さあ、そろそろ年始のゴロゴロ感覚も終わりにしないとな@kirekoです。
>佐賀のがばいばあちゃん
フジテレビで新春特別ドラマ番組として放映されてたらしいんですが
ちょうど用事で見れなかったので、後でビデオにとって見てみたんですが
なかなか良作ですね。
■あらすじ
広島に住む小学一年生の徳永昭広(=島田洋七)が佐賀の田舎に預けられ、母方のパワフルなばあちゃん・徳永サノと暮らした、貧乏だが刺激に満ちた8年間を描く。
昭広少年は、家の裏の川で上流の市場から流れてくる野菜を拾ったり、腰に磁石をつけたひもをつけて歩き、鉄くずやくぎを拾うばあちゃんのたくましい姿に驚く。貧乏だとクラスの仲間からいじめられると、ばあちゃんは「安心せい、うちは昨日今日、貧乏になったわけじゃなか。先祖代々貧乏やから。ばあちゃんで八代目、お前つぐか?」と慰められる。
最初はとまどいのあった昭広だが、親友もでき、しだいに佐賀での生活に溶け込んでいく。勉強はできないが、中学の野球部で頭角を現した昭広は、野球推薦で広島の高校に進学することを決める。
今回のドラマでは、後ろ髪を引かれながらも、高校進学のため佐賀を後にする中学卒業までの、がばいばあちゃんとの生活をつづる。
(フジテレビHPから引用)
途中「これありえねえよ」って部分もありましたが
最初に母親が主人公である自分の子供を
妹の見送りに来たと信じきっていた主人公を、何も言わずに佐賀の田舎行きの列車に押し込んで乗らせそのまま佐賀に行かせるという暴挙
をやってくれたので、なかなかハードでありえない設定も
その後の展開の無茶っぷりも、目を瞑らずに笑って見れました。
一つ関心したのは、こういう感動系ドラマにありがちな
喜怒哀楽の怒の部分がドラマ全編通して、それほど無かったことでしょうか。
佐賀の貧乏な家庭で底辺以下の生活を強いられているのに、
普通の子供なら、その境遇を嘆き、悲しみ、耐えられずに逃げ出すか
境遇に陥らせた親や周囲に怒りを振りまくはずなのに、
このドラマの偉いところは、貧乏であることに価値を見つけさせ
他人には屁理屈と思われるかもしれない、その人だけの道理によって
裕福と貧乏の境遇の違いを、むしろ喜べと言わんばかりの
泉ピン子演じる佐賀のばあちゃんの格言の数々に主人公の少年が
どこか吹っ切れるというか、憤りや怒りなどを喜びや幸せなどに似た
感情を覚えることの出来るドラマに出来上がってます。
あとこのドラマには、佐賀のばあちゃんだけではなく
数々の脇役達が主人公に関わってくるエピソードが盛り込まれていますが
一番自分的に好きなエピソードは、小日向文世演じる小学校の先生が
運動会に主人公の母親が来れないこと、そして貧乏が故に
持ってくる弁当が貧相な事を不憫に思って、わざと腹痛が起きたからと言って
それとなしに主人公の弁当と自分の豪華な弁当を交換するときですね。
勘のイイ子なら気づくような、それでこそ小さな嘘をつくんですが
主人公は気づかず、嬉々として豪華な弁当を食べていく姿を見る
先生の微笑ましい姿が、なかなか凄い脚本だなと思いました。
その後のエピソードで、運動会の時はいつも先生の弁当と交換していた
主人公ですが、小学校高学年になった時、流石に不思議に思った主人公が
佐賀のばあちゃんにその事実を告白し、その事実を知ったときの
あの泉ピン子の表情筋全体を使った我慢して泣く演技は
なかなかどうして涙腺にクルものがありました。
最後の別れのシーンの「行くな!」って台詞もクルものがありますが
やはり一番良かったシーンをあげるならこのエピソードでしょう。
■佐賀のがばいばあちゃん
http://www.fujitv.co.jp/gabai/index2.html
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/0104gabai/
■箸休めに時速200kmの回転寿司
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2295.html
