きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

半独立電源の心臓部

2016年03月10日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

ロフトの突き当たりにある

2階の半独立電源の心臓部。

 

早速元気に

稼動しています。

 

この場所を見て

声をかけられる言葉の一つは、

 

「よくここまで

バッテリー揚げましたね。」

 

ええ、たいへんな

重労働でした(笑)。

 

さて、

かなり気の早い告知ですが、

今年の12月3日、

 

この機材を提供してくださった

早川寿保さん(通称イオさん)が

ここにやってきて、

独立電源に関する講座を

開いてくることとなりました。

 

楽しい、ためになるお話も

さることながら、

 

薪ストーブのおいしいオーブン料理で

おもてなしする予定です。


両手に窓

2016年03月07日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

北側に面した洗面所は、

 

洗面所の建具を閉めないと

気がつかないのですが、

 

一つの窓は、

洗濯機の奥、

 

一つの窓は、

摺りガラスの向こう、

 

両脇の窓から

光が差し込むので、

 

自然光だけで十分

顔を洗うことができます。

 

 

 


陽だまりと紙の中ゆらゆら

2016年03月06日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

見学会では、

たくさんの子どもたちが

来てくれました。

 

一時は

保育園じゃないかと思うほど、

子どもたちの歓声に包まれました。

 

その理由の一つは、

子ども部屋の梁に

吊り下げられたハンモック。

 

そりゃ気持ちも

高ぶるよね(笑)。

 

見学会が落ち着いて

人が少なくなった頃、

 

陽だまりと障子紙に囲まれて

私もゆらゆらと

座ってみましたが、

本当に気持ちよかったです。

 

木組みの見える家は、

ブランコ、ハンモックが掛け放題というのも、

‘売り’になるでしょうか(笑)。

 


敷瓦と土の波

2016年03月06日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

薪ストーブを引き立てる

達磨窯で燻された敷瓦と

 

波のような土壁。

 

いずれも

おおもとの素材は土ですが、

かくも様々に豊かな表現があるものかと

改めて思います。

 

さりげなく凄味を滲ませた

この職人の技の結晶は、

ずっと眺めていても

飽きることはありません。

 

そしてこれを前にして

火を焚いていると、

何となく安堵した心地になるのは、

土に囲まれているからでしょうか。

 

あるいは幽玄な闇の中に

包み込むような温もりを

感じるからでしょうか。

 

一昨夕、

おっといけない、

こんな時間だ、と思いながら、

この場をあとにしました。


あたたかさが身にしみる

2016年03月05日 | 藤沢ひ邸

今日は藤沢ひ邸の

完成見学会でした。

 

きちんと集計できていませんが、

延べ約50名ほどの方に

お越しいただいたでしょうか。

 

たくさんの方に足をお運びいただき、

ありがとうございました。

 

今回の特徴の一つは、

竹小舞かきのときもそうでしたが、

 

工事中にたくさんご迷惑を

おかけしたであろう

ご近所の方々のご参加が

とても多かったことです。

 

長い長い工期だったにもかかわらず

本当に心温かいご近所さんに恵まれました。

 

その心温かさに乗じて

お隣の家を見学させていただくという(笑)、

なかなかできない経験を

させていただいたりもしましたが、

 

まちに開く「現代版結」のしくみの中で、

家づくりが地域の人たちを

つなぐ場の一つとして

一役買えたのかなと思うと、

とてもうれしく思いました。

 

そしてもう一つの特徴は、

見学会というよりも、

オーブン付の薪ストーブを囲み、

 

そこで様々なものを焼き、

試食会のような様相だったこと。

 

見学会の終了後も、

ご近所の方々を中心に‘試食会’は続き、

家を後にするときは、

これから晩ごはんだというのに

もうおなかいっぱいでしたが(笑)、

 

しばらくここは、

今日のように

身も心もあたためてくれる

「火」の求心力によって

まちに開いた楽しい場所に

なりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


半でもいいのだ

2016年03月04日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

2階の電気をまかなう

太陽光発電パネルが

バルコニーの先端に

取り付きました。

 

全部まかなうことは、

とてもステキなことである反面、

それだけ費用がかかるし、

なかなか勇気がいることも事実。

 

できる範囲で、

できることをやるということも

ステキではありませんか。

 

 

また私の場合、

防水のための納まりや

手入れのことなどを考えると、

瓦屋根の上に

太陽光発電パネルを載せるのは、

少し抵抗があるので、

 

それをどこにどのように付けたらいいか、

模索しているところでした。

 

そんな中、

木で作ったバルコニーに付ければ、

太陽光発電パネルの寿命と

だいたい同じくらいだし、

 

目に触れやすいので、

拭いたりする手入れもしやすいし、

 

いいかもしれないということで、

バルコニーの西側の一部分に腕木を出して、

そこに設置することにしました。

 

西日を遮る庇代わりにも

なりそうです。


出しゃばらないから使いたい

2016年03月03日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

木組みを見せるたてものは、

照明がとても難しいのですが、

 

今のところ

よく選ぶ解のひとつは、

この「ワンコインライト」。

 

費用が安いだけではなく、

素材として見えるのが

陶器と透明ガラスのみで、

 

「オレは照明器具だよ」と

あまり出しゃばらないさまが

気に入っています。

 

ただし独立型太陽光発電で使う

照明器具の部分は、

LEDのボール球を嵌めました。

 

それだと「オレは照明器具だよ」

という主張が強くなってくるのですが、

 

その点は今後

いい電球の商品が出ることを

期待したいと思います。


建前以来

2016年03月03日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

今朝現場に行くと、

現場は溢れんばかりのクルマ。

 

数えてみましたが、

大工、左官屋、建具屋に

ガラス屋、タイル屋、水道屋、電気屋と、

 

この現場に関係している職人の八割は

ここにいたのではないでしょうか。

 

まるで建前の日のようでした。

 

それだけ現場も

大詰めということです。


家具で巻く

2016年03月02日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

この家はレンジフードが

キッチンの中央付近に位置するため、

管を通して外に排気する必要があります。

 

その太い排気の管を隠すため、

栗の家具で巻くことにしました。

 

奥行の浅い家具もありますが、

なにかしら容れるものはありそうです。