窓を開けますか

毎日、楽しんでますか?
とりあえず『リフォーム・インテリア』(仕事です)
と『子育て』について発信します。

宿題=さんすう編=

2008-06-30 14:36:03 | 子供と向き合う
毎日宿題が出るようになって、一ヶ月くらいたつかな・・(たぶん)
思い起こせば・・
4月の初!参観日の、懇談の時・・・

担任のT先生が、
「勉強は、まだか?と思ってらっしゃる方も多いと思いますが、
今はソレどころじゃありません」
と言ってたっけ・・・
とにかく基本動作の足並みを揃えるのに、必死ですっ!
って感じだった(笑)

例えば、給食の準備から、食べて、後片付けまで・・
時間内に終わらせる為に、ヒッシのパッチ状態。
キリカも、
「先生なぁ・・あ、もうこの牛乳は残す?
じゃーー(←流す音&ゼスチャー付き)とか、あ、これは?とか、
焦った顔してる」と言っていた。

猿山のサルを相手に、悪戦苦闘・・ですね(苦笑)

「今日、初めてノートに、プリントを糊で貼らせましたが、
とんでもないコトになりました・・
もう、二度と開かないノートもあるかもしれません」
とT先生が言うので、大笑いしてしまったっけ。

それが、宿題までこぎつけたとは・・進歩。
T先生、お疲れさまでした!

さて、宿題の内容だが・・・
算数は、今、数字の分解。
足し算から始めるのかと思ったら、引き算からだったのが以外。

最初は、『数えていくつ?』とか『○番目は、どれ?』『どっちが多い?』
など、基本の基本からスタートしていた。

数字の分解の問題は・・
升目をまず上下二分割にし、下のスペースをを左右二分割。
これで、上(大ー1)下(小ー2)のスペースができる。

例えば、
『2』に、いくつ合わせたら『6』になりますか?という問題の場合。

上(大ー1)に『6』下(小ー2)に『2』が記載され、
もう一つの(小ー2)に、答えの『4』を書く。

この問題が、毎日40問(1枚20問のプリントが2枚)
多いねぇ・・と思うのは、ワタシだけ?

問題は、クラス全員の子が1枚ずつ作成していて、
それが、みんなに配布されている。
作成者の名前が記載されているのだが、
中には、答えがマイナスになるのがあったりして微笑ましい。

キリカは、イキイキで宿題をしてくるので、
帰宅後は、チェックするだけなのだが(要サイン)
もちろん、間違えている。

先日、あっ!!と思ったのだが・・・

「ひとつ、間違えてるわ」とか、「二つも間違えてるでぇ」
「ちゃんと、見直したぁ?」と言ってるワタシ。

そう、全問正解で当たり前・・と思っているのだ、ワタシが。

これには、自分で愕然とした。
もちろん、目指すはノーミスの100点かもしれないが、
40問もあって、1個か2個しか間違えてないのは、上等やん・・!!
と、思う。
それからは・・
「ひとつしか間違えてないわ」
「あとは、全部正解やで。すごい」と言うようにした(笑)

できないコトを数えるより、できるコトを数えましょ。

そして、一つの疑問が・・・
チェックした時に、間違えを指摘した方がいいのか・・・
それとも、そのままにして、
どこを間違えたか、先生も確認する必要があるのか?

『れんらくちょう』に質問として書いてみた。
すると、帰宅後にキリカから、クレームが・・・・

「おかあさん、『れんらくちょう』に何か書くときは、
その前にキリカに、言うてなぁ」
えっ?別に、キリカに報告するコトでもないけど・・・??

「休憩時間とか、いろいろ約束があるねんから・・
時間が、なくなるやんか・・」
んん???

詳しく聞いてみると・・
私の書き方が悪かったのか、意味(意図)がよくわからなかったT先生が、
キリカを呼んで、休憩時間に質問したらしい。

「もう・・キリカに聞かれてもわかれへんやんか・・」
「で、なんて、答えたん?」
「テキトウに答えといた」
テキトウですか・・・(笑)

そして『れんらくちょう』には、先生から丁寧な返事が・・
* 結論は、どちらでもかまわない。
* 各家庭で、どこまで関われるかは、事情が異なるのでお任せする。
* 学校でも確認するが、漏れがあるかもしれない・・
* 今は、親子のコミュニケーションや、
  やらなければならない、という習慣付けができればいい。
などが、書かれていた。

なるほど・・
補足とお礼の返事を書いた・・・
* 間違いをそのままにしておいて、先生も確認する必要があるのか?
  と、思った事。
* が、よく考えれば、それは『テスト』という形式があると気づいた。
* 親子のコミュニケーションとして、楽しむ事にしたい。

そうそう、もう学校には慣れただろう・・・と、
ふと、
「保育所と学校と、どっちがいい?」とキリカに聞いてみた。

「そりゃあ、保育所やん!!ずっと、休憩時間やし、宿題もないし」
と、即答(笑)

やはり、勉強は楽しくないですか・・・・

人との関わり方

2008-06-26 14:04:35 | 子供と向き合う
キリカが小学校に入学して、もうすぐ3ヶ月 (はやっ)
スタートでいきなりでつまずいたが(→五月病 )、
今は機嫌良く学校へ通っている。

新しい環境に戸惑う事は、多かったと思うのだが、
特に、先生や友達関係を、一から始めるのが、
大変だったのではないだろうか・・・

『人との関わり方』は、大人だって試行錯誤の連続・・・

痛い目に合って、傷ついたり、
あの人とは、どうしても合わないと悩んだり、
嫌われてる?と疑心暗鬼に陥ったり・・
そして、自己嫌悪に陥り、ストレスから体調を崩したりする。

もちろん、イイコトだってたくさんある。
優しい一言に、救われたり、
落ち込んでいる時に、手を差し伸べてもらったり、
ほめてもらうと、明るい気持ちになれたりする(←単純?)

