きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

世界に一つしかない土留め壁

2016年05月30日 | 鎌倉山崎お邸

鎌倉山崎お邸にて。

 

先々週末のことではありますが、

元々あった水色の土留め壁が

左官職人と建主さんとの合作で、

生まれ変わりました。

 

洗い出し風の仕上げに、

子どもたちが様々なものを埋め込み、

 

中には家族五人の似顔絵が描かれたものも

あったりして、

 

世界に一つしかない、

土留め壁となりました。

 

 

 

 


杏色の紙

2016年02月19日 | 鎌倉山崎お邸

鎌倉稲村お邸にて。

 

ほぼ仕上がった

寝室の様子。

 

少し黄色がかった漆喰に、

押入には杏色の襖紙を

貼っています。

 

初めて使う、

また濃い目の色で、

ある意味冒険でしたが、

 

スギの赤身の色とも似ていて

違和感なく目に映りました。

 

ちなみにここを担当した大工は、

「杏工匠」です。

 

関係ないか(笑)。


石と草の土間完成

2016年01月07日 | 鎌倉山崎お邸
鎌倉山崎お邸にて。

駐車場の土間工事が
終わりました。

実は年末に完成していたのですが、
年末は夕暮れ以降にしか見てなくて

年が明けて初めて
お日さまの出てる時間に
見ることができました。

自然のかたちをした石の間に
芝などの草が生える土間。

人工の形状のものが
ほとんどなく、
やわらかい雰囲気の
駐車場となりました。

なお写真で見えている土の部分は、
花壇になる予定です。

石と緑で地を覆う

2015年12月21日 | 鎌倉山崎お邸
鎌倉山崎お邸にて。

駐車場部分の
路面の工事が始まりました。

自然なかたちの石と
その隙間から生える緑で
地面を覆う予定です。

今回平面上も高さのうえでも、
斜めの部分が多いので(笑)、

直線にきった既製品などよりも
自然のかたちは、
かえってちょうどよいです。

家の窓から紅葉を満喫

2015年12月07日 | 鎌倉山崎お邸
鎌倉山崎お邸にて。

鎌倉の山々は、
紅葉真っ盛り。

山崎お邸の窓からは、
鎌倉の里山が一望でき、
ここで十分満喫できます。

自分も自宅を建ててから
しばらくそうでしたが、

よほどのことがないかぎり、
泊りがけで旅行する気が
失せますね(笑)。

それにしても
うらやましいほどの
絶景です。

断つのではなく取り込む

2015年12月07日 | 鎌倉山崎お邸
鎌倉山崎お邸にて。

今日打ち合わせのため、
既にお住まいの家に伺いました。

家に入るなり、
ぽかぽかのあたたかさ。

薪ストーブをお使いなのかな、と思ったら、
今日は使っていないとのこと。

しかし居間に入って、
あたたかい理由が
すぐに分かりました。

南の窓から、
溢れんばかりに射し込む
お日さまの光。

直接この光に当たっていると、
暑いくらいです。

2020年に施行予定の
改正省エネ法によれば
窓も断熱性が問われることになり、

そうなると窓の面積が小さくなったり、
断熱ガラスが流行ることになりそうですが、

断熱ガラスは
太陽の光のあたたかさが
かなり失われます。

確かに室内のあたたかさが
失われにくいのは事実ですけどね。

しかしお天気の日は、
大きな窓から
太陽の光を存分に浴びて、

日が暮れれば
障子などで保温し、
あたたかさを
土に記憶させる。

私はそんな仕掛けを
作っていきたいです。







ものごとの理を知る下地窓

2015年11月14日 | 鎌倉山崎お邸
鎌倉山崎お邸にて。

先日のことですが、
翌日お引越しという日に
少し現場に立ち寄った帰り際、

玄関の照明のみ残して
帰り支度をしていると、

下地窓の影が
土壁に映し出されました。

影が濃いほど、
際立つ光。

光があるから、
影が美しい。

ものごとの理を
自ずと知ることができる
玄関の下地窓です。