人生の歩みは獲得と喪失の過程であります。
どんなに苦労して手に入れたものも、偶然に手に入れたものも、いずれは喪失する訳です。
その喪失から何を学びとって行くかが大切ですね。
話は変わりますが、人それぞれ物事のとらえ方が違いますよね。
絶対的なものは存在しないと言う前提のうえで何を大切にするかを決めていく。
当たり前のことを別角度から見て気づくことがよくあります。
たいていは、スグ忘れてしまうのですが??
心理学に因子論というのがあります。
アヒルも詳しくはしりませんが、性格が因子によって構成されていると言う説です。
自分の性格を見てみると、完全な外向性であります。
簡単に言うと物事あまり考えずに行動するタイプ。
経験を積んでいくと失敗したときの対処方法がある程度とれるようにはなるが、基本的には失敗したらそのとき考えれば良いと考えている。
だからよく失敗をする。失敗リスクが高い生き方だね。
同じ特性を持っている人とは、息が合う。一緒にいて考えていることが分かるし、一歩も二歩も先を行っていると感動したりする。
ぎゃくにそうではない人とはどうもウマが合わない。当然と言えば当然。
特に熟考してあまり行動をしないタイプは苦手だな~。
でも、そう言うタイプがアヒルの気づかないことを教えてくれる。
いまの若い人はを見ていると、この業界だからかも知れないが「優しい」人が多い。
アヒルの年代からみると、何考えているのかよく分からないときあるが、優しさに関しては感心させられる。
社会心理学的にいれば三十歳前後が成人となるらしい。
アヒルはだいぶ遅く、三十半ばぐらいでやっと成人したように思う。
それまでは「根拠のまったくない自信」で行動していた。
世の中のことが全て分かっていると勘違いし、周りの人に対して優しさが欠けていた。
自分はさいして理論的ではないのに、相手の理論矛盾が許せなく必要もない攻撃をしたり、いま考えるとずいぶんとひどいことをやった。
三十代、四十代で理論傾向の強い人に自己反省を込めて伝えたい。
人は思考はそれぞれ優先順が違っている、その人が大切にしていることをよく見て対応しないといけない。
理屈や理論の筋が通っている事などは、さして重要ではないと考えている人が多いのだ。
その人たちは、調和や平和を一番大切だと思っている。
理屈が通らない、矛盾があっても別に気にしない。
平和であること、トラブルのないことが大事なんだ。
この業界に人はどちらかと言えば、親和感を大切にする人が多いと思う。
だから、特に男性で筋が通った話でないとダメと考えている人は、
周りの人が同じ風景をぜんぜん違う見方をしていると思ったほうがいい。
特性が違う人こそが、自分の至らなさを補ってくれる大切な存在。
また、調和や平和を大切にする人にとって、理論を大切にする人もまた重要な存在なんだから。
駿河湾から見る富士山も甲府盆地から見る富士山も全て美しい。
自分の見ているものが全てではないのです。
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