ワタシの場合・・・
人は、みんな『違うからおもしろい』
と、思えるようになったのは、30を過ぎてからだった(笑)
それまでは(特に恋愛は)『一緒じゃないとイヤーー!』
キャパが狭かったのね・・・

だから、キリカの『人との関わり方』が、不器用なのは、
当たり前だが、仕方のナイコトだと思う。

先日、こんなコトがあった・・・・

新しいお友達のAちゃんと、Bちゃんが、
ウチに遊びに来る事になったのだが、前日キリカは・・・
「Bちゃんがウチに遊びに来るのはイヤ」と言い出した。

Aちゃんは何度か遊びに来ているのだが、Bちゃんは初めて。
理由を聞くと、
あまりBちゃんのコトは、好きではナイみたいなコトを言う・・
やれやれ・・・
しかし、今さら断わりようがないでしょう。

「食わず嫌いは、あかんと思うで」とワタシ。
「何?それ?」
「一度も食べた事のない食べ物を、嫌いと決めつけずに、
一回食べてみたらいいやん・・ってコト。
案外、美味しいかもしれへんし・・・」
「うひゃ~~、Bちゃんなんか食べたくないわ」とふざけていたが、
ニュアンスは伝わったかな・・・

そして、この後話していて・・・
どうやらBちゃんがイヤというより、『3人で遊ぶ』のがイヤ、
だというのが、わかった。

そう、『3人』はどうしても『2対1』になりがち。

AちゃんとBちゃんは、よく2人で遊んでいるみたいなので、
自ずと自分がはみ出てしまう・・と思ったのだろう。

結局、『3人で遊ぶ』ネタを考えるというコトで納得し、
約束はそのまま、実行というコトになった(ほっ)
2人共ご近所さんなので、できればソツなく付き合ってほしいな・・
というのは、大人(←ワタシ)の勝手な言い分ですが・・・(苦笑)

そして当日、キリカは、超ウエルカムモードになった(大笑)

3人でパンを作っておやつ、というイベントは用意していたが、
それ以外の遊びタイム、2人が楽しく遊べるように・・と、
まるで『接待ですかぁ~?』状態。

自分が『遊びたいコト』を封印し、
やりたくもない、アイロンビーズを2人がしている時には、
落ちたのを拾う係と、ほしい色を渡す係、をかってでた。

そして、事件は起こった・・・・

Bちゃんが、
『アイロンを掛けて少し変形したビーズを何度か拒否』
が、キッカケだったのだが、
キリカがキレてしまい、もう、すさまじい大泣き!!!!

「そんなん言うのは、わがままやぁ~~!
少しつぶれてるのも、使って!!そうせえへんかったら、
つぶれたビーズばっかり残るやんかぁ!!うわぁ~~~ん!!」
おどろいたAちゃんは、すぐに、
「私は使うよ」と申し出たが、Bちゃんはノーコメント(苦笑)

それからキリカは、『2対1』になる不満もぶちまけた。

なんとか、キリカを落ち着かせようとしたが、
爆発してしまった彼女のテンションは、下がらない。
サニタリーに移動した私を追いかけ、泣き叫びながら訴える。
結局、そのまま1人で、サニタリーに籠ってしまった。

ダイニングに戻ると、
作りかけの作品を壊して、箱に戻していた2人(苦笑)
んーー、確かに、このまま続行は厳しい状況だ。

3人で顔を見合わせながら、「どうする?」と相談した。
「大きい紙にお絵描きする?
キリカママの色鉛筆貸してあげるわ。60色もあるねんで~」
と言うと、「うん!!」と大喜び。
この状況で、キリカのモノは使えないでしょ・・

さて、とりあえず2人でお絵描きを始めた・・
すると、しばらくして天岩戸が開き、キリカが出て来た。
そして、リビングのソファーに座った。

敢えて、誰も声をかけない・・・・
と、少しして「キリカも描こかな」と言った。

それがいい、それがいい、と、いそいそ準備(笑)
が、紙が大き過ぎて、テーブルの上に重ならずに3枚は置けない・・・

と、AちゃんBちゃんが口々に、
「あ、私がこっちに座ったらいいやん」←それでも無理だが・・
「ここ、もう描けへんから、上に載せてもいいよ」
と、譲り合い始めた。
するとキリカは、
「このテーブルで描くわ」と、サイドテーブルを運んで来たが、
残念ながら高さが合わず、段差ができた。
Bちゃんなんか、
「わたし、床の上で描くからいいよ」まで言っていた。

