
国破れて山河あり、城春に・・・と言うが、外出はするな商いするな、国家存続が掛かってるかのような大騒ぎの時代である。まさか生き延びることが至上命令の時代が、改元早々に来るとは、誰にとっても予想外であった。感染免れる人、感染しても軽く済む人、重くなる人等々千差万別だが、要は免疫力の違いのようだ。如何に免疫力をアップするか、いかに免疫力の高い身体にしておくかが、問われる時代である。“免疫力”は医学用語であるが、数値化は難しいそうで、数値では具体的に説明はできない。ただ現象的には理解される、例えば風邪で寝ていたら治ったが、免疫力が揚がったようだとか。何れにしても、如何に免疫力を揚げるかが、当面の問題であろう。これは、飲食や休養睡眠等を含めた全体的な問題であり、現代的情報社会では従来から有り余る説明がなされて来ているが、今回は身近かで簡明で、卑近かつ手取り早い免疫力の揚げかたがないか、コメントしてみたい。身近かとなると、先ず食であるが、高価な薬やサプリメントは問題外として意外なものが効果あるらしい、味噌や発酵食品である。味噌汁・梅干し・ヌカ漬け・納豆・甘酒等々である。味噌は熟成して発酵させればさせるほど、大豆たんぱくと味噌の成分中に、新型コロナウイルスが発現するACE2受容体なるものを阻害する、“ACE2阻害ペプチド”を生産するという。とすれば、メデイアには従来報じられてないが、新型コロナには意外だが予防対策で味噌が効果的となるのでは。少なくとも、味噌や発酵食品を重用することは、益はなくとも害はない筈である。発酵食品は、善玉菌を増やすなど腸内環境を調え、これにより体内免疫細胞の6割が集中と言われる腸内の免疫細胞を活性化させ、結果として外部病原体と戦う免疫力がアップする、と思えば理解できる。
もう1つ、身近かな簡明・手取り早い方法として、新型ウイルスを目や口・鼻周辺の粘膜から取り込んではまずいわけで、これへの対策である。常識的に考えて、これら粘膜を余り乾燥させない、つまり乾燥を防ぐことが肝要であることは、間違いない。この点で、最近you tubeで露出が目立つヒマラヤの聖者と言われる相川圭子さんであるが、彼女の提唱する方法が面白い。鍋に(薬缶でも)湯を沸かして沸騰させ、その上からヤケドしないように気を付けて顔を出し、2分間くらい口も鼻も目も蒸気に曝す。その際、タオルを頭から被り、蒸気がなるべく発散しないようにするという。これを、朝昼晩の3回繰り返えせと言うが、果たしてこの方法で新型ウイルス感染を多少でも防止できるか全く不明だが、粘膜乾燥防止には多少は繋がるのでは。小生も早速実行してるが、その際鍋に小匙一杯の塩を入れるようにしてるが、この点が相川さんとは異なる。
画像は、NYの国連に出向いたときの相川圭子さんのワンショットである。