LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ニューイヤーミーティングに行ってきました

2011年01月30日 22時21分06秒 | 車関連
毎年恒例、クルマの初詣。お台場で開催されたニューイヤーミーティングに行ってきました。
日本クラシックカー協会主催のこのイベント、国内最大の旧車イベントです。これを見ない事には年が明けた気がしません。ってもう1月も終わりですけどね(笑)。
模型製作のモチベーションをアップするには、なんといっても実物を見るのが一番です。

今回はS.E.M.の模型仲間(む)さんと1103さんが私のクルマに同乗。朝7時に藤沢駅前で1103さんをピック、7時半に葉山で(む)さんをピックして、逗葉新道~横横道路~首都高狩場線~湾岸線と走ってお台場へ。途中で分岐を間違えて横羽線に入っちゃったりしつつも、8時40分頃には船の科学館の駐車場に無事到着しました。

↑ここで同じくS.E.M.のオミットさんと落ち合いました。彼は最近190Eを購入しまして、今回がお披露目です。
手前のブルーブラックがオミットさんちの子。希少な2.6スポーツライン! ちょびっとシャコタン、ちょびっと太いタイヤ、ちょびっとクイックなステアリング、そしてメルセデス製シルキーシックスと言われる6気筒エンジン入り、W201きってのエンスー物件です。きー羨ましいぞー。
おっと、あんまり誉めるとウチの子が拗ねちゃいますね。べんぞーは11万3600キロ走ってますがバリバリに元気です。
この駐車場でくろボン君とも合流、会場へ。さらに中でnanapapaさん、かっぱコーヂさんとも合流。総勢7人で見て回りました。

まずは今回のテーマ、ホンダ車からいきましょう。

↓シビックRS。オレンジのボディカラーがドンピシャですなー。初代シビックは日本の自動車の歴史を変えた1台だと思うんですよね。
歴史的資料として、ピシッとしたプラモデルがぜひ欲しい。



↓ホンダ1300 99S。子供の頃からとても好きなクルマ。いまいちピシッとはしてないけど(笑)童友社からキット出てますね。今やってるコスモみたいに、これも手を入れて作りたいなーと妄想中。コスモよりは楽そうな気がします。



↓エスロク・ベースのカスタムカー、グリフォン。1968年のクルマですが、今見ても全く古臭くなく、実に魅力的。当時これだけのデザインの出来るカロッツェリアが日本にあったというのは本当に驚きですよね。
その向こうには同じくエスがベースのコニリオとマクランサ!という夢のような3ショット。



↓私の初恋のクルマ、510ブルーバードSSSクーペ。以前、注文製作でハセガワのセダンを改造して作りましたが、自分用にもう一度やりたい。トランスキット化するってのもイイかもね 欲しい人います?



↓チェリーはクーペよりもセダンよりも、バンが好きだなぁ。リアスタイルがちょっとAMCグレムリンっぽくて良い。これは「チェリーの権威」な方がバリバリに作り込んだ個体で、X1のエンジンが積まれてます。このクルマを見ている時、CGのライターのNさんとばったり再会。「ガレージ新聞」の取材中だったのかな。おかげで「権威」の方のお話を聞く事が出来ました。
チェリーは童友社のクーペがあるけど、あれはシリーズ中でもひときわ難物なんですよね。



↓現在製作中のコスモAP、多分居るだろうと踏んでいたんですが、以外にも1台きり。しかもLの方でした。これも嫌いじゃないんだけど、やっぱりオリジナルの方がカッコ良いよねえ。グリルの構造をじっくり観察してきましたよ。よーし作り方を思いついたぞ。



↓ヒルマン・インプの兄弟車サンビーム・インプのクーペ版、スティレットです。リアエンジンの小粋なスポーツクーペ。こりゃカッコ良い! この個体はイジリかたが最高ですね。プラモは…あるわきゃない。レジンかメタルなら、あるかもしれない。見たことないけど。



↓以前はあまり興味がなかった50年代のアメ車、最近なんだかイイなぁと思うようになってきました。これは1951年のシボレー・スタイルライン。その名の通り実にスタイリッシュです。特にテールからの眺めが最高ですね。
AMTで同年式のベルエア・コンバーチブルが出てますな。ん?どこかで物欲スイッチがカチッといったような(笑)。



