サマール日記(ブログ版)

チョイさんのフィリピン・サマール島での滞在記録

ラーニングセンターの運営をトムノム氏に依頼

2006年05月03日 | Weblog

 京都サマール友好協会は、1995年以来、カルバヨグで就学前の子どもたちのためのラーニングセンターを運営してきました。ところが、提携NGOの代表のリトが、この6月からアメリカに行くことになり、センターに係れなくなってしまったのです。もう10年以上続いているセンターで、地域でも期待されているものですから、ストップしてしまうのはあまりに残念です。そこで、カルバヨグ市の社会福祉局長のトムノムさんにお願いしようということとなり、今日、3人で会議を持ちました。

  私は、トムノムさんとももう10年近い知り合いです。毎年、フィエスタや誕生日のパーティにも呼んでいただいているし、JAPSAMの学生たちに、サマールの社会問題などのレクチャーなどをしていただいたこともあります。もともとNGOの代表で、その後、地元の大学で社会福祉を教えられ、もう長く市の局長を勤められていますから、これ以上、適任の方はおられません。

  結局、トムノムさんは、我々の依頼を快く引き受けていただきました。ただ、市のセンターになるのではなく、あくまでも当協会が今までと同じように財政援助を続けていきます。トムノムさんは、個人としてこのセンターに責任を持ってくれるということです。 さっそく6日(土)には、現地で、地元の住民組織のメンバーや、市の担当者、そしてリトや私も交えて、みんなで会おうということになりました。 次回、6月に来たときに運営に関する覚書を交わす予定です。

 これで、私たちのセンターは、無事、続けることができそうで、なんとか一安心です。  


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