しかぜきょうこの1日1枚+

スペイン在住フラメンコ研究家/通訳コーディネーターによるフラメンコCD紹介

第38回 Feliz Navidad! その2 Estrella Morente

2005-12-25 15:09:02 | カンテ
というわけでクリスマスでございますね~
クリスマスっていっても日本はあんまり雰囲気ないですね。町のデコレーションくらい?
でもスペインだとクリスマスにはさすがカトリック国だけあって
バチカンのミサの中継があったり、また教会にいくひともいたり、と
やっぱちゃんとクリスチャンしてます。。。ってあたりまえか。
フラメンコの人もクリスチャン。なんでフラメンコの歌には宗教的な歌詞も少なくないです。
聖母やキリストの名を歌ったものも多いですよね。

今日は今でも入手可能なクリスマスアルバムをご紹介。
エストレージャ・モレンテ「カジェ・デル・アイレ」がその1枚。
エストレージャはエンリケ・モレンテの長女。
父のバックコーラスなんかやっていたのは92年頃かな?
それがいつのまにかソロでうたうようになり、デビュー盤をだし一躍人気歌手に。
父譲りのうたいっぷりにあの美貌。
人気美男闘牛士と結婚しワイドショーやゴシップ雑誌をにぎわしたこともあって人気爆発。
でも人気だけじゃありません。あの声ののびはやっぱたたものではないし
カマロン系の歌い方一辺倒な若手女性歌手にあってやはり彼女の実力、個性は傑出してます。
勉強するだけでは得られない、“響き”をもっているし
音のおとしかたとか、もう名人芸。
コプラ的ともいわれるし、いいたいこともわからないではないけれど
わたしは大好きな歌い手の一人。

このアルバムは彼女の二枚目。といってもデビューアルバム発売まもなくの発売。
そのわりにあまり知られてない?感じがします。
伴奏も超絶テクでおなじみのカニサーレス、ヘレスの実力派アルフレド・ラゴス
地元グラナダのエミリオ・マジャというギター陣にくわえ
スペイン・ジャズ界を代表するチャノ・ドミンゲスのピアノとくりゃ、もう文句はありません。
ナナで聖夜にふさわしい、美しい声をあじわったあとは
アニス瓶をひっかいたりや鈴などの、ビジャンシーコにつきものの伴奏をバックにした曲や
フィエスタのりのブレリア、タバンコなどでお祭り気分。
最後にはサビーカスとの共演もあり、いや~満足満足。
となるのではないかと。




第37回 Feliz Navidad その1

2005-12-24 16:06:43 | カンテ
FELICIDADES!!!
Navidad でございますね。はい。クリスマスです。
クリスマスといえばビジャンシーコ。クリスマスソングでございます。
フラメンコのクリスマス・ソング、つーもんもたくさんありますね。
昔からあっちこっちのアルバムにも収録されておりまするし
それだけを集めたアルバムもありまする。

実はわたしけっこー好きで昔、シングル盤のレコードとかも集めたもんです。
びじゃんしーこおたく?いやいや、そこまではいきませんが、ま、けっこーきいてるかな。

日本でもおなじみのものといったらやっぱ
映画「カルロス・サウラのフラメンコ」でマカニータが歌っていたやつかな?
あれはヘレスのビジャンシーコですね。ヘレスってすごくさかんで今頃の季節はたくさん
ビジャンシーコの集いがペーニャや家やバルなどでひらかれます。
映画のあのシーンで一人、素焼きのつぼをひっくりかえしたようなものに
布だかなんだかがはってあって、そこに棒がさしてあるやつを上下させてる人がいたんですが
覚えてますか? あれがサンボンバっていうこの集いにつきものなんですね。
で、この集いもサンボンバっていいます。
ヘレスのビジャンシーコは毎年、昔のヘレス貯蓄銀行(今はサン・フェルナンド貯蓄銀行に吸収合併)
からでるクリスマスアルバムがあって、これがすごい豪華メンバーだったりするんですね。
マカニータやモライートは常連だし、
パケーラやソルデーラっていうのもあったし。。。
でもこれは市販されていないので全部そろえるのは至難の業でする。。。
聞けたらラッキー!ですね。

昔のものばかりを集めた「antologia de villancicos flamencosというアルバムもおすすめ。
98年発売だから今はもう売っていないかな。
これはグロリアやパストーラ(ニーニャ・デ・ロス・ペイネス)などSP時代の名歌手たちから
パキータ・リコなどスペイン歌謡の歌手のものまで収録、
ポピュラーな曲あり、ムイ・フラメンコな曲ありで、わたしはけっこー好きなんです~
もしどっかでみかけたらきいてみてくださいね。

それではみなさん良いクリスマスを!







