つれづれなるままに

今、もっとも関心のある出来事を備忘録としてつづります。2005年から。

ひどいだろ,それは。

2009-10-17 | 教育
本日,小学校教育課程研究協議会の日。

公開授業に出かけた。
指導案を読むと,なんと60分授業。
そのいいわけは,班ごと観察させるため,考察に十分時間をかけさせたいため。

内容は,小学校6年生。新しく導入される天体,月の満ち欠けの単元。
中学校と同様な実験を行っている。
一方からOHPの光を当て,
月を見立てた4つのボールを
地球の気持ちになって眺めると,
あーら不思議,新月半月満月半月に見えるという実験。

さて,地球の気持ちになるための中心に,
班ごとはいらせるために,時間を稼ぐ必要がある。
そのための60分授業。

結論から言えば,
一班2分の実験のために,
60分にする必要はない。
班実験が終わってから,記録を書かせているが,
その間に子どもは,もう一度確認したりするために,
机上に小モデルが用意されていたが,
その扱いがわからずにいる模様。

教師主導の,ぐいぐい引っ張り,まとめ上げる授業。

これで科学と言える?

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