プーチン大統領とソデグロツル

ロシアのプーチン大統領が、ハンググライダーでツルと一緒に空を飛んだ、というニュースが昨日テレビや新聞で報道されました。

http://mainichi.jp/select/news/20120906k0000e030149000c.html

プーチン大統領の登場で、世界の注目を集めましたが、
絶滅が心配される「ソデグロツル」の保護事業の一環とのこと。
越冬地に渡る際に多くのソデグロツルが死んでしまうため、ロシアの鳥類学者たちが越冬地を変えさせる試みをしているそうです。
飼育場で育てたヒナたちを、ハンググライダーになれさせ、一緒に飛ぶ練習をさせた後、
新たな越冬地へ向かう渡りのルートに先導する計画とのこと。今回の飛行もその一段階なのでしょう。

http://japanese.ruvr.ru/2012_09_06/pu-chin-tsuru-hogo/


最初の飛行でついてきたツルは一羽だけだったそうですが、
二度目の飛行では5羽のツルたちが、大統領の操縦するハンググライダーに続いて空を舞ったそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120906/k10014834471000.html

ソデグロツルは、まれに日本の本州に飛来することもあり、その際にはニュースとして報道されたりしています。

http://www.youtube.com/watch?v=2fBsuwMAURM&feature=related