LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

日産セドリック・スタンダード(13)

2013年08月09日 21時52分28秒 | モデルカー製作記
お待たせしました。
「モデル・カーズ」特製レジンキット、230セドリック・スタンダード、ついに完成しました!

5月初めに作り始めて、途中で静岡遠征があったり、仕事が忙しくなって1ヶ月ほど中断したりといろいろありましたが、ちょうど3ヶ月で完成まで漕ぎ着けました。
実質的には2ヶ月ほどで出来たという計算なので、まあ結局ワタシ的にはいつも通りのペースって感じですねぇ。

















当初はタイヤをホワイトリボンにする予定だったんですが、製作途中でリボン無しのストイックさもまたイイなぁと思い直し、結局リボンは入れませんでした。
ディティールアップは左フェンダーのアンテナを追加しただけ。キットをほぼストレートに組みました、という感じです。

レジンのボディとシャシーはかなり肉厚なので、完成するとズッシリとした重量があります。エッチングのウィンドウサッシやエンブレム類、ホワイトメタルのグリルなども独特の質感で、いわゆるプラモデルとはやはりちょっと違う雰囲気。実際のキット製造はモデルファクトリーヒロの手になるので、あそこの製品に特有のケレン味やゴージャス感みたいなものもシッカリとあります。質素なクルマの豪華なキット。不思議な空気感ですねコレは。

個人的な好みをいわせていただくと、1/24スケールでエッチングの窓枠はあんまり好きじゃありません。どうしても「板っぽさ」が表に出てきちゃうんですよね。でも、質素なスタンダードの外観にはピカピカのエッチングの窓枠が良いアクセントになってるのも事実です。これが普通のプラモみたいに一体モールドだったら、メッキ調塗装したとしても、もっと質素な雰囲気になっちゃったかもしれない。

それにしても、70年代のアッパークラスのセダンがキット化されるのって、なかなか珍しいですよね。こういうキットがもっとあれば面白いのに、と思います。ひとつ前の130セドリック、それもピニンファリーナ・デザインの前期型なんか、ぜひ欲しいところです。あと3代目クラウンなんかも欲しいなぁ。

明るいブルーのボディカラーは、塗った直後は「やっちまったか?」とか思いましたが、完成した今はとても気に入ってます。なかなかこの色に塗る人はいないでしょうねえ。我ながら勇気があったと思います。蛮勇、といってもイイかな(笑)。実物はけっこう渋みのある色なんですよ。ぜひ展示会で直接ご覧いただきたいと思います。

…というわけで、230セドリック・スタンダード、これにて終了です。
次は例によって、小さいのにいきます。全く正反対みたいなジャンルに行きますよ。といってもまた旧いクルマですけどね。お楽しみにー!


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