5月30日 

ご心配をおかけしてしまいましたが、食滞を起こしていた1号ちゃん、回復しました。
今回の事で大変勉強になったので、今後のために記録として残しておきたいと思います。

18日(月)の夜から、こまちを完全にお迎えすることになったのですが、やはり突然兄妹を引き離してしまうと、特に寂しがり屋で甘えん坊の1号ちゃんの体が弱ってしまう可能性もあるため、先生とも相談をし、様子を見ながらの引き離しという事で、こまちをお迎え、そしてとりあえず1週間、1号ちゃんをお預かりする事になりました。
元々、1号ちゃんは生まれつき体が弱くて、他の鳥さんに比べて消化の遅い子なのだけれど、ここ最近は挿し餌も何とか上手く消化してくれていたようなのです。
実際、お預かりしてからは、1日2回の挿し餌という事で、こまち同様に1号ちゃんも食欲旺盛だったし、20日(水)の夜までは、与えていた野菜類や乾き餌などを自分でもポリポリと食べていたので、安心していました。
ところが、21日(木)の朝の挿し餌を終え、その後もケージ内に設置してある餌(ペレットなど)を自分たちでもついばんでいたのですが、暫くして1号ちゃんが口に入れた食べた物をエグエグして吐き散らかす、というような事が2回ほどあり、「あれ?どうしたんだろ??」と少々気になっておりました。こまちもガツガツと休憩も入れずに食べていて、1度だけむせておりましたから、それと同じなのかな?とその時は思っていました。
でも、何となくそ嚢がハトの胸のように膨れていたし、沢山食べているわりには、うんPの回数が少ないことについて何となく気にはなっていたんです。
午後になり、こまちが前日の夜中に木箱の中で一度暴れたみたいで、左の羽根が一本折れてしまい、血羽になっていたので、その場所を診てもらうために病院へ連れて行き、その際、1号ちゃんの気になる事を先生に話し、一緒に診察してもらうことに
先生も、「随分、そ嚢が膨らんでいるね。食滞を起こしているかもしれない。」と気になったご様子で、触診して頂いたところ、そ嚢がかなりかたくなっていました。
1日2回の挿し餌になり、成長に合わせてパウダーフードの濃度も濃くしていたので、それが1号ちゃんにとってはダメだったのかもしれない・・・という事と、お水をあまり飲まない子だったので、水分が足りないかもしれないから、リンゴなど水分のあるものをもっと与えていいよ~というお話をしていたら、1号ちゃんが木箱の中でついばんでいたペレットをまた吐き散らかす事態に。。。
そ嚢がだいぶカチカチになっていたので、このままだと体が弱い1号ちゃんがまた上手に消化できずに危険な状態になることも考えられるので、急遽、そ嚢マッサージとそ嚢洗浄をして頂きました。
食滞とはご存知の方も多いと思いますが、前に食べた餌がうまく消化できず、餌がそ嚢から下りにくい状態のことで、酷くさせてしまうと命の危険がある症状なんです。
オカメインコちゃんにはよくある症状のようですが、1号ちゃんもそうでした。
軽い症状なら、自宅に連れ帰ってからも、そ嚢がかたくなっているようだったら、40℃くらいのお湯を少し飲ませ、時間をおいてから、優しくほぐすようにマッサージし、消化の助けをしてあげられるとの事だったのですが、1号ちゃんの場合、処置してもらった後の元気がなかったため、ケアの為に先生のもとで様子をみて頂く事にしてもらいました。
その際に、1号ちゃんがちょっと弱っているので、このままこまちと引き離すと寂しさで余計に体調を崩してしまうかもしれないから、一緒に預からせて下さい、と先生に言われ、こまちは一時里帰りすることに。
その後、25日(月)にぴーちゃんの通院の際に、1号ちゃんの様子を聞いたら、回復して元気に過ごしている・・・とのお話でした。
本当によかった~と安心しました。
先生に、元々体の弱い子で、こういう事はなりやすいから、今回の事はあまり気にしなくていい・・・と仰って下さいましたが、やはり責任を持って預かっていた以上、注意が足りなかったのは事実なので、今回の事は猛省しましたし、そして勉強になりました。
1号ちゃん、本当にごめんね。

そして、翌26日(火)。
1号ちゃんも回復したという事で、1号ちゃんとこまちを引き離しを決行することに。。。
↑の写真は、最後に我が家で一緒に過ごす2羽の様子
生まれた時から、ず~っと2羽一緒の生活を送っていたので、何をするにも常に2羽一緒のオカメちゃん
夕方になり、そのままこまちを我が家に置いて、1号ちゃんを連れて病院へ
連れて行く時に、こまちも1号ちゃんもお互いに大きな声で一生懸命鳴き合っているのが、とても辛かったです
その夜、こまちは初めて一人で迎える夜に、落ち着きがなく、翌日まで元気がなかったけれど、少しずつ環境になれてきたのか、だいぶ動き回るようになりました
まだ1日1度の挿し餌が必要なんだけど、こまちもそ嚢に軽い炎症が見られるので、注意が必要ですが、これからまろぴー同様大事に育てて行きたいと思います
1号ちゃんも、こまちも元気に育ってくれますように

ご心配おかけして、ごめんなさい。
そして、温かい言葉を有り難うございました
いつも応援して下さり、有り難うございます