これは、面白かった。

その後も、『2対1』にならないよう、3人で気をつけている。
例えば、内緒話(←女の子は好きなのか?)の時も、
あ、もう一人にも話さなくては・・・という感じで・・・

お互い、クールダウンの時間が持てたのが、よかったのかも・・
キリカも冷静になり(出すモン出せてスッとしただろうし)
A&Bちゃんも『何故キリカがキレたのか?』
そして、『どうしたらいいのか?』を考えたのだろう。

ワタシ(大人)が絡まずに、自分達で解決したコトに成長を感じた。

その日お風呂の中で、ワタシは、キリカをほめた。
「3人で仲良く遊ぼうと、ようがんばってたな」
えっ?と少しはにかみながらも、うれしそうなキリカ。

「ただ、ちょっと、頑張り過ぎたなぁ・・・
『過ぎたるは、及ばざるが如し』やで」
「何?それ?」
「やり過ぎたら、やらん方がよかったって、結果になってしまうコト」

まぁ、人間関係もバランスが大切。
距離感も、むずかしいぃ・・しね。ママも日々試行錯誤中。

おまけの話だが・・・
アイロンビーズ事件の後は、雨ふって・・で3人で機嫌良く遊び、
帰る間際になって、玄関でBちゃんがワタシに言った。

「あんなぁ、Aちゃんな、『待って』言うても待ってくれへんと、
いっつも、先先行くねん」
えっ??何のコト??←唐突な話で理解できない

ふと、Aちゃんの顔を見ると、
何で、キリカママにそんなん言わなあかんのん?と気まずそう・・

ワタシに言いつけてる、という感じではナイし・・

「んーーー、聞こえへんかったんちゃう?」
「そんなコトないもん、聞こえてるのに無視するねんもん」

まぁ、待ちたくナイ時もあるよな・・・

困った挙げ句、
「なんで、Aちゃんは、待ってくれへんかったと思う?」と聞いてみた。
すると、えっ?と驚き、真剣に考えるBちゃん。
しばらくして、「わかれへん」と答えた。

そうやんなぁ、ワタシもわかれへんわ。
自分の思い通りになれへんコトの方が多いねんで・・と思いながらも、
『わたしが「待って」言うたら、必ず待つべき』
と思っているBちゃんは(たぶん)納得しないだろう。

ここで、
双方の意見を聞く体力は、ワタシには残っていなかったので、
すみません・・・いい加減に収集をつけてしまいました。

「あっ!そうや、Aちゃん歩くの速いんちゃう?
待ってって言われて、ゆっくり歩いたけど、それでも速かったんちゃう?」

すると、初めてAちゃんが発言。
「せやねん、わたし歩くの速いねん。だって、おにいちゃんより速いねんもん」

怪訝な顔をしているBちゃんに・・
「これからは『止まって』って言うたらいいねん」とアドバイスした。

この話を聞いた夫は、
「この人やったら聞いてくれると、思われたんちゃうか?
なんか、解決してくれそうやと・・」と苦笑しながら言った。

まぁ、解決できてないけど・・
この日は、すごーーーく疲れてしまい、早めに爆睡してしまいました。

それにしても、子供の世界は摩訶不思議でおもしろい・・・

しりとりしましょ

2008-06-16 13:41:48 | おもしろい会話
ドライブの時や、手が離せなくて遊べない時・・・
キリカと、よく『しりとり』をして遊ぶ。

かなり小さい頃からしているので、
キリカの『しりとり力』は、結構すごい。
選手権があれば、そこそこまでいきそうだ(笑)

たぶん、絵本が好きなのと、
子供向けの語彙を選んで会話しなかったコト、
大人の会話にロバの耳になる・・などが、
彼女の『しりとり』に、磨きをかけたのだろう。

さて、昨日のドライブで久しぶりに『しりとり』をした。
キリカのリクエストだったのだが・・

「キリカがしらん言葉は、無しやで」と言う。
「え~~、知らない言葉も覚えたらいいやん」
「あかん」
新ルールですか・・・
ま、それくらいハンディキャップがあってもいいか・・

ところが、これがなかなか、むずかしかった。
『る』の時・・
『ルビー』と『留守』を言ってしまったあとが、続かない(苦笑)

「ルッコラ」
「しらん~」
「えぇ?イタリアの野菜やで」
「しらんもん」

「ルイベ」
「しらん~」
「北海道の名産で、鮭が入ってて美味しいねんで」←ほんま?
「しらんもん」
「・・・・・」

困った挙げ句・・「ルル!!」
「えっ?」
「風邪薬の名前・・」
苦笑する夫・・・・
「そんなん、しらん」

「・・・・・」←思い浮かばないワタシ。
と、キリカから助け舟が・・・
「さっきの『ルル』の間を伸ばしたらいいねん」
「・・・あ!ルール!!」
「そうそう」

キリカに教えてもらうなんて・・ガクッ

あとで、夫も参加したのだが、やはり『る』で苦戦。

「ルミナリエ」
「しらん~」

「ルーズリーフ」
「しらん~」

「・・ルー大柴!!」
大笑い!!!
と、キリカが・・
「あ、それ知ってる。カレーのルーやろ?○○くんがおいしいって言うてた」

ち、ちがうんですけど、まぁスルーというコトに・・

「理科室」「チョーク」「持ち物」など、
一年生ならではの語彙が出てくるのも、微笑ましい。

「渋いところいくなぁ・・」と夫が感心するくらい、
むずかしい言葉が出てきて(←忘れてしまったが・・)
えっ?そんな言葉知ってるのん?と、驚かされるのだが・・・
意外な言葉を、知らなかったりする。