第36回 エル・アンヘル

2005-12-21 10:31:35 | カンテ
これはスペインの国営放送で放映されたフラメンコ番組のサントラ盤。
放送された、といっても当時、2チャンネルで夕方とか、そーゆーヘンな時間帯だったし
その後衛星放送でも再放送されたものの、これも当時限られた人しかみることができなかった、
ということもあって、けっこうスペインでも“幻の”的存在の番組でした。
日本では数年前にビデオが発売されたので、日本のファンの方にむしろ有名かな。

これはカマロンの後期のアルバム(「レジェンダ・デル・ティエンポ」以降)や
ファミリア・モントージャ、パタ・ネグラなどのプロデューサーとしてしられる
リカルド・パチョンが、たしか80年代前半に撮影したもので、ながらくお蔵入りしていたものを
90年代になって編集したものです。
なんといっても基調!なのはフィエスタの映像。
フェルナンダやカマロン、ファミリア・モントージャやパタ・ネグラなどいろんなアーティストが
ふつうの録音とはひとあじもふたあじもちがったフィエスタでの姿をみせてくれるのです。
必見!
っていってももう廃盤。。。。でも機会があったらみてくださいね。
フィエスタでの一体感や、共犯者意識、そして“いかた”もわかります。。。

でこのCDでもフェルナンダのソレアからカマロンやネグラのブレリア!などなど
豪華な顔ぶれの豪華な演唱を堪能できます。
珍しいところではカイタも一曲。彼女の録音って少ないので貴重かな。

なおこのアルバムの最後のセビジャーナス(ミゲル・マゲシン)のみは93年の新録音。
ミゲルはほかのいろんなアルバムにもパーカッションやプロデュース、音響技術などで参加してる
ドクトル・ケリーなんですよん。
これはロシオ巡礼のドキュメンタリーのバックに流れるのでありました。


第35回 マカマホンダ

2005-12-19 10:59:23 | カンテ
フラメンコのルーツに関しては昔からいろいろいわれているわけです。
アンダルシア自体、フェニキア、ローマ、ユダヤ、アラブとさまざまな文化があったとこですし
フラメンコというジャンルが成立していく時代のスペインの流行歌や
中南米やアフリカとの関わりも見逃せないわけだし
ま、そーゆーいろんなものがまざりあってできた、と、そーゆーことですね。

で、アラブ。
アンダルシアに何百年もいはったわけですから(なぜか関西弁だ)
もちろんその影響も少なくはない、と。
ヘラルド・ヌニェスに聞いた話ですが、ヘレスには独特のビジャンシーコ(クリスマスソング)が
多く残っているんですが、このメロディとおんなじもんがモロッコにもあるとか。
面白いですよね。
でもつい数百年前まで同じ文化圏だったんでま、自然なことなのでしょうね。

フラメンコとアラブのフュージョンというのもけっこーあります。
有名なところではレブリハーノ。
最近だした新譜でもモロッコのバイオリン奏者と共演していましたが
その前にも「カサブランカ」というモロッコ録音のアルバムだしたり
もっと前にヒットした「アル・アニージョ」という曲(ちょっと古いファンならきっと知ってる)は
この曲のはいった「エンクエントロ(出会い)」というアルバムで
オルケスタ・アンダルシ・デ・タンヘルという、モロッコはタンジェルの楽団と共演していました。
最近ではセグンド・ファルコンがやってましたよね、たしか。

1983年に発表されたこのアルバム「マカマホンダ」でも
フラメンコたちがモロッコはテトゥアンの楽団と共演してます。
ホセ・エレディア・マジャによってつくられ、舞台作品として各地で上演されたもので
このアルバムではセビージャのファミリア・モントージャの故フアン・モントージャ(踊り手)と
その妻でアルジェリア生まれのヒターナ、ラ・ネグラ(ローレの両親ですね)や
グラナダの歌い手、エル・ポラコ、ハイメ・パロン(マリナ・エレディアの父)と
グラナダのギタリスト、パコ・コルテスとミゲル・オチャンド、ヘレスのニーニョ・ヘロらが
マリキージャ、マノレーテらの踊り手とともに参加していますが、
もともとはエンリケ・モレンテもでていたそーな。
そーいわれてみれば2曲目のセラーナなんてもろエンリケっぽいかも~。
私は残念ながら舞台はみていないのですが、音楽の構成とかでなんとなく目にうかぶような気が。
すごく映像的な音楽、っていうのかな。ま、たぶんライブ録音(?)というせいもあるのかもだけど。
個人的にはネグラの熱唱が大好きでとくに、ブレリアの、最初、無伴奏のとことか
もう圧倒されちゃいますね。
ファミリア・モントージャの録音でもおなじみのメロディにモロッコ楽団の伴奏がぴったりあってる
タンゴもいいし、最後のラ・タララにいたるまで、のりもいいし、
モロッコ音楽・楽器とのバランスもいいし、ほんとおすすめの1枚でありまする。

