政治ブログの常連となり、こちらのブログご無沙汰だが、今回は政治ブログ本日投稿文をこちらに載せます
たかが Make America Great Again 、されど
トランプ政権の計算はいろいろあろうが、最大の目論見、公約、狙いは”偉大なアメリカを散り戻す”だから、これにどう向き合うか。石油や天然ガス等もいいが、やはり財政問題・ドル問題を立て直さなくては、偉大なアメリカ合衆国を取り戻したとはいえないし、選挙民も納得しない。M2の急上昇、未曾有のドル散布、天文学的な財政赤字をどうするかだ。流れはドル離れ、ドル不信任、brics諸国の自国通貨選好の状況だ。基軸通貨もつ覇権国家アメリカを、持ちこたえ、続けねばならない。トラさんも、tariffとかあちやこちゃ手出しおるが、最後はドル問題決着に追い込まれる。ドルの信用回復は、金(gold)とリンク(peg)しかない。
1971年8月15日にRニクソンは、” Suspend temporarily the convertibility of the dollar into gold “と言って、金本位制を廃止したが、あくまでもtemporarily(一時的)という条件付きだったが、未だに続いてる。ドル信認回復のためには、何らかの形でも、金とリンクさせる方向に動くのは必然だろう。今ウオール街方面とか、金融関係で囁かれおるんは、金の再評価だ。金の公定評価額は、1972年時の45ドル/ozのままだが、これを大幅に引き上げれば、ドル紙幣も紙屑でなくなる。いかほどか、2万ドルとかの声もあるが。それは極端としても、現行2920ドル/ozを相当引き上げれば、ドルも安定か。いずれにしても、“”偉大なアメリカを散り戻す”といった以上、ドル問題はトラさんの焦眉の課題となる。関連して、2/3阿修羅<田中宇クライナ戦争の真の目的である、欧州の破綻・米覇権の終わり>に下記コメ載せたので、再掲する。
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来るか! 金ドル
“荒野の決闘”見てたら、牛の群れの持ち主Wアープにクラントン親父が、“一頭銀貨3ドルで売ってくれ” “ヤダ!” “5ドル銀貨でどうだ” とかシーンあった。あんころの西部では、金本位制・銀本位制だったんだ。アメリカの通貨制度は、戦前はほぼ全期間通して、戦後もニクソンまでは金本位制だった。止めてたんは、一次大戦後の2年と大恐慌期の1年くらいで、戦後もニクソンまでは金本位制であった。アメリカは元来金本位制の国だったし、そんたな通貨制度で発展した国であった。それが現在は、天文学的な量のドル紙幣という紙屑を発行する国となり、国債発行による年間利払い額は、昨年にはおよそ1兆ドル(150兆5200億円)を超え、更に倍増の勢いである。利払い額だけで2日と少しで1兆円を超える勢いで、2022年度でみれば連邦予算全体の15.9%を占める勢いで、いつまでも続けられる状態でない。国家の基幹のドル紙幣の惨状を前に、再びニクソン以前に戻そう、現行通貨制度を改革しようとの動きが出るのは必然だ。”強いアメリカ”はほぼイコール強いドルであり、米覇権の時代である。ドルの行方は・・・
櫻井氏も指摘だが、かってJFKも1963年6月にEO11110と呼ばれている大統領令を出し、連邦準備制度の枠外で銀兌換紙幣を発行するように命令したことがあった。・・・が、1963年11月22日に大統領は暗殺、この命令は取り消しで市中流通していた紙幣は回収されてしまった。強いアメリカ、Great America Again を標榜のトラさんにとって、紙屑化のドル紙幣は放置できない。強いアメリカの核心はドル問題であり、繰り返すが強いドルの復権であり、これは単に為替レート上の数字だけでない。トラさんは、ドル安であろうとドル高であろうと、基軸通貨の威厳を失なわない、相対的な強いドルを目指すのでないか。ケネディは通貨制度の改革を目指したが、トラさんも最終的にはこの問題を避けて通れない。一つの可能性として、テキサスなど一部州で起きてるドル紙幣を金とリンクさせる動き、いわば金ドルの創設だが、トラさんの対応に注目したい。
金ドルというと奇異に思うかもしれないが、1971年のニクソンまではアメリカの平常の通貨制度だった。金ドルとドルの二頭立てもあり得るかも。歴史的にもかってドイツでは、ナチス登場前夜のハイパーインフレ下のドイツでは、マルクと金マルクが並行し使われた。前者のマルク(パピエルマルク)は過剰印刷下で全く価値失ったが、後者金マルク(1876年以来で、1マルク=純金358mgと兌換)は、通常の通貨として機能してた。1次大戦後の各国が倍賞として要求はこの金マルクの方で、要求総額が金マルクで総額1320金マルク(純金換算で47,256トンの金)であった。トラさんは、関税とかウクライナとか手だしおるが、最後はドル問題だろう。変則的であれ、金ドル時代が来るか? >
