戸塚の古民家改修現場にて。
建具屋さん4人が
現場に乗り込み、
今日は主に外部建具を
建て込みました。
現場へ行くと、
引き込み雨戸の作業が
終わりかけた頃。
4本のスギの板戸が並びました。
スギの木目が全て4本分貫くという
建具屋さんの心にくい仕掛け。
このため面全体が、
整って見えます。
そのスギの板には、
蕾がつき始めた紅梅の木の影が
映し出されました。
心なしかこの日差しとともに
ここはあたたかかったです。
戸塚の古民家改修現場にて。
建具屋さん4人が
現場に乗り込み、
今日は主に外部建具を
建て込みました。
現場へ行くと、
引き込み雨戸の作業が
終わりかけた頃。
4本のスギの板戸が並びました。
スギの木目が全て4本分貫くという
建具屋さんの心にくい仕掛け。
このため面全体が、
整って見えます。
そのスギの板には、
蕾がつき始めた紅梅の木の影が
映し出されました。
心なしかこの日差しとともに
ここはあたたかかったです。
鎌倉台て邸にて。
今日から本格的に
木工事が始まりました。
木材が運び込まれ、
大工4人が現場に集結。
春を一歩先取りし、
一気に現場が
にぎやかになりました。
それにしても
今日は寒い。
この寒い中、二人の大工が
ほぼ吹きさらしの現場に泊り込み。
身体壊さないように。
神田え邸にて。
先日少し燃えかけた柱を
紹介させていただきましたが、
建主さんに確認していただいたところ、
これは東京大空襲の名残だそうで、
燃えかけたところを
みんなでバケツリレーして
消し止めたそうです。
辺り一面空襲で焼け野原になる中、
家族がここに留まって、
命がけで守ったのだと思います。
そういえばこの家の床下は、
防空壕のようになっています。
それだけではなく、
高度成長期やバブル期に
次から次へと変貌するまちなみ。
この家は壮絶な昭和史を
立ち尽くしながら見守ってきた、
まさに生き証人です。
ますます
大事にしたいという気持ちが
高まりました。
藤沢ひ邸にて。
バルコニーの刻みが終わり、
建主さんと柿渋コートを塗りました。
一発で塗れるので
さくさくと進んだのですが、
細かい根太と手摺材が
残ってしまいました。
これらは材積に対して
塗る面積が大きいので、
なかなか手ごわいです。
来週また
ガンバロウ。
鎌倉台て邸にて。
コンクリートの基礎が
できあがりました。
基礎ができて、
解体して少し雑然としていた足元が
引き締まりました。
来週からいよいよ本格的に
大工が乗り込み、
骨組作りと補強が始まります。
神田え邸にて。
一つ一つ表皮をめくっていき
骨の部分が見えてくると、
約90年の間、
如何にこの建物が、
様々な苦難を乗り越えてきたか
骨が静かに物語ってくれます。
昔お隣から出た火を
もらったことがあると聞いてましたが、
確かに今日は
その跡が見えてきました。
これらのさまを見ると、
どんな苦難があったとしても、
愛されてこの時代まで
生き延びてきたことを感じ、
逆に奮い立つものがあります。
決して安全とは
言えませんので、
この先ずっと愛が続くように
大工と二人三脚で、
大手術の方法を考えます。
鎌倉稲村お邸にて。
タイル屋小澤さんと
水道屋森田さんによる
真剣かつ愉快なお風呂作りが
またここで始まりました。
物静かなのに
ものすごく存在感のある小澤さん、
陽気であるがゆえに
ものすごく存在感のある森田さん、
対照的な二人の共同作業が
楽しみです。
藤沢ひ邸にて。
バルコニーの刻みが
佳境を迎えています。
今週には完成するかな?
それにしても、
外は寒いけど
現場の中はぽかぽか陽が射して
あたたかい。
まだ南側の建具で
仕切られていなくても、です。
太陽は偉大。
ここは陽あたりがよいので
将来気持ちよいバルコニーに
なりそうです。
戸塚の古民家改修現場にて。
破風板と雨樋、
銅による工事の続きが
再開しました。
雨樋は、
既存のものに合わせて
端部がお椀状のかたち。
これでだいぶ
柔らかい印象を醸し出しています。
銅は加工しやすい分、
既製品で様々な形があるのも
おもしろいところです。