第34回 アンダルシア

2005-12-16 16:24:04 | カンテ
えーとこれはちょっと不思議なアルバムです。
いわゆる企画もの、になるのかな、
アンダルシアの州歌(というのか?国歌の自治州版でする)を
フラメンコのいろんな曲形式にあてはめて
いろんなアルティスタが歌い、演奏してるっていうものなんです。
参加メンバーは超豪華!パコ・デ・ルシア大先生も出演しています。
各曲種へのアレンジを担当しているのは名プロデューサーとして知られている
イシドロ・ムニョス。マノロ・サンルーカルの弟です。
で、企画はアンダルシアの放送局カナルスールで
フラメンコのスペシャリストとして活躍のマヌエル・クラオだったのではないかな。
(実は今日本で手元にアルバムがない)

いや、これ面白い仕上がりです。
同じ歌詞、メロディがどういうふうに各曲形式にあてはまっていくか
というポイントもいいし、オールスターキャストも楽しい。
ベテラン・ファンにはなつかしいニーニョ・ミゲルもひいてるし、
買って損はありません。。。。
ちなみにパコ様はヘレスの二人、フェルナンド・デ・ラ・モレーナとカプージョを
伴奏していまする。

第33回 パシオン・ベガ

2005-12-13 13:59:51 | そのほか
パシオンつながりつーわけではないですが、今日はパシオン・ベガをご紹介。
この人、フラメンコの人ではないです。
スペイン的にいうとスペイン歌謡の人。
スペイン歌謡つうのは日本の歌謡曲、演歌にもどこか通じるところがあるジャンル。
でもフラメンコのすぐ隣組みたいなとこもあって、それが証拠にこのジャンルの大御所二人、
イサベル・パントーハとロシオ・フラードはいずれも
フラメンコも歌ってタブラオにもでてたという人なんですね。
その前の大御所、亡くなったローラ・フローレスは
フラメンコの大御所マノロ・カラコールとコンビくんでいたしさ。

でパシオン・ベガ。
マラガ出身の女性でございます。今はこのジャケットにあるような金髪おかっぱ。
でも前はショートカットでした。その装いからして新感覚派。
スペイン歌謡というとバタ・デ・コーラかロングドレスってイメージなもんで。
で、今や、スペイン歌謡という範囲にとどまらず、ふつーの“うた”うたい、って感じで
活躍中なんですね。
この人とにかくうまい。うますぎていやみなくらいと以前思ったことあるくらいっす。
でもね、CDで聴くと巧いなあ、でおわっちゃうんだけど
生できくとぜんぜんちがうの。もーこれがすごいの。
音が、声が、“生きて”いるのね。
ひとつひとつの声が、音が、意味を、方向性をもってるの。
説得力があるのね。
これってめちゃすごい!
ポルトガルのドゥルセ・ポンテスも、CDはきいていたものの生をきいてぶっとんだけど、
はい、パシオンもドゥルセとおなじく、ライブがめっちゃいいんです。

で、これは今年、セビージャのマエストランサ劇場であったコンサートのライブ盤。
しゃべりのぶったぎりかたとかおいおい、って感じだけど、
でも歌のうまさは、伝わってくると思います。

ちなみにこの11月、ロシオ・モリーナの作品にゲスト出演していました。
こんときも、ほーんと、泣かせてくれました。鳥肌たっちゃうのだ。
ききなれたクアトロ・ムレーロ(4人のらば飼い)なのに~

ちなみに本人にきいたところ、今まで一度もフラメンコを歌ったことはないそうです。
内輪でルンバやブレリアはちょっとあるけど、サエタだって歌ったことない!
んだそうです。
サエタとかよさそうなんだけどなあ。。。

第32回 ホアキン・コルテス「パシオン・ヒターナ」

2005-12-11 13:45:21 | バイレ
つーわけで日本におりますしかぜです。
いやもっと寒いかと思ったら案外あったかですね。。。
セビージャの朝夕の冷え込みとそーかわらんぞ。