「オウム」
「しらん~」
「えぇ~~!!オウムやで、しらんのん?」
「しらん~」
「ほら、きれいな色の鳥で、人間の言葉とか覚える・・」
「しらんもん」
「なんで、『住宅』知ってて『オウム』知らんのん?」

そう、『住宅』と言った時にはビックリ。

「よう、『住宅』って知ってたなぁ。すごいわぁ」
と、ワタシが感心して言うと、

「だって、この前パパが車運転してた時、
すごいジュウタクやなぁって、言うてたもん」
と、得意そうに言った。

「!!!それは、ジュウタイ!」と夫と同時に突っ込み、
三人で、大笑いしてしまった。

そして、まだまだ『しりとり』は続く・・

「ウミガメ」
「しらん~」
「えっ?ウミガメやで?海にいてるカメ」←そのまんまやん
「しらんもん」
「えぇ~?(おさるのまいにち )に出てきたやん。ウミガメのおじいさん」
「・・・・」
「浦島太郎にも」
「・・あぁ、そうか!キリカ、ウミガメ座やもんな」

!!!!!
みずがめ座です・・・

ウミガメ座って・・

ところで、その日は舞州に行っていたのだが、
広い敷地内を車で走りながら、夫が・・・

「ここで、オリンピックをしようと思って、作ってんで」
と説明すると、
「え?いつ?」と、興味津々のキリカ。
「ううん、大阪は負けてん。中国が勝ってん。こんど北京でやるやろ?」
「戦争したん?」
「ううん、戦争はしてないよ」
「じゃんけん?」
「んーー、じゃんけんで決めた訳じゃないねん」(笑)

どういうシステムか、夫からレクチャーを受けるキリカ。
それにしても、
勝ち負けを決めるのが、「戦争」か「じゃんけん」て・・

グランマは最高!

2008-06-13 13:01:26 | つれづれ
以前、(感性 )でも紹介したが、
Sんちのグランマが、私は大好きだ。
一緒にいてると、とても幸せな気持ちになれる。

まず、=とことん明るい=

イヤな事もテンコ盛りあるだろうし、
苦労だって、トラブルだって、そりゃあ、あるだろう・・・

が、「んーー、何とかなるやろ」と常に前向き。
そして、笑顔を絶やさない。

以前、夕飯をごちそうになった時の事・・
樽生サーバーという、おいしい生ビールが飲める機械があるのだが、
私が装着して、そのまま野菜室で冷やしていた。

さて、飲もうと・・グランマが冷蔵庫を開けたら・・
「えっ?何これ?どうしたん?!」
なんと、全部溢れ出ていて、野菜室にビールの池が・・

キャーー!!

と、グランマは慌てた様子もなく、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、
野菜を出して、拭き出したが、
申し訳なくって、野菜室の引出しを丸ごとお風呂場で洗いましたワタシ。

手伝ってくれたSママに、
「ごめんなぁ~、何やってんねやろワタシ」とあやまると、
「かめへんよ・・でも、びっくりしたな」と二人で笑った。
グランマなんか、
「いや~~、悪いわぁ。きれいに洗ってもらって」とニッコリ。

アクシデントに強い!と感じた(笑)
ちっとも、『負』のイメージを感じさせずに対応する能力は、
私にはナイと思った。

そして、=暮らしを楽しんでいる=

そう『衣食住』を大切にし、
かしこく工夫して、家族の『豊かな暮らし』を実現している。
しかも、本人も楽しんでいる・・という感じが伝わってくる。

例えば『衣』
グランマは、おしゃれが大好きで、
『もうイイ歳だから・・』なんて辞書にはなく、
時々、Sママが、
「この服、グランマが自分で着ようと思って買ってんで・・」
と、彼女には珍しく明るい色の洋服を来てたりすると、
ブラボーグランマ!と、にんまりしてしまう。

もちろん、センスも良く、そして買い物も上手。
先日も「この靴、グランマが買ってきてんけど・・○,000円やで」とSママ。
「うっそー!!」履きやすそうだしデザインもいいし、
とてもそんな値段には見えない。

「グランマに、お金渡しといて私の分も買い物してもらおかな」
と私が言うと、
「買い物って、楽しいやん?その楽しみを独り占めしてるかもグランマ」
と、笑いながらSママが言った。

そっか・・ストレスフリーの理由は、ソレですか・・(笑)

そして『食』

特に美味しいのは、水餃子。もう、絶品です。
キリカもエプロン持参で、包むのを手伝った時があるのだが、
その間に男の子達を、公園に・・
帰ってみると・・
きれいな花柄のハンカチを頭に巻いてもらっていたキリカ(笑)
うれしそうにグランマとおしゃべりしながら、
餃子を包んでいた。

