今日のニュースは、衆院選一色。
なので、今日は久々真面目なつぶやきを・・
仕事で社会保険を担当するようになって、最初に疑問に思った事。
年金や健康保険、“サラリーマンの奥さん(専業主婦)”は
何故、これらの保険料払わなくていいの?
会社員が加入する「健康保険」「厚生年金」と
自営業者が加入する「国保」「国民年金」
これらは、その保険料や恩恵が似ているようで全く異なる。
具体的な例で言えば、うちの両親は自営業者で・・
店が忙しくて両親共に朝早くから夜遅くまで働いていた、私が子供の頃。
国民年金は二人共払ってきたのに、もらえる額は聞いてビックリする位少ない!!
健康保険は、今じゃ収入の無い母も含め、2人分払っている。
これが夫がサラリーマンの場合・・
専業主婦の妻は年金は払わなくていい
(けど、仕事をして年金を払ってきた母と同額受け取れる)
健康保険料も払わなくていい、子供も無料
(会社の健康保険は国保より保険料が安く、内容も充実している)
ちなみに、親が国保の場合は、子供も保険料がかかる
なんか・・
おかしくない!?
勝手な想像だけど、むか~しの日本。
男は仕事、女は家庭!を推称する為にわざと、
こんな差別化を図ったんじゃないか・・と。
「女は家庭にいた方が得だぞ!国が(会社が)面倒みてやる!」
的な政策の一環。
でもね・・今の時代、この制度はどう考えても変でしょ。
会社員でも社会保険をちゃんとやってない中小企業の社員は結局
国保だったり、すると、おそらく給与面でも大企業より劣るのに、
こういった目に見えにくい部分でも更に損をしている。
他にも、派遣社員も条件次第で保険加入対象外とかね・・
私は社員の家族に動きがあった時、(奥さんが働き始めた・・とか)
保険はこうした方が良い、とか少しでも有利になるような方法を考えて
(結構、裏技が存在するケースがあるので・・)助言して、
それで社員から感謝されるのは仕事冥利に尽きる。
でも、その反面「人の働き方や立場によって」こんなにも
公平じゃない社会保障制度があること自体、
おかしいんじゃないか??って、いつも思っている。