♪ウクレレ&ハワイアンバンド飯田 -Goo ブログ

ハワイと日本の曲をやっています

ボサノヴァ “イパネマの娘”

2018-02-13 | 日記
ウクレレ・スターズはハワイアンミュージックとフラを共通項とする仲間で構成されています。しかし、当然かもしれませんが、昨年末のメンバー交流会で音楽的好みは多様な事を知りました。ハワイアンを中心としつつも、今年はそれぞれの好みにもチャレンジしていくことにしました。

メンバーТさんの希望により“イパネマの娘”の練習を開始! ハワイアンバンドがなぜ「ボサノヴァ」を? いいのです。理解に苦しむ方は今井栄一さんの「サウンズオブアロハ」をお読みください。



今井さんによれば、『ハワイアンミュージックといわれて、甘ったるいスティール・ギターとゆらゆらと腰を揺らすポリネシアンの肉感的な女性を思い浮かべるが、これは側面的なものでしかない。実はその中には多種多様なエッセンスがこめられている。
ウエスト・コーストサウンドだって、ブルースだって、レゲエだって、ジャズだって、ハワイの人が演奏して、ハワイで売られていれば、それは純然たるハワイアンなのだ。ハワイで生まれ、ハワイで育ち、ハワイの人々に親しまれている音楽、それらはすべてハワイアン』。

写真は「サウンズオブアロハ」の本と、グレッグ・サーディンハが歌う懐かしい曲、「ザ・ハセガワ・ゼネラル・ストア~ハセガワ雑貨店」が収録されているCD「世界夢紀行ハオレ2」です。



佐藤剛さんが書いたこの本 “美輪明宏と「ヨイトマケの唄」”の第12章に、中村八大さんの“ブラジル組曲”の事、サンバやボサノヴァの事が詳しく記されています。佐藤さんは中村八大さんが語った「サンバやボサノヴァのリズムについて」次のように記しておられます。

『これらは2小節単位の複雑なリズム・パターンで構成されている。しかもそれは人間が演奏しているものなので、正確ではあっても微妙にゆれ動いている。譜面に書かれたリズムを正確に演奏しても、それだけでは表現できないというところに特徴がある。世界中から集まった人種が混ざり合った国ブラジルならではの微妙なリズムの揺れこそがサンバ、ボサノヴァの醍醐味なのである』。
我々バンドも、そこまで行けるといいな。

今後の練習予定(時間は14:00~17:00)
★2/17飯田市松尾公民館、2/24飯田市竜丘公民館。音楽好きの方お待ちしています。お気軽にお越しください。