Small Lady

日々考える・思う・語る。。。

火の女神 ジョンイ

2016年09月02日 | ドラマ

韓国ドラマです。

王室お抱えの焼き物師、それも女性初となった人の物語です。

ちらっとだけ、豊臣秀吉が出てきます。

雰囲気は日本のにしてますが、秀吉がいる部屋の様子は

ちょっと日本風とは違うとこもあって、

やっぱり違うなぁ って思います。

全体的になかなか面白かったです。

実在の人物なんでしょうが、主人公よりもその周りの人が良い感じです。

光海君が出てきますが、史実では王となった後、あまりの酷さに

クーデターが起きてしまい、王座を追われる人ですが、

この物語では、とても酷い人には思えないほど

良い人です。王となったのは最終回ですが、

こんなに世のため人のため と思ってる人だったら

クーデターなんて起きなかっただろうなぁ って思います。

以下ネタばれです。

男で一つで育った主人公ジョンイ。

ある日おとーさんが暴漢に襲われ亡くなってしまいます。

おとーさんもおかーさんも、ある男性のせいで亡くなったのが解ります。

復習に燃えるジョンイ。男性になりすまして、王室お抱えの器造り場所

プノンへ下働きとして入ります。

元々才能のあったジョンイ。後に女性とバレてしまいますが

幼馴染の乳兄弟おにーさんと光海君の助けもあって、次々とやってくる困難に立ち向かいます。

両親の敵は、プノンで一番偉い人。なかなかの曲者で、息子可愛さのために

あるとあらゆる手段を使って、ジョンイを排除しようと企みます。

乳兄弟おにーさんにほの字のおねーさんがいます。

嫉妬心から、ジョンイの行くてを阻むことをします。

でも、運の良さも備わっているジョンイ。

持前の頭の良さもあって、たとえ目が悪くなろうとも、プノンを追い出されようとも

チャンスを逃さず、必ず這い上がってきます。

最後にはその才能が倭国(日本)にも届き、連れ去られようとしますが、

プノンの仲間が人質状態になったのを見ていられず、

仲間を助けて、自分は倭国行きの船に乗って去るところで終わりです。

 

光海君とラブラブ的な場面がありますが、

気持ちは通じていても、結ばれることもなく

プノンで一番偉い人が、実は本当の父親で、お父さんと信じていた人は

育ての親だった 上に、実の親が育ての親を殺した という内容になってます。

話しの終わりごろには、プノンの一番偉い人も交代して

ジョンイの師匠が一番偉い人になってます。

 

トンイのドラマで出てきたノッポのおにーさんが

ここでは、臨海君として登場です。

ちょっと意地悪で、威張ってばかりで、おバカな感じです。

 

元々、焼き物は興味があるので

青磁白磁が出てくるこのドラマは興味がわきます。

高麗の茶碗(井戸茶碗)についても、ちらっと触れていることから

引かれるとこもあります。