早いもので、このブログを開設してから1年がたちました(正確には昨年11月3日に開設)。今年受験された皆さんに、少しは役立てていただけたようで嬉しく思います。
去年の今頃は、友人、職場、取引先の皆さんから、合格お祝い&送別会の声がたくさんかかり、忙しい日々を過ごしていました。あの時、挨拶で話した「自分なりの教育の理想」が実現できているかというと、正直まだまだです。民間企業歴のみ24年9か月の私は、社会人としての経験値は豊かですが、教員経験値が圧倒的に不足していて、試行錯誤の日々が続いています。毎日の授業や生徒指導は、営業的な表現だと「毎日が締日」、広報的な表現だと「毎日が発表日」。教員ゼロスタートの私は、現状は「仕事に追いまくられている状況」ですが、できるだけ早く、前の会社でやっていたような「仕事を追いかける状況」に変えていきたいと思っています。
さて、今回合格された皆さんは、そろそろ採用説明会がありますね。特に中高共通など、複数の校種区分の方は、どの校種になるかが最大の関心事ではないかと思います。私も中高共通で合格し、高校志望だったので、申告カードにどう書くか迷いましたが、最終的には高校(全日制)と中等教育学校に希望有、中学は希望無と書いて提出しました。都の教員の方から「申告書には自分の希望を書いておいた方がいい。それだけやって、それでも希望校種以外から連絡がきたら、納得できるはず。」とアドバイスを受けたからです。そして、あくまで私の場合はですが、志望通り高校からお話をいただくことができました。
全員の方の希望を聞いていたら、たぶん、都の学校の人事はまわらないのだと思います。希望が叶わない方も出てくることでしょう。とはいえ、できるだけ多くの方々の希望が叶うことを祈るばかりです。
去年の今頃は、友人、職場、取引先の皆さんから、合格お祝い&送別会の声がたくさんかかり、忙しい日々を過ごしていました。あの時、挨拶で話した「自分なりの教育の理想」が実現できているかというと、正直まだまだです。民間企業歴のみ24年9か月の私は、社会人としての経験値は豊かですが、教員経験値が圧倒的に不足していて、試行錯誤の日々が続いています。毎日の授業や生徒指導は、営業的な表現だと「毎日が締日」、広報的な表現だと「毎日が発表日」。教員ゼロスタートの私は、現状は「仕事に追いまくられている状況」ですが、できるだけ早く、前の会社でやっていたような「仕事を追いかける状況」に変えていきたいと思っています。
さて、今回合格された皆さんは、そろそろ採用説明会がありますね。特に中高共通など、複数の校種区分の方は、どの校種になるかが最大の関心事ではないかと思います。私も中高共通で合格し、高校志望だったので、申告カードにどう書くか迷いましたが、最終的には高校(全日制)と中等教育学校に希望有、中学は希望無と書いて提出しました。都の教員の方から「申告書には自分の希望を書いておいた方がいい。それだけやって、それでも希望校種以外から連絡がきたら、納得できるはず。」とアドバイスを受けたからです。そして、あくまで私の場合はですが、志望通り高校からお話をいただくことができました。
全員の方の希望を聞いていたら、たぶん、都の学校の人事はまわらないのだと思います。希望が叶わない方も出てくることでしょう。とはいえ、できるだけ多くの方々の希望が叶うことを祈るばかりです。
大変お世話になっております。
11月8日の名簿登載者説明会に仕事半休をとって、行って参りました。さすがに若い人が多かったのですが、同年輩ぐらいかなと思われる人も若干見受けられたので、40代後半以上でも、合格させた方はおられることが分かって大変良かったです。
これから、色々と書類準備に奔走しなくてはなりませんが、説明会で初任給の説明を聞いて、戸惑っています。
それは、私は、社会人として民間企業に23年あまり勤務してきていますが、前歴加算の限度号級(教育2級77号)として計算しても、現在の収入と比べて相当給料が減ってしまうと思われるからです。おそらく、月給ベースで月10万円以上減収となるのではないかと計算しています。
教壇に立つことを夢見て、ここまで来ましたので、お金のことを考えるのは、動機不純だと思いますが、あまりに収入が減る可能性があることがわかり、戸惑っています。
たき様は、このような給与面での問題はありませんでしたでしょうか?
学校行事で多忙だったため、お返事が遅れて申し訳ありません。説明会ご参加、お疲れ様でした。同年代の(ように見える)同期が結構いることを、自分の目で確認すると安心できますよね。
さて、ご質問いただいた件について。
>たき様は、このような給与面での問題はありませんでしたでしょうか?
ありませんでした。受験を決める際、転身した場合の大体の年収額をあらかじめ調べ、まあ700万円前後だろうということがわかっていたからです(実際、合ってました)。参考にしたのは、都教委や東京都人事委員会のサイト、ネット上の様々な書き込み(「教員 転職 給料」などと検索するとたくさん出てきますよ)などです。私も以前は一部上場企業の管理職でしたので、最も良い時の年収は1,000万近くありました。ところが、業績悪化による給料(特に賞与)の大幅削減で、転身した方が年収が高い、という状況になってしまったのです。さらに、奥さんが地方公務員のため世帯収入の面での心配はなく、その奥さんは私が教員を目指すことを応援してくれました。
・・・・その方が世帯収入アップになるので当然といえば当然(^^;)。
ということで、私は全く問題なかった、というのが答えです。
コメントをいただいてこんなことを言うのは心苦しいのですが、今になって「あまりに収入が減る可能性があることがわかり、戸惑っています」とおっしゃるのは、まったくもって準備不足です。給料がいくらになるかも知らずに、受験勉強や準備のために時間やお金を費やしてこられたのですか?それでは、給与や待遇を聞かずに転職するようなものです。さらに言えば、教員という仕事は授業以外に生徒指導、教材や資料の作成、学校行事、部活指導、進路指導、外部対応など、様々な形で、決められた勤務時間以外でも多くの時間をとられる、金銭面では割の悪い仕事です。お金のことを考えるのは動機不純では全くありませんので、今一度「収入が月10万円以上減っても生活をやっていけるか」「金銭面で割の悪い仕事であっても、責任感と使命感を持って教員をやっていけるか」をじっくり考えて決断していただきたくお願いします。
※なお、コメントが重複しているようでしたので、古い方を削除しておきました。不都合があればおっしゃってください。
いつも的確なアドバイスを、お忙しい中頂戴し、感謝の言葉もありません。
まさに、仰られる通り、準備不足でした。
教師になることが、自分が少しでも社会の、世の中の役に立てる仕事ではないかと初心を持ち、受験勉強に打ち込んで、勝ち取った名簿登載ですので、今一度初心に帰り、教員の責任と仕事内容、それに想定年収での生計の立て方について吟味し、早急に決断しようと考えております。