きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

下屋があると

2015年01月27日 | 海老名た邸
海老名た邸にて。

畑拓さんが
撮影した写真その5。

西側道路からみた光景。

下屋があると、
五十嵐さんが
達磨窯で焼いた燻し瓦が
よく見えます。

たとえ近くで見えなくても、
五十嵐さんの瓦はよいですが、

せっかくですから
こうして一枚一枚
違う表情が見えるのは、

やはりいいなと思います。

そういえばそろそろ、
数年ぶりに達磨窯の見学会を
しようかな。

五十嵐さんが
まだまだ元気なうちに
働く姿をたくさんの人に
見ていただきたいです。

玄関廻りのスギの建具群

2015年01月27日 | 海老名た邸
海老名た邸にて。

畑拓さんが
撮影した写真その4。

玄関廻りの
スギの建具群。

建具屋の木配りは、
その細部まで
図面に表現することが
難しいのですが、

しかし建具屋の木配りは、
間違いなく空間の質を
左右します。

とくに玄関は、
建具が重なるので、
なおさらのことです。

空間を理解し、
素晴らしい建具を作ってくれる
建具屋との出会いは、

設計屋として、
本当にありがたい
ご縁の一つです。

下屋の妻入り玄関

2015年01月21日 | 海老名た邸
海老名た邸にて。

畑拓さんが撮影した
写真その3。

下屋の妻側から入る
玄関廻りの様子。

焼杉のような
杉板による黒壁と
黒い大磯砂利の中に、

柔らかな色合いの
杉の建具と木組み
という組み合わせ。

少し顔を覗かせている
緑が効いています。









瓦をみせる下屋

2014年10月07日 | 海老名た邸
海老名た邸にて。

道路を隔てて
海老名た邸を望むと、

黒い壁とともに、
下屋の瓦が
目に入ります。

この瓦は、
いつも使わせていただいている
五十嵐さんが達磨窯で焼いた燻し瓦。

このように道路側を
下屋としたことにより、
瓦がよく見えるように
なりました。



みんなで塗った黒い壁

2014年10月07日 | 海老名た邸
海老名た邸にて。

この家の外壁は
木の風合いが
透けて見える黒壁。

柿渋コートの
「すみ色」を塗った
杉板です。

この家も、
一日かがりで
建主さんご家族に
塗っていただきました。

私たちを知ってくださる
きっかけになった海老名せ邸が
焼杉板なのですが、

この色は一見すると、
焼杉板に見えます。



柔らかくあたたかい理由

2014年10月05日 | 海老名た邸
海老名た邸にて。

洗面所の照明も、
ワンコインライトが二つ。

下屋と上屋が取り合う部位を
ワンコインライトが
柔らかくあたたかく照らします。

そして毎朝毎晩顔を
ワンコインライトが
柔らかくあたたかく照らします。

この柔らかさ、
このあたたかさは、
白熱電球だからこそ。

だからこの光に
照らされた家、
だからこの光に
照らされた人は、

柔らかくあたたかくなると
信じ込んでいます。

やはりこの世から、
なくしてはならない。