そして、スーパーのチラシもキチンとチェックし、
お買い得品は、見逃さない(笑)
ワタシは、生協の個配で一週間分まとめて購入しているので、
スーパーには、ほとんどいかないのだが、
たまにキリカとチラシを見ながら・・・
「ちゃんと、見な、グランマに怒られるでぇ」とふざけたりする。

ワタシなんか、時間をお金で買ってしまっている気がするなぁ。反省。

グランマは、きっと料理が好きなんだろうと思う。
そして「美味しいモノを作って喜ばせたい」という気持ちが、
もう、体質になってしまっている気がする。

そこには、気負いも義務感もなく、
何て言うか・・自然で、やさしくて、くつろげる感じ。

最後に『住』

とても関心が高く、常に「もっと」を考えている。

そう、「こうすれば、もっと動きやすいのでは?」
とか、「こうすれば、もっとスッキリ収納できるのでは?」
と、常に頭を働かせているのだ。

これにも、感心してしまう。
引越とか、リフォームなどのキッカケがあれば別だが、
日常の中で、インテリアを考えたり工夫したりするのは、
余程意識が高くないと、または心に余裕がないと、しないと思う。

ワタシなんて自慢じゃないが、紺屋の・・状態。反省。

こんなに忙しく活躍しているグランマだが、
『自分の楽しみ』の時間も、ちゃあんと作っている。スゴイ。
そのバランス感覚というか、時間の使い方のうまさというか・・・

時間が足りないのではなく、ワタシは使いこなせていないのかも。
と、素直に思う。

一緒にいてる人を、明るく、しあわせな気持ちにしてくれる。
そして、毎日の暮らしを愛おしみ、楽しむ。

そんな、グランマのような人に、いつかワタシもなりたいと思う。

からだの電気

2008-06-11 12:36:48 | おもしろい会話
「キリカなぁ、サクちゃんのコト嫌いやねん。
だって、体じゅうの電気が切れてるねんもん・・・」

『体じゅうの電気が切れてる』

おもしろいコト言うなぁ・・・・

確か、サクちゃんには一二度会ったが、
デビュー当時の山口百恵(古っ)という感じの、
大人びた、少し翳りのある女の子・・というイメージ。

「はぁちゃんは、大好き。
だって、はぁちゃん、いっつも電気が点いてるもん」

参観日に着て行く服 )の時に、キリカと手をつないで、
「キリカちゃんのママは、だれ~?」って聞いた、
おっとりした感じの子のコトだ。

新しい友達の名前が、
どんどん出て来るようになり(しかもフルネーム)
なかなか、ついていけないのだが、
よく登場する子の名前と顔は、なんとか把握した(つもり)

キリカの言う『電気』とは、照明器具のコトだろう。
『切れている』と『点いている』のニュアンスが、
なんとかく理解できたが・・・

おもしろいので、他の子も聞いてみた。

「スズちゃんは?」
「朝は点いてて、夜も点いてる」

これは、学校にいてる間は切れてるってコト?(苦笑)
ちなみに、夜は放課後というか・・夕方のコトだと思う。

「まなちゃんは?」
「たとえば、足は点いてるけど、頭が切れてたりする」

キリカと似た感じの子なので、
すぐに仲良しになるかな・・と思っていたら、
予想外に距離を置いているって感じ。キリカの方が。
牽制しているのだろうか?何を?

「ゆみちゃんは?」
「時々点いて、時々消える」

保育所からの友達で、仲良しの女の子なのだが、
クラスも一緒になり、より距離が近くなった気がする。
おっとりとした感じだが、自己主張はキチンとする。
精神的にも、安定していると感じるのだが、
「時々点いて、時々消える」は、
自然体だし、うまく表現されてると感心。

「グランマは?」
「やさしすぎて、誰よりもピカピカに光ってて、
一日中点いているけど、時々ひとつだけ消えるねん。
Sとか、KNとか怒る時・・」

なるほどね・・
確かに、グランマは輝いている!!
『電気』は、『機嫌』とか『笑顔』とか『明るさ』のコトかな。

そうそう・・・ワタシは?

「ママは?」
「時々消えてるけど、だいたい一日中点いてる。
まぁ、点いてる時の方が、多いかな・・」

そうなん?
かなり疲れて機嫌の悪い時も多いと思うのだが、
そのコトを忘れるくらいの、『点き方』をしてるのか?

「パパは?」
「朝は、足と頭が点いていて、夜は、全体的に点いてる」

朝は、バタバタと忙しいもんねぇ・・
帰宅後は、力と時間の許す限りキリカと遊んでいるので、
全体的に光っているのだろうか。
それにしても、頭はなんとなくわかるが、足って何?

