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親の期待

2007-10-05 17:28:43 | 子供と向き合う
自己主張の練習)の続き・・・

帰宅後、キッチンでお手伝いをしていたキリカが言った。
「もう、あきらめるわ」
「別に、運動会でやらんでもエエねん。ウチに竹馬あるし」

どうやら、竹馬の件を先生に、言えなかったようだ。
かなり疲れていた私は、うまく言葉を探せず沈黙・・・
すると、
「いいやろ?あきらめても・・」

「ママは、あきらめてほしくなかった?」

「もっかい、やり直すけど・・」と・・キリカが矢継ぎ早に言った。

「ママは、あきらめてほしくなかった?」
この言葉に、ドキッとした。

子供は「親の期待」を敏感に感じるなぁ。

キリカは、優等生過ぎるトコロがあるので(外では・・)
日頃は、
「がんばり過ぎなや・・」
「できへんでも、エエやん」
「しやぁないやん」e.t.c...
と、肩の力を抜きや的なアドバイスをするコトが多い。

自主性が大切だと思うので、
本人が望まない限り、「何か」を教えるコトもなかった。

しかし、今回は、私の「自己主張」するイイ機会!!
という気持ち(期待)が伝わったのだろう・・・

確かに、練習の成果でもある「高い竹馬」に乗る姿を、
親としては見てみたいが、
キリカが、「乗りたい」という気持ちが大切なのだ。

それを、まぁ自分で伝えるのは、確かにむずかしかったのかもしれない。

「先生に、何て言うつもりやったん?」と聞くと、

「やっぱり、高い竹馬も乗りたい」

うんうん、ストレートでいいやん。

で、「お友達と一緒に言う作戦」がどうなったのか、聞いてみた。

まず、まるちゃんを誘ってみたそうだ。
彼女は、キリカの仲良しグループの中で体も大きく、
私の印象では、「物怖じしない子」
選んだ相手といしては、イイ感じ・・

しかし、まるちゃんは、
「乗りたいけど、恥ずかしいから無理」と言ったそうだ(笑)

次に、ぽんちゃん。
彼女はキリカの話を、聞いて、
「うん・・」と、言っただけで、後が続かなかったらしい。
これは、よくあるパターンかも・・(苦笑)

そして、ぴょんちゃん。
彼女は、おっとりした女の子で、とても可愛らしい。
「○・・!」と、先生の名前を言いかけてからヤメて、
ニコニコしていたそうだ。

最後に、Sにも声をかけたらしいのだが、
「あのごっこ遊びしてから考える」と、走り去ってしまったらしい。

一通り、コトの経緯を聞いてから、
「みんな、まだ考えてるんちゃう?
結論、急がんでもええんちゃうかな?」と、言ってみた。

また、担任のK先生は休みだったそうで、違う先生に言おうとしたそうなのだが、
それも苦戦した理由の一つだったみたいだ・・・

キリカ曰く、
「何ですか~?」と、エラそうに答える時があるらしい(笑)

「K先生やったら、『なに?キリカちゃん』(やさしい感じで)って言うてくれるねん」

そして、じやあ明日、K先生に言ってみる!といコトになった。

つづく・・・