おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

カマバエ、ヤドリバエ

2015-09-06 21:02:02 | 日記
今日は朝から大雨、午後からは回復したが野外には出ず画像の整理をしました。
写真を趣味とすると整理に精を出さないと不要画像や重複画像でパソコン内が大混雑。無精者はいけませんね。
昨日写したものの中からカマバエを採りあげます。
以前どなたかが投稿しておられ、一目惚れして是非ともこの目で見たいと思い機会あるたびに探していましたが見つけられませんでした。田などの湿ったところに居ると教えられていたのですが、こちらの思い込みで飛ぶハエなら蛾のように稲に付いていると稲穂ばかりを探していたのです。
昨日は田の中で泳いでいる小魚や小エビ類を写してみようと田の中を覗いていました。濡れた泥の表面に地味な小バエのような昆虫が何匹かいましたが気にも留めませんでした。何気なく眺めていた時にそのハエが手を広げ体操のような仕草をした時あっと驚いたのです。その手(前足)がカマキリのような手をしていたからです。
「いたー! これだこれだ!」なんとこの虫がカマバエだったのです。4-5mm位の小ささで普通だったらほんとに見過ごしていたでしょう。
写すに当ってハエのカマがよく見えるようアングルを低くしたかったのですが畦は草茫々で低くすると草が邪魔して写せません。
上から狙うしかありませんでした。

カマバエの一種 日本には4種類のカマバエが居るそうですが資料が少なくどの種かはわりません。



仲間が近づくと一瞬にらみ合いになります。 この時は互いにそれとなく離れました。


ヤドリバエの一種 このハエもこれまで幾度か目にしており、ネットにも多く出てきますが驚くことに名前は無いらしいです。
調べたところによるとこのようなものがあります。「この白い翅のように見えるのは、胸弁といって、翅の後縁の基部が拡大したものでヤドリバエやニクバエなどにある。このヤドリバエでは著しく広がって、しかも色が白いので大変目立って、翅が4枚あるように見えている。」「平均棍が大きいので、Compsoptesis属の1種と判断される」
専門的なことはよくわかりませんが、多くの目撃証拠があってもまだ名が無いということは、この種の研究はまだよく進んでいないようです。
誰かが発表するときどんな名前を付けるでしょうか?