(久しぶりにロラズハウスを訪問、リッチーもピラールさんも元気だった。)
2ケ月ぶりにフィリピンに戻ってきました。今、サマールですすめているバイオガストイレ事業のJICAとの契約が今月末に終わるので、事業のj引継ぎなどの書類をかわすなど、いっぱいの仕事が待っています。
マニラに到着してすぐに、戦時性暴力被害者のロラ(お婆さん)たちが集まっているリラフィリピーナのロラズハウスを訪問しました。
昨年、京都の証言集会に来てくれたピラールさんと、リッチーさんが待っていてくれました。二人ともお元気そうなのでほっとしました。
実は、財政的な問題から、このロラズハウスが継続できなくなり、閉鎖・移転の話が出ているのです。東京のSさんの団体から預かったお金を渡したあと、リッチーさんからその説明をしてもらいました。
話を聞くと、ちょうど前日に、近くの建物を無料で使えるようになったということでほっとしました。それでもかなり痛んでいるそうで、修理の費用もかなりかかりそうです。また、敷地内には空き地もあるので、専用の建物も建てることができるということでした。
これで、今年のクリスマスパーティや、2月のバレンタインデーのパーティも今のロラズハウスでできるということで、ロラたちもほっとしています。そして、3月末にその建物に引越しという段取りになりそうです。
帰国後、東京のSさんや、大阪のIさんたちと相談して、新しいロラズハウスのための募金活動を始めますので、ぜひ、ご協力ください。修理費用や、新しい建物の新築費用にあてたいと考えています。
午後7時頃にサントーランのエトガルの家に着き、夕食を食べてから、また空港に戻りました。東京から来られるTさんを迎えるためです。彼女は、東京農工大の学生で、インターネットで見つけた私のバイオガス事業に関心を持ち、一度、現地を見たいというのです。1週間ほど滞在されます。
彼女と会えたのはもう深夜の12時近く。サントーランに戻って、ベッドに入ったのはもう午前1時前でした。
明日は、午前3時起きで空港に行かなければなりません。2時間ほどの仮眠ができるだけ。国内線のスケジュールが突然変わって、カルバヨグに行く便がなく、北サマールのカタルマンに飛びます。
昨日も忙しくて3時間ほどしか睡眠時間がとれなかったので、やはりきついですね。
お会いしたのは一度だけですが、リッチーさんもピラールさんもお元気だとのことで何よりです!
先日の証言集会でロラズハウスが立ち退きさせられそうであるということを聞き、胸が痛みました。
わずかな募金をしましたが、なんとかならないのでしょうか。。。残ってほしいです。
またサマールからの日記楽しみにしています!!!
p.s. 狂犬病発症患者(しかもマニラで犬にかまれたケース)のニュースが報道されています!チョイさんも野犬にはどうぞ気をつけてください!!(><)”