たかが Make America Great Again 、されど
トランプ政権の計算はいろいろあろうが、最大の目論見、公約、狙いは”偉大なアメリカを散り戻す”だから、これにどう向き合うか。石油や天然ガス等もいいが、やはり財政問題・ドル問題を立て直さなくては、偉大なアメリカ合衆国を取り戻したとはいえないし、選挙民も納得しない。M2の急上昇、未曾有のドル散布、天文学的な財政赤字をどうするかだ。流れはドル離れ、ドル不信任、brics諸国の自国通貨選好の状況だ。基軸通貨もつ覇権国家アメリカを、持ちこたえ、続けねばならない。トラさんも、tariffとかあちやこちゃ手出しおるが、最後はドル問題決着に追い込まれる。ドルの信用回復は、金(gold)とリンク(peg)しかない。
1971年8月15日にRニクソンは、” Suspend temporarily the convertibility of the dollar into gold “と言って、金本位制を廃止したが、あくまでもtemporarily(一時的)という条件付きだったが、未だに続いてる。ドル信認回復のためには、何らかの形でも、金とリンクさせる方向に動くのは必然だろう。今ウオール街方面とか、金融関係で囁かれおるんは、金の再評価だ。金の公定評価額は、1972年時の45ドル/ozのままだが、これを大幅に引き上げれば、ドル紙幣も紙屑でなくなる。いかほどか、2万ドルとかの声もあるが。それは極端としても、現行2920ドル/ozを相当引き上げれば、ドルも安定か。いずれにしても、“”偉大なアメリカを散り戻す”といった以上、ドル問題はトラさんの焦眉の課題となる。関連して、2/3阿修羅<田中宇クライナ戦争の真の目的である、欧州の破綻・米覇権の終わり>に下記コメ載せたので、再掲する。
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来るか! 金ドル
“荒野の決闘”見てたら、牛の群れの持ち主Wアープにクラントン親父が、“一頭銀貨3ドルで売ってくれ” “ヤダ!” “5ドル銀貨でどうだ” とかシーンあった。あんころの西部では、金本位制・銀本位制だったんだ。アメリカの通貨制度は、戦前はほぼ全期間通して、戦後もニクソンまでは金本位制だった。止めてたんは、一次大戦後の2年と大恐慌期の1年くらいで、戦後もニクソンまでは金本位制であった。アメリカは元来金本位制の国だったし、そんたな通貨制度で発展した国であった。それが現在は、天文学的な量のドル紙幣という紙屑を発行する国となり、国債発行による年間利払い額は、昨年にはおよそ1兆ドル(150兆5200億円)を超え、更に倍増の勢いである。利払い額だけで2日と少しで1兆円を超える勢いで、2022年度でみれば連邦予算全体の15.9%を占める勢いで、いつまでも続けられる状態でない。国家の基幹のドル紙幣の惨状を前に、再びニクソン以前に戻そう、現行通貨制度を改革しようとの動きが出るのは必然だ。”強いアメリカ”はほぼイコール強いドルであり、米覇権の時代である。ドルの行方は・・・
櫻井氏も指摘だが、かってJFKも1963年6月にEO11110と呼ばれている大統領令を出し、連邦準備制度の枠外で銀兌換紙幣を発行するように命令したことがあった。・・・が、1963年11月22日に大統領は暗殺、この命令は取り消しで市中流通していた紙幣は回収されてしまった。強いアメリカ、Great America Again を標榜のトラさんにとって、紙屑化のドル紙幣は放置できない。強いアメリカの核心はドル問題であり、繰り返すが強いドルの復権であり、これは単に為替レート上の数字だけでない。トラさんは、ドル安であろうとドル高であろうと、基軸通貨の威厳を失なわない、相対的な強いドルを目指すのでないか。ケネディは通貨制度の改革を目指したが、トラさんも最終的にはこの問題を避けて通れない。一つの可能性として、テキサスなど一部州で起きてるドル紙幣を金とリンクさせる動き、いわば金ドルの創設だが、トラさんの対応に注目したい。
金ドルというと奇異に思うかもしれないが、1971年のニクソンまではアメリカの平常の通貨制度だった。金ドルとドルの二頭立てもあり得るかも。歴史的にもかってドイツでは、ナチス登場前夜のハイパーインフレ下のドイツでは、マルクと金マルクが並行し使われた。前者のマルク(パピエルマルク)は過剰印刷下で全く価値失ったが、後者金マルク(1876年以来で、1マルク=純金358mgと兌換)は、通常の通貨として機能してた。1次大戦後の各国が倍賞として要求はこの金マルクの方で、要求総額が金マルクで総額1320金マルク(純金換算で47,256トンの金)であった。トラさんは、関税とかウクライナとか手だしおるが、最後はドル問題だろう。変則的であれ、金ドル時代が来るか? >