つれづれなるままに

今、もっとも関心のある出来事を備忘録としてつづります。2005年から。

指導案(数学科)

2008-09-19 | 教育
11月,数学科の公開授業(本県を4つに分けた内の1地区を対象)がある。
その指導案づくりに本校の4名の数学の先生方が取り組んでいる。
昨日,そのための話し合いを職員室中央の大机で行っていて,
その会話を聞くとはなく聴いていた。
結果できあがった指導案を本日「見てね」と渡された。

さて,その話し合いでのこと。
夏休み前にたたき台をつくり,
主催する数学の委員会へ提出すると
その時に言われた言葉が印象的だったようだ。

「この手立てでは,どんな教科でもできることだ。」

そこで,
数学科の手持ちの指導案を引っ張ってきて,
数学の手立てとは何があるのか,比較検討をしている。
また,私の昨年行った授業を話題にし,
授業の最後のフィニッシュをどうしようかと話題にする。

なぜ,こんなに悩むのかと言えば
本校の数学科は,「学び合い」をテーマに据えているから。
「学び合い」ではあるが『学び合い』ではない。
しかし,授業観は『学び合い』そのものなのだ。
だから,他校の数学科の教員との折り合いを付ける作業をしている。

さて,本日その指導案を受け取る。
面白いが,いくつか気になったところを指摘して教科主任に返却する。
本校の数学科の先生方のように,
子どもの有能さを目の当たりにし,
そのためには教師がでるのではなく見つめることであると
わかっている先生方である。

そうなった教師をどうサポートできるのか,
それが来年へつながる部分だと思っている。

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