あ、そうだ・・・
「先生は?」
「授業中は消えてて、休み時間になったら点いてる。
休み時間は楽しいねんけど、他の時は怒ってばっかり」

!!!・・・・
キリカの話を聞いていると、
マジメで、真っすぐな感じの先生で、一生懸命がんばってくれてるって感じ。
が、よく怒ってるなぁ・・とも思っていた。

まぁ、どのクラスにも困ったチャンがいてるのだろうが、
キリカのクラスの困ったチャンは、
授業中に鼻歌を歌ってしまうらしい(笑)

キリカ曰く
「とても上手な鼻歌やねん。おだやかな感じで・・」らしいが、
先生にとっては、心中おだやかでは、ないだろう。
何度も注意されているらしいのだが、やめれない。
先日とうとう・・「○○!!!やめなさいっ!!」と大声を出したそうだ。

・・とうとうキレましたね、先生。
キリカなんて、あまりの声の大きさに飛び上がってしまったそうだ(笑)

早く、授業中も先生の電気が点くようになりますように・・・

ところで・・・
「キリカは?」
「一日中点いてる」(キッパリ)

 ノーコメント・・

願いごと

2008-06-09 12:40:11 | おもしろい会話
イキイキから帰って来たキリカが、興奮した声で言った。

「おかあさん!!ニサンガ!」

「えっ?ニサンガ?」 何のコト????

「ニサンガ!」と繰り返すキリカ。

あ、上級生に『かけ算』を教えてもらったのか・・
「ニサンガ、6!」

「・・・・」

「サンニも、6やで」

「ちがう~~~!!コレ!」←怒っている

見せてくれたのは、きれいに編んだ組紐。
「これを腕に巻いて、切れたら願いごとが叶うねんで」

ああ、それなら見た事がある。
『ニサンガ』っていう名前だったのか・・・
↑注*本当は、『ミサンガ』です。

「こっちがキリカのんで、これが、おかあさんのん」

「え~~、ありがとう。おかあさんの分も作ってくれたん?」

「うん、イキイキの先生が、かめへんって言うてん」

残念ながら、少し短くて、ワタシの手首には巻けなかったのだが、
翌日、作り直してきてくれた。

早速、ワタシの手首に巻いて、結んでくれる。

「あ、願いごとするのん、忘れた・・・」とワタシが言うと、

「キリカ、願いごとしといた」 えっ??代わりに・・(笑)

「なんて?」

「おかあさんの仕事が、ヒマになりますように」

「え~~~!もう、充分ヒマやんかぁ・・」

そのコトには触れずに・・・
「それと、妹のコトも、ちょっと入れといた」と、小さな声で言った。
ひぇ~~、まだ諦めてナイんですか!!

キリカ自身の願いごとは、聞くのを忘れたが、
彼女もうれしそうに、ミサンガを手首に巻いていた。

ところが、数日後・・・・

「学校にミサンガして来たらあかんって、先生に怒られた」
と、帰って来た。
確か、ばったり会った学校の友達もしていたのだが、
イキイキに行ってない子も、いてるしね・・・

「ミサンガ、持ってない子もいてるもんな」と言うと、

「そういうコト違うねん。
ピカチュウとか、○○(忘れた)とか、
付けて来たりするようになったら、あかんから・・」

なるほど・・・
ミサンガは、装飾品とは違う気もするのだが、
歯止めがきかなくなると困る・・っていうコトですね。
図工で作ったものを、みんなで付ければ問題ナイ気もするが、
学校側が、わざわざそこまでする理由もないだろう。

確かに学校生活には、『必要のない物』なのかもしれないが、
そこに込められた『夢』のようなモノがワタシは好きだった。

ミサンガが切れる時に『願いごと』が叶う、
と、心から信じているキリカは、とても残念な気持ちだろう。

「別にいいわ、キリカ願いごとが叶わなくても」
と、投げやりに言っていたが・・・(苦笑)

ま、夏休みなら、大丈夫でしょう。
イキイキになら、付けて行ってもいい気がする。

あ、問題は、夏休みが終わまでに、うまく切れてくれるか・・ですね。

気遣い?

2008-06-05 12:30:59 | おもしろい会話
日曜日、キリカの(竹馬の友 )の一人とアポを取り、
午前中に、プールで遊ぶ事になっていた。
そのまま、ウチでランチを食べてから・・遊びたい~~!!
勢いだったが・・・

その日はどうしても、
制服の夏物を、買いに行かなくてはならず、
(翌日から、衣替え!!ギリギリですぅ)
一旦解散して、おやつの時間に来てもらう事にした。

プールでたっぷりと泳ぎ・・
ランチの後は、しばしのクールダウン。
あ~~、このまま昼寝出来たら超!!しあわせ。

が、夏服を買いに行かなくては・・
時間を逆算して、あと30分したら出かけようと考えていたら、
キリカが言った。

「おかあさん、しんどい?」
「えっ?何で?」
「だって、声がヘンやもん」
「あ、うん・・ちょっと、しんどいかな・・」
「まだ、一日終わってないで」
「うん」
「お昼から、友達も遊びに来るし」
「うん」
「・・がんばってな」
「?!・・はい」

後で思い返しても、笑ってしまう。
「がんばってな」って・・

大人なら、「どうする?しんどいんやったら、延期する?」
という気遣いになるのだろうが・・・
なんせ、子供ですから。

実は、数週間前から体調が良くない。
たぶん、プレ更年期だと思うのだが、疲れやすくなった(大泣)
疲労感が今までと比べ物にならないほど、ひどくなり、
風邪も治りにくい。

キリカなりに、少しは心配してくれているとは感じるが、
寝込む程ではないので・・・

『しんどいとは思うけど、そこはひとつがんばって下さい』
というトコロだろうか(笑)

