医者の名を借りた酵素

医者の名を語った酵素
最近急に酵素が注目されいろんな形のものが売り出されています。

今から30年前に酵素堆肥から手がけて、飲む酵素と酵素によっておがくずを自然発酵させた酵素風呂の入る温熱健康法採用の断食健康道場を開店した頃は、全国で数えるほどの酵素しかなく、しかもすべてが液体で売られていました。現在は錠剤、顆粒、カプセル、練り状などにした、酵素と名を付けて販売している物は、すべて薄めていることを証明しています。
材料を醗酵させていけば、必ず液体で抽出しなければならないからです。
化学薬品と同じような形にして、薬のような効果があるように勘違いさせようとする下心が見え見えです。

とにかく資本金を大量に待っている業者が、医者の名を借り、又はテレビや雑誌、新聞、インターネットでそれが本物だと宣伝し、知識の無い消費者は信用させようとしています。

酵素は熱に弱いから熱消毒した物は酵素が死んでしまい効果は無い、
生野菜しか酵素は摂れない
農薬化学肥料で栽培された野菜は酵素が完全でない
加熱調理や電子レンジの使用によって破壊されてしまう

だから普通の生活をしている人は酵素が不足しがちになる、と申しています。
生野菜からしか酵素が摂れないとか、野菜の酵素が人間の酵素と同じであるようなことを言っていますが、なんだか怪しいものです。

酵素は1200ccを6本ぐらい飲用しなければその効果は感じられるものではありません。何故ならば酵素は薬品ではなく、微生物飲料であるから、飲んでいる人の腸内の細菌が整うまで時間がかかるからです。しかもその間に好転反応が出てくるものは本物と言えるでしょう。味噌汁より劣る酵素が、姿形を変え氾濫しています。

私は今、酵素卵を産ませようとニワトリ牧場を作り、私の酵素で醗酵させた飼料を実験研究中です。昨日切り返しをしましたが、食べたくなるような、とても甘くて、美味しそうな香りがしていました。
秋頃には酵素卵が誕生しそうです。