年に1度の人間ドック。
バリウムと並んで苦手なのが、採血。
以前、医療系の会社にいた時、研修中に眼の手術のビデオを見ていて
私ひとり気持ち悪くなっていた。(他のメンバーは薬学部出身が多く、
この手の“血”を見るのは慣れっこだったのね・・)
で、採血。
左腕を出して、注射針を刺された後、
「左は取りにくい」って看護婦さんに以前言われた事を思い出した。
でも時すでに遅し・・だなと思いながら、痛みをこらえる。
「終わりましたよ」と言われ、すぐ後ろの椅子に座って待つように指示される。
と、椅子にすわったところで、
なんだか・・
気持ち悪い・・
周りの音が聞こえなくなってきた・・
変な汗も出てきた・・
なんか、私ヤバい感じ・・
このままだと・・多分倒れる・・と思い、
そばを通った看護婦さんに「すみません、気持ち悪いんですが・・」と声をかけた。
その看護婦さん、私を車輪付きの椅子に座らせて、そのまま
隣の部屋に素早く連れて行き、ベッドに寝かせてくれた。
あ~助かった。
5分も横になっていたら、元気が出てきた。
もともと貧血ぎみだけど、採血後にこんなになってしまったのは、初めて。
「早目に声かけてくれて良かったわ。もう少し、遅かったら倒れてかもね・・」
「次回は横になりながら、採血したほうが良いね~」と看護婦さん。
出だしから散々な人間ドックになってしまった。
まだ結果は来てないけど、胃のポリープもだいぶ増えているみたい。
(去年は、異状なしって言われたのにな~)
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午後は、ツグトの歯科検診。
ここは子供の診察場所が大人と別になっていて、待合室には保育士さんがいる。
この保育士さん、ナントほぼ全員の子供の名前を覚えている!!
ツグトは2歳の頃から通っているけど、病院に行くのは4ヶ月に一度程度よ~
今回もツグトが部屋に入ると同時に、「ツグト君、ウノやる~?」と。
最初の頃は、予約の時間を見て名前を覚えているのかと思っていたけど、
どうやら、そうでもないらしい。以前、私とツグトが歯医者の前に買い物をしてて
ブライアンと「歯医者で集合!」にした事があった。
ブライアンの方が先についてウロウロしていると、例の看護婦さんに
「まだ来てないわよ~」と声をかけられたらしい・・
子供だけじゃなくて、保護者まで覚えてるなんて・・恐るべし!!
この記憶力ももちろん、子供に対する接し方もすごく自然で温かく、
「プロ」を感じさせるかっこいい保育士さん。
なんだか彼女に会いたくて、その歯科医へ行っているようなもんです。
今日は、プロの看護婦さん、保育士さんに助けられた1日でした。