ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

お祭りの中の拾いもの。少しずつ生きていて、つながる時間。

2010年08月29日 19時07分21秒 | 日記
お祭りで、たくさんのむむちゃんの赤ちゃんの時に知り合ったママさんたちに出会いました。
顔を覚えていてくれて、うれしい。下の子が生まれたり、学校はどこに入ったり、とか、その都度、小さいおしゃべり。

長い空白の時が、この地域の中で埋めていける、うれしい再会ばっかり。

お祭りの最中に10歳までを過ごした北海道からお電話。私が子どもの時に、私たち子どもたちを育てる地域を作るために、父や母と奔走したおば様。懐かしい名前と懐かしい場所と懐かしい思い出を胸に浮かべながらの会話。

私はどこかで、父や母と同じ道を別の場所でたどっているのかな、と、時の重なりを覚えました。

むむちゃんたちにとって、この場所のこの思い出が、私にとって自分のルーツの北海道の思い出のように、キラキラと刻まれていくのかな。

山王夏祭2日目のDJたろーさんの言葉「子どもたちの記憶に残る祭りにしたい」。

思い出すことが少なくても、ふっとある時、楽しかった感覚を身体の中によみがえらせることのできる体験を、地域の子どもたち、おとなたちの、つながりの中で作り出せたら。

それは小さいけれど、グングンと膨らんでゆく野望です。

今日を倒れ込むように過ごしてしまうほど、私には体力もないけれど、粘り強いこと、集中力が強いことだけは、たしか。

野望を胸に抱けるくらい強くなれた夏。

最新の画像もっと見る