ま、女の子二人で仲良く遊んでくれるので、楽楽だった。

「ひとつだけ、約束してくれる?」
「なにぃ?」
「ソファーは、キリカママの場所にしてな」
「うん、わかった」

彼女達のゴッコ遊びは・・・
予想外の展開をするので(笑)
最初に、ワタシの場所を確保しとかなければ・・(汗)

心置きなくソファーでゆっくりと・・
足裏マッサージをしながら、カルジェルの手直しをし、
通販のカタログを、チェックしたりした。

この『カルジェルの手直し』は、正解だった。
「おかあさん、ちょっと○○して・・」と言われても、
「あ、ごめ~~ん、コレ乾くまで無理やねん・・」
と、断わりやすかった(笑)

結局、途中からは仲間入りし、(乾いてしまったので)
彼女達の『ゲーム屋さん』にお客として行くコトになったが。
これが、趣向を凝らしていて、なかなか面白かった。
途中からワタシ、本気になってしまったんですけど(苦笑)

『工夫して作る』『ストーリーがある』『会話も楽しめる』

意識している訳ではないだろうが、
彼女達の『ごっこあそび』は、三拍子揃っている。

最後に遊んだ、『おはじき』は、
本物がナイので、チェーンリングで代用していたが、
結構、大人も楽しめます。
只今我家の『遊びアイテム』NO.1 

竹馬の友

2008-06-02 12:26:35 | 子供と向き合う
先々週の土曜日は、懐かしの保育所でイベントがあった。
『新一年生とあそぼう』
9時半集合で11時まで、保育所のお友達との交流会だ。

ま、新一年生の一番の楽しみは、プチ同窓会だろう。

大人と違い、会いたいからとメールでアポを取る訳にもいかず、
積極的に、親に頼んで機会を設けてもらうか、
または、親同士が友達でない限り、
小学校が別れてしまった友達とは、会えない。

その日ワタシは仕事が休めたので、
子供だけウチに集まって、おやつでも・・と思っていた。
特にメンバーは考えずに、その時の流れで決めようと。

保育所で、久しぶりに再会した子供達は、様々な表情だった。
はにかむ子、恥ずかしくなって泣いてしまう子、
複雑な心境なのか不機嫌になってしまう子、
うれしくてニコニコしてる子、しっかりと抱き合っている子e.t.c....

ママ達も去りがたい感じで、おしゃべりしている。
修了式から二ヶ月か・・・
何だかやけに、子供達が大きくなった気がするなぁ(笑)

さて、お迎えに行くと・・
キリカとぺったりくっついて、
「キリカのお家にいきたあい」と言ってる仲良しの子がいたが、
三時からスイミング・・・

んーーーー、じゃあ、ランチにして二時半解散にしよか。
あっという間に、4人のメンバーが集まった。
突然の流れに、恐縮するママ達。
ま、今日は特別な日ですし・・・

さて、キリカを入れて5人の子供達。
1人だけ私から声をかけたのだが、いつものメンバーじゃない子もいてた。
みんちゃん(信頼関係
この、強烈なメンバー(苦笑)の中で、うまく遊べるかな・・

おやつの準備はしていたのだが、ランチは予想外。
最初は、お素麺でもと思ってが、この人数では無理ですね(汗)

とりあえず、ご飯を炊いて、
ブロッコリーを茹で、卵焼きを焼いて・・あ、ウインナーもあったっけ。
あとは、冷凍食品フル活用。
かしわの唐揚げ、コロッケ、ミンチカツ・・
ランチバイキングですね。
そうそう、お茶も足りないぞ・・
と、キッチンで奮闘しながら、子供達が遊んでいる様子を見ると・・
これが、最高に面白かった!!

「保育所と、学校と、どっちが楽しい?」とキリカが聞くと、
みんな口々に「保育所~」と答える、
「やっぱり、みんなそうやんな・・」と小さな声で満足そうにつぶやくキリカ。

「何して遊ぶ~?」
「家族ごっこしよ~~!!」

そこからの、展開のまぁ素晴らしいコト。

「これから生まれて来る赤ちゃんになる」
と、畳の上に胎児のように、まあるくなる子。

「わたしは、ペットのイヌ。ココが犬小屋なぁ」とソファーの上にいく子。

「じゃあ、わたしは、おねえちゃん。ちょっと病気やねん」
と、キリカのYAMAHAバッグを背負ってる子。

「そしたら・・キリカは、おかあさんになるわ。
・・・みんちゃんは、なにやる?」
「・・・・」
「いもうとにする?」うなずくみんちゃん。

次々に配役が決まっていくのにも、驚いたが、
『胎児』『イヌ』まで登場するとは・・・・(笑)
お母さん役が、取り合いになるのかと思ったが違うのね。

こうやって、保育所で遊んでいたんだろうなぁ。

しばらくすると赤ちゃんはハイハイしていたので、
無事に成長したのだろう。

と、いきなり集まり、プリキュアファイブに変身してるぞ。
振りも、セリフも完璧で(たぶん)、擬音付き。
ここでも配役は決まっているのか、次々に変身。
と、三人目のキリカが変身し終わった所で、
誰かが、
「ココで、プリキュアファイブになるのは、おかしいわ」
と、言って、あっさり終了してしまった(笑)