↓今回のビックリしたぞー!その1。
シムカ1500。フランスのごくごく平凡な実用セダンですが、日本に来るとディープなエンスー物件と化します。こんなクルマを直接拝める日が来るとはねー。
シムカがクライスラーに乗っ取られる直前に登場し、設計的にはフィアット・フランスの流れを汲んでいます。以前このブログでスターターのキットを作ったシムカ・アロンドの系統を引き継いだクルマですね。デザインはシムカ社内らしいですが、どことなくイタリアのカロッツェリアの匂いがしません?



↓ビックリしたぞー!その2。
ダフ44。オランダのベーシックカーです。これも実物は初めて見ました。ダフはボルボに吸収されたので、このクルマもあとでボルボの顔が付いたのに変わるんですが、これはオリジナルの方。世界で初めてCVTを搭載した乗用車です。ミケロッティのデザインなので、日野コンテッサにちょっと似ていて、なかなかスタイリッシュです。



↓ビックリしたぞー!その3。
Buckler(バックラー?)というクルマ。全く聞いた事もない車名で、初めて見ました。エンブレムバッジに「マルチチューブ・フレーム」と書いてあるので、鋼管スペースフレームにFRPかアルミの外皮をかぶせたスペシャルのようです。キットカーでしょうかね。エンジンはMG TFらしいです。
1950年代末頃のマセラティやフェラーリのレーシングスポーツみたいなスタイルで、なかなかカッコ良いですなー。ナンバー付いてるのにも驚きました。



まだまだ数え切れないほどたくさんの名車珍車を見て、脳みそパンク状態で帰ってきました。また作りたいモノやキットが欲しいモノが増えて、ウズウズしちゃってます。写真も300枚くらい撮ってきましたので、おいおいアーカイブの方に上げていこうと思います。
次回は買い物の報告を。




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4 コメント

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ニューイヤー (たかとと)
2011-01-31 18:58:10
こんばんは。
ニューイヤー。最後に行ったのはもう15年前。
久々に行ってみたくなりました。
チェリーの横のデボネアAMGに目がいったりして。。。
ブル510クーペのトランス。。欲しいです。
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今回もグーでした。 (職人)
2011-01-31 22:19:59
今回シムカとDAFは拾い物でした。
どちらもシンプルですがいい形しています。

かなり長時間観て回った筈なんですが、最後の黄色いオープンカーには何故か出会えませんでした。残念です。

逆にコスモAPは赤い(ホイール以外)オリジナルを一台駐車場で発見しました。
奇しくも白いコスモスポーツ、トミーテックえんらく氏の3代目ロータリーターボと三世代、同じ区画に・・・
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お疲れさまでした。 (ミゾロギ)
2011-02-01 08:35:47
午前中は天気もよかったようで写真もきれいですね。
当日はずいぶん午後は寒くなっていました。
リンドバーグで大内さんに写真を見せてもらいましたが、ツインカムクラブ他、みなさまあいかわらず精力的ですね。
国産が基本のミーティングでも、いろいろと珍しいクルマが集まって模型的にも面白い、楽しめるイベント。
サンビームやヒルマンインプ、24がないんですよね。ヘラルドはレジンキットがあるのに。不思議です。
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いつもありがとうございます (kitazawa)
2011-02-01 10:49:48
>たかととさん
このイベントは毎年欠かさず行ってるんですが、必ず新しい発見があるので、飽きません。今年は入場までかなりの行列に並びましたが、周囲の道路も旧車祭状態なので、寒い中で待つのも苦じゃないんですよね。
来年はぜひ!

>職人さん
シムカは写真で見るよりも実物ははるかに魅力的でしたね。
会場だけでなく、駐車場も面白いですよね。私は関係者駐車場でルノー・ドーフィン・ゴルディーニやニッサン240RSを見かけました。

>ミゾロギさん
インプ系列はぜひ模型が欲しい車種ですね。クーペも良いけどセダンも良いですから。1/43キットもなぜか見かけないですよね。確かに不思議。
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