雨あがりの昨日は、とっても寒い朝でした。
指先が凍える。
ぷうちゃん、むむちゃんの持ち帰ったカールおじさんの手袋。
ぷうちゃんが黄色の手袋をはめたのを横目でみながら、
赤色のカールおじさんを拝借。
保育園までの道のり、急ぎ足でしかめつらしく歩くぷうちゃんに声をかける。
「ぷ~うちゃんっ。」
手の甲をパッと見せる。
カールおじさんを見つけてぷうちゃんは
「にゃはっ」
(にゃはっという笑い声って本当にあるんだ)
こういうの、破顔一笑っていうんだ。
冷たい空気の中にぽっとともる暖かい光。
手をさしのべると、満面の笑みで走ってきて
とびつき、ぎゅっと握る。
不意に立ち止まり、ふたたびきまじめな顔で、心配そうに私を見上げる。
「ママ、このてぶくろ、おしごとのばしょにしていったら、おしごとのひとにおこられるかもよ?」
・・・?
カールおじさんの手袋、
おしごとの人に怒られる・・・?
ぷうちゃんの頭の中にはお仕事の場のイメージが、ある。
そして、カールおじさんは、お仕事の場にそぐわない、とイメージしている。
そして、そぐわないものを持ち込むことは、いけないこと、とイメージしている。
そんな「お仕事像」のかけらがぷうちゃんの中にあることに、びっくりだ。
先日は、むむちゃんが字を書くのを
ぷうちゃんは脇からのぞきこみ、しょげたようにつぶやく。
「ぷうちゃんはさ、字がじょうずにかけないんだよ・・・。」
大丈夫だよ、小学生になったら上手に書けるようになるよ。
「むりだよ、おとなになったらじょうずになると思うけど・・・。」
無理とか、大人になったら、とか。
いったいどこで、そんな風にイメージを作り、蓄えていっているのだろう。
4歳の頭の中は摩訶不思議。
4歳の頭の中に、おとなのぷうちゃんが住み始めている。
指先が凍える。
ぷうちゃん、むむちゃんの持ち帰ったカールおじさんの手袋。
ぷうちゃんが黄色の手袋をはめたのを横目でみながら、
赤色のカールおじさんを拝借。
保育園までの道のり、急ぎ足でしかめつらしく歩くぷうちゃんに声をかける。
「ぷ~うちゃんっ。」
手の甲をパッと見せる。
カールおじさんを見つけてぷうちゃんは
「にゃはっ」
(にゃはっという笑い声って本当にあるんだ)
こういうの、破顔一笑っていうんだ。
冷たい空気の中にぽっとともる暖かい光。
手をさしのべると、満面の笑みで走ってきて
とびつき、ぎゅっと握る。
不意に立ち止まり、ふたたびきまじめな顔で、心配そうに私を見上げる。
「ママ、このてぶくろ、おしごとのばしょにしていったら、おしごとのひとにおこられるかもよ?」
・・・?
カールおじさんの手袋、
おしごとの人に怒られる・・・?
ぷうちゃんの頭の中にはお仕事の場のイメージが、ある。
そして、カールおじさんは、お仕事の場にそぐわない、とイメージしている。
そして、そぐわないものを持ち込むことは、いけないこと、とイメージしている。
そんな「お仕事像」のかけらがぷうちゃんの中にあることに、びっくりだ。
先日は、むむちゃんが字を書くのを
ぷうちゃんは脇からのぞきこみ、しょげたようにつぶやく。
「ぷうちゃんはさ、字がじょうずにかけないんだよ・・・。」
大丈夫だよ、小学生になったら上手に書けるようになるよ。
「むりだよ、おとなになったらじょうずになると思うけど・・・。」
無理とか、大人になったら、とか。
いったいどこで、そんな風にイメージを作り、蓄えていっているのだろう。
4歳の頭の中は摩訶不思議。
4歳の頭の中に、おとなのぷうちゃんが住み始めている。