全国的には7月7日の七夕祭り。
私が小さかった頃は8月7日で、軒端に飾ったことを覚えています。
ここ長野県南部では今でもその風習が受け継がれています。
一年に一度、七夕の夜を楽しみにして心を入れ替えた夫婦「織姫と彦星」、8月なら会える確率が高いのに。
ささのはさらさらで始まる「たなばたさま」という歌があります。
社協の利用者さんに、この時期人気曲のひとつです。
この曲は1941年制定の国民学校の音楽教科書用につくられたそうですから意外に新しい。
作曲者は下総皖一で、旋律に使われるのはレミソラシの５音。
それは雅楽の律音階に当てはまる。
何となく心和む、安心する曲だと感じるのはそのあたりが関係しているのでしょうか。
『音楽放浪記 日本之巻』（片山杜秀著）で知ったのですが、これは唱歌だそうです。
「唱歌は明治以前の」、「童謡は大正以降の」と理解していましたが、そんな単純な区分けでは済まない事を学びました。
「たなばたさま」が唱歌の分類になるのは、ト長調（Gmaj）に近い西洋風のようでもあるからだそうです。
今後の練習予定（時間は14：00～17：00）
★8/7飯田市松尾公民館第1会議室、8/14練習お休み、8/21飯田市上郷公民館/206号室、8/28飯田市松尾公民館第1会議室
音楽好きの方お待ちしています。お気軽にお越しください。