大人の夕涼み
7月23日(水)
この日は午前中・・・というか早朝から、自宅から15分程の某県出先機関での作業協力のために出張です。
ええっ、「家が近い」という理由で選抜され、参加です。
具体的に言うと、クルマエビ養殖場の池に放し飼いになっているトラフグ幼魚1万1千尾を地引網で集めて、たも網ですくい取り、計数し海に放流するというものです。
で、池の中に入りトラフグ稚魚を追い込んだり、網を引っ張ったりという、地味ですが50歳中盤が頑張るにはちょっと辛い作業です。
当然、泥だらけになるし、なんなら首から下は泥池に浸かっているわけですから、作業が終了しても、そこから1時間30分車で走って職場に出るのはちょっと辛いということで、潔く午後から休みを頂くというわけです。
で、苦行は11時には概ね終了し、シャワー(と言っても水道水をホースで掛ける)と、着替えを済ませ、12時過ぎに食事に出ます。
お昼から野暮用で防府市の界隈に出かけるついでに、以前からやってみたかったアユのルアー釣り、通称「アユイング」に挑戦してみることとします。
タックルは何かの竿を流用しようかとも思ったのですが、せっかくなので先日、ネットで専用ロッドをポチってしまいます。
リールはアジング用のリールを流用、ルアーは近所の釣具屋さんで2個購入です。
某動画サイトでは、この他にアユ用の「たも網」、釣れたアユを活かす「アユ船」、アユ船を固定する「アユベルト」、さらに「アユタイツ」と「アユ足袋」があれば便利みたいなことを言ってますが、そもそも釣れなければ、たも網もアユ船もアユベルトもいらないし、足回りは沢登り用のシューズで代用できるし、アユタイツはワークマンプラスで購入した冷感レギンスで十分代用可能と判断します。
ちなみにたも網は渓流釣り用のとりあえず持っていきますが、まぁ、初戦で使うことはないでしょう。
まずは情報収集のために漁協さんに行ってみます。
お世話になるのは佐波川漁協さん。
アユイングにも理解があり、受け入れOKのご回答を頂いています。
よい場所のご紹介をお願いすると、車で5分と掛からない近場の超有名ポイントを教えていただきます。
遊漁料は日券で2,000円。
猛暑の中、1日釣るのも何ですし、15時から2時間程度としても、まぁ納得の価格設定です。
ちなみに「つりチケ」というネットで販売しています。
15時30分
釣り開始です。
今日は練習ですし、なんせ敵は「初心者には敷居の高いアユ」ですから、まぁ釣れればラッキー・・・いえ、1尾GETを目標とします。
ポイントの川岸に到着し、一応、ドラグ調整なんかをしておきます。
某動画サイトによれば、下流側に軽くキャストして、チョンチョンと川底を叩くイメージで動かすとのこと。
じゃ、やってみましょうか
こんな感じかな・・・
(チョンチョン・・・)
ん??!!
軽い当たりと、小気味よい引き込みが手元に伝わります。
リールを巻き、竿を立てると12㎝程の小アユが掛かっています。
タモで抄い、手早く写真を撮ります。
こんなに簡単に釣れると思っていなかったので、ビニール袋すら持ち合わせていないので、今日のところはリリースします。
それから15分もしないうちに10㎝未満のアユを2尾、さらにもう少し下流で14㎝程の小アユを2尾追加です。
これは・・・
もしかして簡単で面白いかも!!
16時15分
強い日差しではあるのですが、川面を流れる涼やかな風に当たっていると、トイレが近くなるということで、初回の「様子見」を終了し、撤収を始めます。
【今日の反省】
・アユ釣りは思いの外、敷居が低い。そして割と釣れる。
・タックルは現状どおりで問題なし。何なら長めのメバリングロッドでも可能
(メバルロッドの方が軽くていいかも)
・アユを安全かつ美味しく持ち帰るためにはどうすればいいのか?今後の課題。
・もう2~3回、行ってみたいのですが、年券買おっかどうか・・・
もう少し検討します。