もう、やりたかったコトテンコ盛りって感じですか。

さてさて、そうこうしている内にランチの準備が整った。
が、まず誰がどのイスに座るか・・で、一悶着。

キリカのイスに座りたい子が二人いたのだが、
もちろん!どちらも譲らない。

どうやら、かくかくしかじかの理由から、
その子は遠慮して、この子が座るべきというキリカの意見。
もう一人の子も賛同して、その子はピンチ。
口を出すつもりはなかったのだが、つい参加してしまったワタシ。
(お腹も空きましたし・・)

「じゃんけんで、決めたら?」
「じゃあ、負けたら座わられへんやん」と、この子。
「あ、こうしたら?途中で交代しよ」
すると、
「ご飯の途中で、立ったらあかんねんで」と怒られた。

「じゃあ、負けた方が、好きなお箸と箸置きを選べるのは?」
「・・・・・」(検討中?)

「あ!いいコト考えた。このイス、キリカママが座るわ」
無視された (笑)

結局、負けた方が、
好きなお箸と箸置きを選ぶ事で、納得してもらい、
じゃんけんをするコトに・・

「自分が応援する子の名前を呼ぼ」とキリカともう一人の子が、
「この子!この子!」と連呼しだした。
ホント・・子供ってイジワル。
それでめげるヤワな、その子ではないが(苦笑)
みんちゃんは、もう目が点になっているぞ。
仕方がナイので、ワタシが「その子!その子!」と応援した。
結果、その子の勝ち。

まぁ、その後は引きずる事もなく、
機嫌良く、みんなでお箸と箸置きを選び(もちろん、この子から)
グラスは、じゃんけんだったが、
負けた子が拗ね出した。そうそう・・よく拗ねる子なのだ。

キリカが慌てて、食器棚から別のグラスを出してきた。
「え~~、ちょっと大きいぃ」と軽く文句を言っていたが納得したみたい。

それにしても、何て面白いの!!
ちゃちゃをいれるママが、私一人だったので、
のびのびと自己主張する子供達。

子供だけに、「いえいえどうぞ、私は結構ですので」
なんて遠慮しないので、常に熱い真剣勝負(笑)

やっと、ランチです。
はい・・昼間からビールを開けさせて頂きました。

「なんて、乾杯する?」
「久しぶりに会えておめでとう」とキリカ。
じゃあ、それで・・

みんな、よく食べ、よく飲み(注*お茶) よくしゃべった。
と、一人の子がコロッケを一口食べ・・「あっ」とお皿に戻した。

あ~~~!!アトピーだった!!アレルギーがあるのだ。
えっと、コレは確かカニクリームコロッケ!

「カニ、食べたらあかんかった?!!」と焦って聞くワタシ。
以前、ファミレスで誤ってエビを食べ、
呼吸困難になった子のニュースが頭をかすめた・・・!

「・・カニ、あんまり好きちゃうねん」
ガクッ

しばらくして、今度はおにぎりを手に取り「あっ」とお皿に戻した。
シラスとゴマを混ぜ込んで、ノリで巻いたおにぎり。

「えっ!!シラス?のアレルギー?!!」
「うううん、シラス嫌いやねん」
(後で冷静に考えたら、シラスのアレルギーなんて聞いたコトがないが、
この時は、かなり慌ててしまった)

ちょっと、冷静さを取り戻し聞いた。
「何食べたらあかんのん?」
「たまご」
「ええっ~~!!たまご!!卵焼き食べてしまったやん!」
「生卵があかんねん」

ガクッ・・・すごく疲れました(勝手に)

さて、久しぶりに一緒に食べたのが余程楽しかったのか、
いつもは小食のはずの二人も、食べるわ食べるわ。
「ちょっと、お腹いたい・・」
ひぇ~~、食べ過ぎでっせ。
「デザート、もう少ししてからにしよか?」と言うと、
少し怒った顔で、
「そんなんしたら、遊ぶ時間なくなるやん」とキッパリ。

デザートは、豪華だった。
夫が今日のおやつ用にと、大名買いしてくれたフルーツ。
めろん、イチゴ、サクランボを、慎重に同じ数ずつお皿に盛った(笑)

「あ、わたしイチゴ嫌いやねん。欲しい人~?」
「はあ~~い」と、仲良く食べていた。

と、ふと見るとみんちゃんのグラスが空。
目が合ったが、敢えて聞かない。
代わりに、「お茶欲しい人は、言うてね」とみんなに向かって言うと、
みんちゃんは、大きな声で「お茶ちょうだい」と言った。

久しぶりに会って、目一杯遊び、すっきりした表情で解散。

帰宅後の夫に報告すると、もう大笑いしていた。
そして、「竹馬の友やもんな」と、しみじみ言った。

1才の時からいつも一緒に、食べて、眠って(昼寝)、遊んで・・
と、生活を共にしていたのだ。
そりゃぁ、特別な友達だと思う。

キリカと、このスペシャルな仲間との関係を、
大切にしたいと強く思った。
それは、Moonさんがコメントしてくれた『親の役目』のひとつだと思った。