妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります

阪神・淡路大震災、『 1.17 慰霊の集い 』に寄せる想い

2024-01-18 20:14:08 | 人として生きたい


Arab News Japan 発

https://www.arabnews.jp/en/japan/article_112960/


サウジアラビアを拠点に情報発信活動を行なっている、 Arab News が 1995年 1月17日に起きた 阪神・淡路 大震災で犠牲になった方々への慰霊の集いを、英文で、世界に発信しています。
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被災した人によって想いは様々でしょうが、1995年 1月17日、自宅全壊の被害を受けた僕にとっては、1995年の出来事は、忘れられるならば忘れたい出来事の日々でした。だから、能登半島での地震での被災現場の映像や画像を見ると、あの日々を思い出してしまうのか、胸が苦しくなり、話題にする事を避けています。しかし、僕以上に、家族や親族、大切な友人を亡くした人達は、それ以上の想いをされているのは間違いないでしょう。その人が能登地震の事を話題にしなかったとしても、自身も被災している事を全く語らなかったとしても、僕は不思議には思いません。
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僕の父親は、太平洋戦争当時、陸軍に召集されてビルマ(現在のミャンマー)へ行き、兵士 約 8万5千人の内、3万人以上が亡くなった、無謀な侵攻計画、ビルマ・インパール作戦にも従軍して、どうにか無事に復員した一人ですが、当時の事は全く口にする事はありませんでした。当時は不思議に思っていたのですが、今は、その気持ち、充分以上に分かります。
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今も、世界では、逃げ惑う無力な市民を、必要以上に強力な武器で殺傷し続けている国と地域があります。それは、災害以上に恐ろしい事で、災害以上に簡単には消す事が出来ない傷を残します。だから、災害の場合以上に、被害に遭った方々の事は、ずっと忘れない事が大切だと信じています。





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電気式アクティブサスペンションが拓く未来

2024-01-10 18:56:57 | 日記

MotorTrend 伝、https://www.motortrend.com/events/marelli-active-electro-mechanical-suspension-ces-2024/?sm_id=organic%3Asm_id%3Atend%3Agen%3A20%3Ana%3Ascl_shr_icn%3Aedtr%3Amtd&fbclid=IwAR0OOW0dGbQ11vPA1Xf1Vomcpr60bZpbxkqyS4V2WR3SWQG_nJ0_3v-wmPk


イタリアブランドの有名電気機材メーカー Marelli(マレリ)が提案、電気式アクティブサスペンション 用のユニットを発表しています。これは、F1 界でもそうだった様に、市販車でも革新的な装置として主流になる可能性があります。

 


現在、米国で開催中の世界最大の見本市・CES2024 で発表された製品で、従来のオイル式のダンパーユニットに代わる、モーター制御のダンパーユニットです。走行中の速度やホイール回転速度、ブレーキ操作や舵角、路面の起伏の状態などを検知して、電子制御式のオイル式ダンパーの場合よりも、ミリ秒単位で ホイールストローク位置を最適に保つ制御が可能になり、乗り心地だけでなく、ロードホールディング性能を向上させ、タイヤ摩耗と燃料消費を抑え、環境性能を向上させる事が期待できます。また、内臓モーターで制御を行なう為、その際に、ホイールの上下動エネルギーを電気エネルギーとして回生できるため、今後の EV(電動車)に最適な機構となるでしょう。

 

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〇 Marelli は、かつて F1 のフェラーリなどへ電気部品を提供していたので多くの人が目にしているでしょう。現在は、2019年以降、日本(さいたま市)に本社がある カルソニックカンセイ と経営統合されています。なお、カルソニックカンセイは、ラジエーターなどの自動車部品メーカーで、レース界でホシノレーシングに協賛して名前を覚えた人も多いでしょう。


〇 「アクティブ サスペンション」とは、F1 で ロータス 78がグランデエフェクト を利用したダウンフォースて圧倒的な成績を収めて以来、路面と車体底部との感覚を一定に保つ事が重要となっていき、1992年、ウィアムズ が FW14 で電子制御方式の油圧式ダンパーユニットを搭載し、N・マンジェルの操縦で圧倒的な成績を収め続けた事で有名です。ただ、最適な制御を行なう為には、走行するサーキットの走行路面や縁石の起伏、購買などを事前に精密に計測を行ない、そのデータを元に制御を行なうど、チーム財力やデータ収集能力の違いが遠因となり、1994年以降は禁止となりました。

〇 電動車で、ホイールを駆動するモーターがホイール内部に収まる「インホイールモーター」との相性が良い事も特徴です。四つのホイール別に最適な駆動力配分がミリ秒単位で制御可能な「インホイールモーター」であれば、ストローク位置も同様に制御を行なう事で、更に優れた性能を発揮する事が期待出来ます。その組合せが二輪車、それも前輪も駆動するオートバイで実現できれば、現在では考えられない走行性能を発揮するでしょう。





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2024年、新年の挨拶を申し上げます

2024-01-01 23:55:05 | 日記

  
2024年、新年のご挨拶を申し上げます。

新年が、みなさんと世界にとって、愛にあふれ、平和な日々が続く一年になる事を心より祈っています。
どうぞ、健やかな毎日をお過ごし下さい。

また、石川県能登半島で発生した地震で被災された方のご無事を祈ります。
  


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昨年・2023年は、私にとって二度目となる大きな転機の一年になりました。一度目は 1995年、1月、阪神大震災によって自宅が全壊となった時で、生活面だけではなく人生観も大きく変わりました。
そして、2023年は、心臓に持病がある事が判り、以前からの体調不良の原因が判った安心感と共に、残る人生の生き方について深く考えさせられた一年になりました。ただ、1995年の時と同様に、多くの方々の支援によって無事に移住も終えられ、毎日を療養に費やしていられる事に感謝しております。

また、2024年、元旦、未明に発作に見舞われ、暗い気持ちの目覚めとなりましたが、今は落ち着いています。 これも、私の身体で私の人生、大切に毎日を積み上げていきたいと、改めて心に留めています。

この一年も、更に自分自身の可能性を広げて、能力を伸ばして、貢献できる存在になりたいと考えておりますので、どうぞ、よろしくお願いします。




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