きりのみやこ

ソプラノ歌手「みやこ」の音楽する日々

発声法と体の仕組み

2009年02月13日 | 音楽のこと
発声についての本を読んでいる。

英語で読んでいるが、わからない言葉を辞書で引いても、更に日本語がわからない。
「広背筋」「直筋」あたりは学校で習った事があるような気がするし、どのあたりの筋肉かわかるにしても、「僧帽筋」なんていうのはお手上げである。
筋肉に限らず、「脊柱」「椎骨」「転子」なども、どこの骨なのかさっぱり・・・。

声楽家にとって、楽器は自分の体なのに、ここまで自分の体の仕組みがわかっていないことに愕然としている。

今まで、いかに「感覚」だけで楽器を操ってきたことか・・・。
レッスンを受けても、常に体で覚えてきた証拠である。

こうして理屈で改めて学んでみると、先生の教えとどんどんつながってくるのが興味深い。
感覚は人には正確に伝えにくいが、理屈であればしっかりと人に伝授する事もできる。
自分の中でも、あやふやな部分が確信に変わって行く。

目からうろこの毎日の最近の京である。