きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

みんなが夢をかなえてくれる

2016年04月15日 | 鎌倉大町み邸

鎌倉大町み邸にて。

 

鎌倉界隈には、

古いものを好む気質があるのか、

いくつか古道具屋さんがあります。

 

私もそういったものが

大好きな一人でして、

最近はあまり行けてませんが、

たっぷり時間をかけて行きたい

場所の一つです。

 

古いものは、

そこから醸し出す

落ち着いた雰囲気もさることながら、

職人の技と心意気を感じるものが多く、

 

見るだけでも

目の肥やしになります。

 

私がそんなだからか、

これまでご縁のあった建主さんも

そういったものが大好きな方が多く、

 

とくにここ最近、

「葉山の桜花園で

こんな建具を買ってきたので、

取り付けてください」という要望を

立て続けにいただいております。

 

皆さん、私の代わりに

夢を叶えてくださって、

ああうれしい(笑)。

 

ということで今日も、

鎌倉大町み邸で

たくさんの古建具を

立て込みました。

 

とくに圧巻は、

縦長の変形木瓜窓が

腰に並んだ

四枚建ての夏障子。

 

夏障子自体、

私はとても好きなのですが、

この建具は、

自分も衝動買いしそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


土も塩焼き

2015年10月19日 | 鎌倉大町み邸
久しぶりの鎌倉大町み邸。

朝日のあたる屋根の上に昇ると、
今日の空は本当に気持ちがよかったです。

さて今日の目的は、
屋根屋さんと屋根の点検。

屋根屋さんがおっしゃるには、

築60年経って、
恐らくほとんど
手入れしていないだろうけど、
当初の施工がよく、

また瓦の状態も
とてもよいとのこと。

瓦は、
今となっては珍しい
赤い塩焼き瓦。

昔の土管を作る製法と
ほぼ同じですが、

耐久性を高めるために
理に適っていることがよく分かる
お手本のような屋根でした。

それにしても、
食べ物だけではなく、
土も塩焼きにしてやろうという
先人の発想に感服してしまいます。




上下ガラリの板戸取付

2015年04月07日 | 鎌倉大町み邸
鎌倉大町み邸にて。

収納部分の建具が
今日取り付けられます。

収納の中の
空気の対流のため、
上下ガラリ付き、
また裏に鏡を貼るという
仕掛け満載の建具。

建具はこうして
機能の要請に合わせたデザインを
考えるのが楽しいです。

完成を見たかったけど、
次の都合のため、
後ろ髪引かれるように
現場を後にしました。






きらくな網戸、開き戸版

2015年03月07日 | 鎌倉大町み邸
鎌倉大町み邸にて。

昨日は、朝一の長谷ゆ邸に引き続き、
大町み邸で建具の仕事。

勝手口の硝子戸の交換と、
その場所に網戸を付けたいという
ご要望にお応えして、

きらくな網戸を
取り付けました。

既存の枠に取り付けるので、
初の開き戸の
きらくな網戸です。

引き込みの硝子戸と
とても接近したところに
付けなければならないので
金物の選択に悩みましたが、

いい解決策が見つかって
よかったです。