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おやゆびひめ

2005-07-05 12:53:52 | 絵本
このお話を知らない人の方が、少ないだろう。
けれど、「原書」に近い形は?だと、う~~~~ん 

実は、キリカが一時「しらないお話して!」攻撃をしてた時、
おふとんの中で、このお話をした。
しかし、、
ちゃんと覚えてなかった私は、、

穴ねずみにさらわれた、おやゆびひめが、
つばめと相談し、「ネムクナァルネムネムキノコ」スープをねずみに飲ませ、
南の国へ、飛び立つ、、という話をした。

これって、アレンジというより、ウソ、、、

で、今回、図書館から借りて読んでみた。
かなり、文章もしっかりしてるが、キリカは夢中になった。
「絵」も、うっとりするくらい、美しい絵本だった。
やはり、名作は原書にちかいモノを読もうと思った。

小さい女の子がほしい、と願っていた女の人が、
魔女から大麦のタネをもらい埋めると、、きれいな花が咲き、中から女の子が、、
おやゆびひめと、名付けられる。

クルミのベッドに、スミレの花びらの敷きぶとん、バラの花びらの掛けぶとん。
お皿の池の上を、チューリップの花びらの船に乗って遊ぶ。
そして、聞いた事のないような、きれいなかわいい声で、歌う。
ところが、カエルにさらわれてしまう、、
ここから、おやゆびひめの、波瀾万丈の人生が始まる、、

魚に助けてもらい、蓮の葉にのって逃げ出すが、
今度は、コガネムシにさらわれる、そして野原に置き去りに、、
冬になり、食べる物もなく凍えながら、のねずみのおばあさんのうちへ。
「冬の間中、いてていいよ」と、やさしく迎え入れてもらう。

おばあさんは、お金持ちのもぐらとの縁談を、持ちかける、
断れない、おやゆびひめ、、
ある日、病気のつばめに出会い、何日も看病する。

春、元気になったつばめが、「いっしょに、行きましょう」と言うが、
おばあさんが、悲しむと、泣きながら断る。

夏、、秋の結婚式に向け、大ハリキリのおばあさん。
くもを4匹雇い、糸を紡ぎ、布を織って、嫁入り仕度を始める。

秋、、結婚式の日。
もぐらと暮らせば、もう、おひさまには会えないと、最後のお別れに外へ出る。
すると、あの時のつばめが、、
「冬が来る前に、暖かい国に行きます。一緒に行きましょう」
「行くわ!連れてって!」叫ぶ、おやゆびひめ。

花の妖精の王子と、結婚し、しあわせになる。

そして、つばめは、デンマークへ飛んでいき、
お話を作るのが好きなおじさんに、おやゆびひめの話を、歌って聞かせる。
それで、世界中の人が、このお話を知ることになった。

「まず、自分がしあわせになろう」

そんなメッセージを、感じた。

やっぱり、アンデルセンは、いい、、




おやゆびひめ

小学館

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