>佐賀のがばいばあちゃん
フジテレビで新春特別ドラマ番組として放映されてたらしいんですが
ちょうど用事で見れなかったので、後でビデオにとって見てみたんですが
なかなか良作ですね。
■あらすじ
広島に住む小学一年生の徳永昭広(=島田洋七)が佐賀の田舎に預けられ、母方のパワフルなばあちゃん・徳永サノと暮らした、貧乏だが刺激に満ちた8年間を描く。
昭広少年は、家の裏の川で上流の市場から流れてくる野菜を拾ったり、腰に磁石をつけたひもをつけて歩き、鉄くずやくぎを拾うばあちゃんのたくましい姿に驚く。貧乏だとクラスの仲間からいじめられると、ばあちゃんは「安心せい、うちは昨日今日、貧乏になったわけじゃなか。先祖代々貧乏やから。ばあちゃんで八代目、お前つぐか?」と慰められる。
最初はとまどいのあった昭広だが、親友もでき、しだいに佐賀での生活に溶け込んでいく。勉強はできないが、中学の野球部で頭角を現した昭広は、野球推薦で広島の高校に進学することを決める。
今回のドラマでは、後ろ髪を引かれながらも、高校進学のため佐賀を後にする中学卒業までの、がばいばあちゃんとの生活をつづる。
(フジテレビHPから引用)
途中「これありえねえよ」って部分もありましたが
最初に母親が主人公である自分の子供を
妹の見送りに来たと信じきっていた主人公を、何も言わずに佐賀の田舎行きの列車に押し込んで乗らせそのまま佐賀に行かせるという暴挙
をやってくれたので、なかなかハードでありえない設定も
その後の展開の無茶っぷりも、目を瞑らずに笑って見れました。
一つ関心したのは、こういう感動系ドラマにありがちな
喜怒哀楽の怒の部分がドラマ全編通して、それほど無かったことでしょうか。
佐賀の貧乏な家庭で底辺以下の生活を強いられているのに、
普通の子供なら、その境遇を嘆き、悲しみ、耐えられずに逃げ出すか
境遇に陥らせた親や周囲に怒りを振りまくはずなのに、
このドラマの偉いところは、貧乏であることに価値を見つけさせ
他人には屁理屈と思われるかもしれない、その人だけの道理によって
裕福と貧乏の境遇の違いを、むしろ喜べと言わんばかりの
泉ピン子演じる佐賀のばあちゃんの格言の数々に主人公の少年が
どこか吹っ切れるというか、憤りや怒りなどを喜びや幸せなどに似た
感情を覚えることの出来るドラマに出来上がってます。
あとこのドラマには、佐賀のばあちゃんだけではなく
数々の脇役達が主人公に関わってくるエピソードが盛り込まれていますが
一番自分的に好きなエピソードは、小日向文世演じる小学校の先生が
運動会に主人公の母親が来れないこと、そして貧乏が故に
持ってくる弁当が貧相な事を不憫に思って、わざと腹痛が起きたからと言って
それとなしに主人公の弁当と自分の豪華な弁当を交換するときですね。
勘のイイ子なら気づくような、それでこそ小さな嘘をつくんですが
主人公は気づかず、嬉々として豪華な弁当を食べていく姿を見る
先生の微笑ましい姿が、なかなか凄い脚本だなと思いました。
その後のエピソードで、運動会の時はいつも先生の弁当と交換していた
主人公ですが、小学校高学年になった時、流石に不思議に思った主人公が
佐賀のばあちゃんにその事実を告白し、その事実を知ったときの
あの泉ピン子の表情筋全体を使った我慢して泣く演技は
なかなかどうして涙腺にクルものがありました。
最後の別れのシーンの「行くな!」って台詞もクルものがありますが
やはり一番良かったシーンをあげるならこのエピソードでしょう。
■佐賀のがばいばあちゃん
http://www.fujitv.co.jp/gabai/index2.html
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/0104gabai/
■箸休めに時速200kmの回転寿司
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2295.html