キタジマ式酵素健康法

食べ物だけで如何にして生涯を健康で生きていくかを検証する。

全体を見なければ原因は分からない

2014年07月26日 00時15分26秒 | 食事療法
全体を見る
大きな象を目隠しをして触らせてどんな形の動物かを絵で描かせたらどんな絵になるかご存知ですか。    
 

大きな象をいろんな人が、それぞれの場所で象の近くに寄り付いて、観察して象とはどんな形をしているのか見ている絵です。
 

この人たちに象とはどんな形の動物であったかを聞けば、自分の見た場所の形しか分かりません。全体の像の形は分からないのです。

物事を見て考えるには始め、距離をとって全体を見てから、部分を見ていかなければ何がなんだか分からないのです。

人間の肉体も、顕微鏡で病的細胞を観察するだけでは、男か女かは見えてきません。男と女は同じ人間であっても違います。

胃潰瘍の患者は潰瘍の状態は同じでしょう。しかし原因は異なります。食べ過ぎた人もあれば、借金の返済に窮して胃が痛い人、失恋で食欲が無くなった人など原因は違うのに、結果は同じ!と言う現象が起こります。

薬は同じでいいのでしょうか? 最近は性差医療と言う言葉が出始めています。同じ病名でも女性と男性は違うので同じ考えの治療ではいけないということです。西洋医学が始まって百年すぎてやっと考え始めました。
 
炭水化物は三大栄養素のひとつですが顕微鏡で見れば同じです。 しかし物によっては冬獲れたもの、夏のもの、春秋といろいろ違います。 

しかし顕微鏡で見れば同じ炭水化物です。いつ出来たかによって、身体を冷やすもの、身体を暖めるもの、と異なっていることは現代医学も栄養学も分かっていません。全体が見えていないのです。怖いですね!
 
身体が冷える病気の人には暖めなければいけません。

癌や椎間板ヘルニア、神経痛やリウマチの患者に朝の食事からバナナを食べさせる病院食。
 
本当に怖いですね!
 

陰陽の哲学を勉強し、人間は宇宙のどこに存在しているのか、まずは全体を知ることから始めないとすべてが見えて来ません。