kirekoの末路

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ウルトラマンメビウス鑑賞

2007年03月03日 18時02分20秒 | 末路話
だが俺は戦えた!離れていても一緒に@kirekoです。

>ウルトラマンメビウスを鑑賞
初見は地上波で一回見た限りだったのですが
ちょっと気になったのでyoutubeで検索をかけて鑑賞することに。
で、さくさく見始めてるんですが、とりあえず雑感を言わせてもらうと
平成のウルトラシリーズの中では結構面白いです。
テーマに沿ってサクサクと進む感じは、現代にあった感じだと言えますね。
ただ一つ残念なのは、再生怪獣撃破ドラマじゃないって部分を強調するために
想像できないような動きを表すCGを多用したり、ライトな効果音源を使用してみたりと、なんとなく違和感を感じるくらいディフォルメというか
スタイリッシュな雰囲気になった脚本が目を引きますね。
ウルトラシリーズを見ていた自分が成長したという事実もあるのでしょうが
なんというか全編通して軽くてスポンジみたいな台詞回しが見受けられますね。
子供向けである以上、言動は判りやすく明確に!不可解な行動は避ける!
といった感じで思って脚本家の方は書いてらっしゃると思うんですが、
不自由に展開させるコミカルな演出というか、バランス感覚というか・・・。
それが過去のウルトラシリーズを人気取りのために
模索し、模倣して出した結果だとしたら非常に残念なことです。

まあでも全編的にそのおかげかテンポが良く
見ることも苦痛ではないので、近年の特撮市場の中では
なかなかの良作ではないでしょうか。

嬉しさ半分、ウルトラシリーズを通して見ていた
当時の子供向け所謂プロレス感覚とも言えるものが
CGやスーツアクターと脚本に補填されて、
自分達の慣れ親しんだ『これぞウルトラマンの戦い』像が
だんだん薄れているんだなぁと、時代に取り残された感じで
ちょっと物悲しい気もしました。

でもやっぱり昔から親しんだヒーロー達が
新しいヒーローの世界で再びライトアップされ、活躍するというのは
懐かしいというだけではない、何か特別な思いが湧き上がってきます。




あー、年老いたヒーロー達もいいなぁ・・・。






>で、メビウスでのエース活躍シーン

■44話ウルトラマンエース活躍シーン
http://www.youtube.com/watch?v=h8v8yPJIsl0&NR


もうなんといっても、エースのこの台詞が心に響きます。



優しさを失わないでくれ、
弱いものをいたわり、互いに助け合い、
どこの国の人たちとも
友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。

たとえその気持ちが
何百回裏切られようと。

それが私の変わらぬ願いだ。


熱い、熱すぎる。そして屈指の名台詞です。
ウルトラマンA最終回で敵のボスヤプールの生き残りが変装したサイモン星人の
挑発に乗り、愛すべき、そして自分が見本を見せるべき子供達の目の前で
誤解されることも覚悟し射殺して、自分がエースであると正体を明かし
最後の超獣ジャンボキングとの対決に向かい、その後
地球を去るエースが最後に子供達に教えた言葉です。


あーなんか久々に昭和ウルトラシリーズ見たくなってきたぞー!


■最後に判りやすいMAD
http://www.youtube.com/watch?v=_aQHEJVlS7U&mode=related&search=
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