私の音楽活動、近頃は“Hawaiian”から少し外れています。
そろそろ渋谷バッキーさんへ行かなくちゃだめだな。
5月の“ミニ音楽会”にウクレレクラブのメンバーさんからブギウギ曲の提案がありました。NHK朝ドラでやった「東京ブギウギ」です。これは前座で「別れのブルース」をやらなくちゃと思いました。
どちらもルーツは同じですが、ブルースは綿花プランテーションなどでの農作業の際の叫び声。アフリカから連れて来られた黒人たちは理不尽な境遇を歌に託しました。悲しみや憂鬱の感情は英語ではblueの色でたとえられることに由来しているそうです。
ブルースの音楽的特徴、簡単にいうと同じことを繰り返すような音楽。それまでの音楽にはみられなかった、弾んだシャッフルリズムが使われています。
たとえば
E7 E7 E7 E7
A7 A7 E7 E7
B7 A7 E7 E7
このコード進行でいつまでもプレイしていられる。不思議、農作業での“忍耐”のようなものでしょうか。
<服部良一さん Wikipediaより>
さすがの服部良一先生でも、本場もんのブルースをそのまま日本へ持ってきても受け入れられないだろうと、大きな葛藤があったと思います。
実はHawaiianも同じで、Hawaiianブームのあった昭和の時代でも、本場もんのHawaiianは無理があったそうです。
別れのブルースを、ブルースっぽいコード進行(メロ)で歌ってみました。服部先生と、淡谷のり子先生には失礼をいたしました。
ウクレレスターズ 今後の練習予定(時間は14:00~16:30)
★5/16飯田市上郷公民館204号室