サマール日記(ブログ版)

チョイさんのフィリピン・サマール島での滞在記録

今日、帰国です。

2009年09月12日 | Weblog
 早いもので、今回のサマール滞在も、今日(12日)でおしまいです。
 今、朝の4時、これから大急ぎで荷物を片付けて、空港に向うところです。
 マニラでは、久しぶりにゴリさんに会えるも楽しみです。

 なお、今回のブログで抜けている日の記録は、帰国後にでも遡ってアップしていきますので、また時々訪問してみてください。

 

なかなか完成しないレイの新しい家

2009年09月10日 | Weblog
 今回は、来客が多く、ほとんど自分の仕事ができなかったので、今日、明日は、いろんな人に会わなければなりません。
 朝8時からベイビーとの会議、10時にトムノムさんの家へ、12時はイメルダの家、そして午後3時にノノイ、それからカライマンのイダイさんとニーロ。一日中、バタバタと走り回りました。




 そして、その途中にレイが今、作っている家を訪問しました。
 カポオカンというバランガイで、彼のお母さんの家のすぐ後ろです。そこは、もう海の上、浜に杭を打ってその上に小屋を作ろうとしているのです。辺りには、ゴミが打ち寄せられており、ひどい匂いがします。それに、彼の小屋に行くためには、丸太や竹を並べただけの細い通路しかありませんから、夜、真っ暗なときには、海に落ちてしまいそうです。
 それでも、ここが、彼らが見つけることができた唯一の場所です。
 
 お金がなく、作業はなかなか進捗しません。今回は、日本からの来客が多かったので、その世話をした彼は、お礼としていくらかのお金をもらうことが出来ました。それで、少しずつ、ベニヤ板などを買って、作業を続けているのですが、完成は何時になるのやら、なかなかメドがたちません。



 (妹のローナも、すぐ隣に住んでいる。)



(注)今日、同時に9月3日の日記を書き込みました。ぜひ、遡ってごらんください。


子どもたちを集めて大運動会。男たちは横で酒盛り

2009年09月09日 | JAPSAMの活動
 昨日、3組(4人)の人たちが発ったばかりなのに、今日は、またJAPSAMの学生が一人、やってくるというので、また早朝に空港へ。リエさんはさすがにベテラン、すっかり旅なれた様子で飛行機を降りてきました。
 すぐに一緒にソルソゴンへ。

 カルバヨグに戻って、一仕事を終え、夕刻、再度、ソルソゴンに行きました。
 今日の午後のJAPSAMの活動は、子どもたちを集めて大運動会です。

 子どもたちは、100人以上も集まったでしょうか。大縄跳びや、ドッジボールなどに、皆、大騒ぎでした。



 (大縄跳び)


 (ドッジボールは、最初、ルールを説明するのに苦労していたようだが、子どもたちもすぐに慣れ、うまくできるようになった。)



 子どもたちが大騒ぎをして遊んでいる広場の横では、今日も男たちが集まってトゥバ(ココヤシの酒)で酒盛りをしていた。顔なじみが多いので、私もすぐに合流。皆、酔っ払って、もうグダグダだ。



フィエスタの食べ歩き

2009年09月08日 | Weblog
 ソロプチミストのSさん、京大のHさんらは、今朝の飛行機でマニラへ。そして、沖縄の珊瑚舎スコーレのHさんと、教え子のIさんらは、クリスと一緒に、バスでタクロバンへ発たれました。あんなに賑やかだったのに、少しずつ寂しくなってきます。

 今日は、フィエスタの当日。町の中心部にある教会では、早朝からミサが始まり、もう超満員です。




 神さまにお祈りした後は、いよいよフィエスタの食べ歩きが始まります。
 トムノムさん、カレーサさん、教会、そしてレンテハスさん宅らを回り、もうくたくたです。昔は、10軒の家を訪問したこともあるのですが、さすがに歳をとってきたのでしょうか?

 それでも、何処へ行っても、いろんな人と話が弾み、また新しい人を紹介されたりするので、フィエスタの食べ歩きは、実に楽しいものです。



 (フィエスタのご馳走は、なんといってもレチョン(豚の丸焼き)。トニータンさん宅で)
 

みんなでマパソ(温泉)へ。待望のヘビ料理も!(写真追加あり)

2009年09月07日 | Weblog

(温泉に入りながら、ココヤシのジュースを飲む。)


 図書館のオープニングセレモニーも無事終って、ソロプチのSさんやJAPSAMの学生らもほっとしています。それでも、今日は、Sさんのサマール滞在最終日だというので、一日中、盛りだくさんのスケジュールでした。
 午前中は、JAPSAMの学生やSさんらに、ソルソゴンの村を案内。バイオガスのサイトでは、ちょうど子どもたちを集めたデイケアーセンターが開かれており、賑やかでした。




 昼は、トニータンさんの家で、フィエスタのおよばれ。すごいご馳走に、皆、大喜び。
 そして、マパソ(温泉)へ。
 オキンドからの川のクルージングや、マパソの村ののどかな風景は、何時来ても素晴らしいものです。



(舟を降りてリサール・ドスのバランガイに向かう。この辺りののどかな風景は実に素晴らしい。)


