。
順調に歩みを進めてきたものの、
最後の最後でほんの少しのミスでつかみ損なってしまった。
9月30日と10月2日に西武ドームに行きながら、
優勝を決めた10月1日には胴上げを見られなかった。
悲願のクライマックスシリーズ突破も
目の前で見ることができなかった。
結局この2011年は自分にとって何だったのか。
自分の人生を振り返るとき、意味のある年だったと
胸を張れる年になるよう、これからの人生を歩もう。
少なくとも、来年は最後のマウンドに立っていられるように。
現在のランク⇒⇒⇒