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(新)漕ぐ、歩く、走る、我がボート人生徒然草

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学生時代の漕艇部活動を、停年退職後に再度始めた、その日々の記録

ペンタ・クルーと交流、ペンタ式準備体操

2017-11-20 14:37:34 | 日記

 11月16日に一ケ月ぶりの桐友会漕艇実練実施したが、水上コースは強風吹き荒れ気温も低く、秋日和もそう感触ないうちに、早や初冬つう感じであった。本日はペンタ・シニアエイトも出艇ということで、準備体操から出艇・納艇まで、桐友会・ペンタ十数名が合同で行ったが、準備体操はペンタ式で実施した。ペンタ式は外語端艇部体操と同一のものであるが、当体操のルーツは海兵式体操であると、外語OB(のペンタクルー)から聞いた。なかなかの体操で、筋肉・骨格等主要部を全て柔軟に動かす、血行もよくなる、体がスッキリする体操であった。現在の桐友会準備体操は小泉式で実施してるが、こちらは筋肉鍛錬等を主眼とするもので、好い悪いは別として、ペンタ式とは相当異質な体操である。我々の頃の東京教育大漕艇部の準備体操は、嶋田先輩などが商船大式を取り入れ応用した、体の屈伸等を主とする体操であったが、小生など現在もその体操に慣れ親しみ、長年お世話になってるが、効率よい準備体操・整理運動を実施することは、漕艇実練成果向上には必須なものであり、軽視できない。
 海兵式体操が外語端艇部に綿々と受け継がてる理由は、OB説明では、海兵出身学生が外語に入校の際持ち込んだそうである。しかし、それまでの旧来の外語式体操を制圧して、海兵式が主流となり現在まで続くことは、海兵式が相当魅力あるものでないと、在り得ないだろう。思うに、海兵から外語入校学生というのは、海兵最後の78期生の一人と推測するが、とすれば1945年4月入学で8月には閉校・解散だから在校期間半年足らずだろうが、そこで海兵式体操の虜になってたかも知れない。それくらい、魅力がある体操だったということだ。
 海兵式体操は、海兵で永年体操を指導した海軍高級将校堀内大佐と、切っても切れない関係にある。堀内大佐は、海兵で体操指導していたが、その基調は海軍式で健康増進や体力強化上に効果上がらず、疑念を感じていた。そんな時、1931年(昭和6年)、デンマークのニルス・ブック率いるオレロップ体操チームが来日し、各地でデモンストレーション行った。この体操実演見た
堀内氏は、その華麗・整然・優美な体操にいたく感動し、海兵が必要とするのはこれだと、即座に導入を決断した。強靭性・柔軟性・巧緻性等の向上目指すこのデンマーク体操は、実際に海兵で実施すると、生徒の健康増進・体力強化に大変効果があることがわかった。こうしてデンマーク体操は海兵に定着し、それが外語端艇部に引き継がれ、ペンタ式として桐友会も賞味した次第である。
 以上、いささか冗長な文となったが、本日のクルーは、C内野・S藤波・3大木・2富安・B橋爪で、伴走コーチは松岡が担当した。特殊藻切取専用船の活動でほぼ藻が一掃され、強風除けば、良好な漕艇環境であった。あとは、体力・技術の向上目指すのみを感じた。日高屋反省会も、桐友会・ペンタの両メンバーが入れ混じり、体操同様にハイブリッド的効果を感じたが、画像はその模様だが、ペンタからは渡辺氏(外語OB)参加で、撮影担当松岡は画像外である。

 
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