脚はどうしてもこの形にしたかったんだなぁ、試作で作ってみたのかなぁ、その後旋盤でひいてみたらこんな風になった、とかいろいろ勝手に考えながらの作業、
作った当時の職人さんの気持ちや背景を想像しながら楽しんでいます。
それにしてもこれは工作のような作り方で、いびつで素朴だけど少しおしゃれで手道具の刃物だけで仕上げたから、このなんとも言えないいい雰囲気になったんだな。
好みですが、洗練されていないこの感じ好きです。
自分と共通する所。
よく働いてきた古い座面を取り除き、ぐらつきのあるものは分解して組み直し、クリーニング、塗装、座面編みという工程でよみがえります。
貫が一本折れていて、取り直し、組み上げがっちりしました。