 マパソ温泉も、今回のJAPSAMの学生らは皆、初めてとのこと。ココヤシをとってもらい、ブコジュースを飲みながら、ゆっくりと温泉を堪能。
 今日も、大勢の村の子どもたちが、「なんだなんだ、この人らは」と集まってきて、温泉の横にしゃがみこんで、顔に泥を塗ったりしてはしゃいでいる学生らを、珍しそうに見ていました。





 
 そして夜は、カマヤンのレストランで、明日、帰られるソロプチのSさん、沖縄からのHさんら、また京大のHさんらのお別れ会です。
 今日のお目当てはヘビ料理。私も、サマールに来て15年になりますが、未だ食べたことはありませんでした。昨夜、予約を入れたのですが、今朝、さっそくマラホの辺りの洞窟で捕まえて持ってきてくれたそうです。前もここで見たことがありますが、長さが2mほどもある大蛇です。
 女性らは、最初はビクビクしていましたが、すぐに「おいしい!」と言って、かぶりついていました。


 (これがヘビ料理。ビールにはよく合ってうまい。身体が温まるといわれている。)


オープニングセレモニーでのお茶会

2009年09月07日 | JAPSAMの活動
 今回の図書館のオープニングセレモニーのハイライトは、この日のためにわざわざ京都から来られた「ソロプチミストわかば」会長・Sさんの、ティーセレモニーでした。






 Sさんが、日本のお茶の歴史や精神等について説明された後、お茶をたてると、それまでざわざわしていた部屋はシーンと静まり、皆、Sさんの手元に集中しました。



(バランガイキャプテンのナーティさんもお茶をたてる。横から、町長さんが興味深そうに見ていた。)



(緊張しながらお茶を飲む副町長さん)

町長さん、村長さんらを迎えて図書館のオープニングセレモニー

2009年09月06日 | JAPSAMの活動

(2Fの図書館で神父さんのブレッシング。左の棚には、現在、約400冊の絵本が並んでいる。)


 今回のJAPSAMと、ソロプチミストわかば(京都)のSさん来比の最大の目的であった、ソルソゴンの図書館のオープニングセレモニーが、今日(6日)、無事、終わりました。
 
 この図書館は、以前、「わかば」の方々の支援をいただいて、JAPSAMが作ったソルソゴンのトレーニングセンターの2Fにオープンしたものです。図書館の開設についても、「わかば」から多大のご支援をいただいています。

 京都サマール友好協会は、以前、絵本プロジェクトをしていたのですが、その時にいただいていた絵本が300冊ほど残っていました。さらに東京の絵本会社からも協力をいただいて、今年になってから、合計400冊ほどの絵本をサマールに送ってきました。
 
 今回は、オープニングセレモニーが開かれるというので、「わかば」の会長のSさんが、ぜひ、出席したいとやってこられました。 
 セレモニーには、サンタマルガリータの町長さん、副町長さん、ソルソゴンのバランガイキャプテンや村会議員さんらが参加されました。
 村当局から、「わかば」への感謝状も贈られて、Sさんにも喜こんでいただけたようです。



(神父さんのお祈りの後、入口でテープカット。左はバランガイキャプテンのナーティさん、右は、ソロプチミストわかば(京都)のSさん)



(ブレッシングの後は、オープニングセレモニー。挨拶されているのは「ソロプチミストわかば」の会長・Sさん)

 

(後列、左から、サンタマルガリータの副町長さん、町長さん、ソルソゴンのバランガイキャプテン、そして、ソロプチミスとのSさんら。前列は、ベイビーさんとJAPSAMの学生ら)



(ソルソゴンの子どもたちとJAPSAMの学生ら。)



(オープニングセレモニーを終えて。図書館は後のトレーニングセンターの2F。中央の赤いシャツの方が町長さん)

フィエスタの準備で賑わうカルバヨグの町

2009年09月03日 | Weblog
 2日に日本を出て、その日はマニラに1泊。3日の朝にカルバヨグに着きました。
 今回は、沖縄からのHさんとその教え子のKさんと一緒です。カルバヨグには、ベイビーやレイ、クリスの他、同志社ハビの3人も迎えに来てくれていました。

 今年は、ハバガッド(強い南の季節風)が9月になっても吹き荒れ、シーサイドの部屋から見る海も、波しぶきをあげて荒れ狂っています。それでも、8日のフィイエスタを直前にして、道路はデコレーションで飾られ、屋台や移動メリーゴーランド、お化け屋敷なども並んで、人々の表情も、どこか晴れやかです。

 すぐに、みんなをカライマンのバイオガスに案内。うんこガスの炎を見て、皆、わあわあといって喜んでくれました。



 (カライマンのバイオガスサイトで、沖縄からのHさんと、その教え子のKさん。そして、同志社のハビの3人)


 夜は、トニータンさんの招待で、フィリピンで大人気だというフォークシンガー・Noel Cabanganのライブコンサートへ。
 カルバヨグ市は、フィエスタのこの週、毎日のように、有名な歌手や映画俳優を招請しているのですが、その費用は全てトニータンさんが負担しているそうです。
 今夜は、トニータンさんの招待だったので、我々は、ステージの最前列に座らせてもらって、ライブを楽しむことができました。