おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

一妻多夫の鳥たち タマシギとレンカク

2014-11-03 21:41:24 | 
ウィキペディアを見るとどちらも鳥類としては少数派である一妻多夫なのだそうで雌は卵を産むだけで雄が全ての子育てをするのだとか。
それでタマシギの雌は雄の関心を引く必要からか鳥類では珍しく雌の方が羽色が目立ち綺麗とあります。繁殖期になると雌は雄に対して求愛ディスプレイをし番になり交尾した後卵を産んだら別の雄の雄を求めてディスプレイを行い、こうして複数の雄と番になり産卵し育てさせる。これは生息地が洪水による氾濫の危険性が高いため、数の多い雄に分散して子育てさせることにより確実に子孫を残す戦略と考えられている。と説明されています。

レンカクに至っては雄が子育てをするために雄は雌にとって希少資源との意味合いをもち、雌は雄の巣へ侵入し、抵抗する雄の子たちを殺す。雄はその後、その雌と番い新たな子を育てる。とあります。いわゆる子殺しですが動物の世界には人間の感覚とはかけ離れたところがあって、面食らうこともありますね。しかし人間でも昔から継子いじめという言葉もあって、ひどくなると子殺しにつながる深刻なものに発展することもあるので考えさせられます。最近では子供の虐待も多々報道されますので心が痛みます。(これとは関係ないか?)
ウィキペディアにはハーレムを持つある種の動物、サルとかライオンなどのハーレムの主である雄が交代すると群れを乗っ取った雄は、その群れの雌が抱えている乳児を、全て食い殺してしまうという。その理由なども説明されている部分もありましたので興味ある方はご自分で検索(子殺し)しご覧になってみてください。

珍しくもありませんが気楽に鳥の映像を楽しんでください。

タマシギは留鳥だそうですが数が少ないのかこれまで2回しか見ていません。




レンカク これは初めて見ました。名前がわからず後に他の人から教えてもらいました。農業用ため池の中ほどに居て距離が遠く大きく写せませんでした。いくら私でも水の上を匍匐前進することはできません。
足の指が異常に長く水草の上を歩くのに適した構造です。