ホアキン・コルテスみました?
新作、ソレダー。孤独というその名の通り、ひとりきりの舞台。
でもミュージシャンはたっぷり。
音楽も面白かったですね、とくにアラブ風のがよろしゅうござんした。
今回は歌い手のアントニオ・カルボネル君が中心となってつくったそうですが、よかったっす。
でもやっぱフルートのフアン・パリージャがやっていた前の音楽のしっぽもひきずってるし
ヘレスの歌い手フアニャレスのいかにもヘレスののりや
セビージャの歌い手フアン・ホセ・アマドール(同名の歌い手の長男)のセビージャののりも
楽しかったっす。

で、このアルバム「パシオン・ヒターナ」。
これはホアキンがどどーっとスターダムにのしあがっていった、
あの最初の作品のサントラ(というのか?)でありまして、
中も最初の公演のパンフと同じデザインでする。
当時からずーっとホアキンとやってるのってギターのモントジータとフルートのフアン、
そしてパーカッションのモリートくらい?
バックミュージシャンもいろいろ変わってきたけれど、なんつーか、音楽の傾向は一貫してる。

ヒターノ フラメンコ モデルノ マドリ
つー要素が絡み合ってる感じ。
フラメンコ・ヒターノとしてはスタイリッシュなんだけどでも
一般のスタイリッシュなのよりは土臭い
リズムがばーんと全面にでてきてる
つーかんじでしょーか。

ホアキン君、来年はロンドンに移住し、ニューヨークにもオフィスを開くそーな
フラメンコにエンターテイメントとしてのショー性を、プラスαを与えた彼
今度はアメリカ征服してもらいたいもんだ。





第31回 ホアキン・コルテス ライブ・フロム・モントルー

2005-12-04 05:39:04 | バイレ
来週はホアキン・コルテスの来日公演。
つーわけで今回は彼のアルバムをご紹介。
このライブ・フロム・モントルーはその名の通り、
1998年スイスのモントルー・ジャズ祭での彼のライブ盤。
なぜかスペイン版っていうのはなかった(と思う)んだけど
日本では発売になりまして、私もそれを買ったんですね。

コルテスのバックって、すごいミュージシャンたちがけっこうでてるんだけど
このライブ盤ではなんとエストレージャ・モレンテも参加してます。
はい。もちろんソロ・デビューする前ですね。
ほかには初期から共演しているチャロ・マンサーノやフアニャーレス。
親友アントニオ・カルボネル。
ギターはペペ・モントジータにマヌエル・パリージャ、
アントン・ヒメネス(映画フラメンコでホアキンに弾いている人ね)などなど。
そしてこのバンドのリーダー、フルートのフアン・パリージャ。
モントジータとフアン・パリージャは最初からいて今にいたるまで共演しているんですね。
で、やっぱ彼の舞台を彩る音楽もフアンのカラーが強いと思う。。。。
パーカッションのきいたモダン・ヒターノなフラメンコっていうのかな。
このアルバムにかぎっていえばピアノがけっこうはいっていて、ちょっと。。。だけど
これはたぶん、ディエゴ・カラスコとともに音楽を担当したボラの影響でしょう。

なおこのアルバムにはマットビアンコも参加してるのが、面白いっていえば面白い。
はい、当時のホアキンのマネージャー、ピノがマットとディエゴ・カラスコなんかと
アルバムつくってたころの話ですね。。。うーん、なつかしい。
ちなみにここでフアニャレがうたっているDioses Pequenosはそのアルバムでローレが歌っていました。

さて、ホアキン。今年は新作ひっさげて、とのことだけど
どんな音楽きかせてくれるかな。楽しみです。

第30回 ニーニャ・デ・ロス・ペイネス2

2005-12-02 22:27:27 | カンテ
どーもご無沙汰です。
なんかばたばたしてて書き込みできませんでした。
つーのも先週は火曜にロシオ・モリーナ、木曜にホセ・ルイス・ロドリゲスと公演
週末はニーニャ・デ・ロス・ペイネス会議ってのが行われて
今週は火・水とマネージャーやジャーナリスト、オーガナイザーなどフラメンコの専門職が集まる
やっぱ会議が行われてそれにも顔だしたりしてたんで
どーも家にいつけなかったのでありました。ごめんちゃい。
いやいやどちらも興味深い集まりでありました。。。

ニーニャ・デ・ロス・ペイネスの録音はアンダルシア州の文化遺産に指定されていて
全集が発売されたことは前(10月23日第15回)にも書いたけど
全集以外にもけっこう単発でいろいろでています。
このアルバムは全集のあとにでたもので、プロデュースはリカルド・パチョン。
そう、カマロンの
「レジェンダ・デル・ティエンポ,時の伝説」のプロデューサーとして知られる人です。

収録されている曲はもちろん全集にもはいっている曲なんだから
同じだろうと考えるのはまちがいで、SPの復刻はほんと違うんですね、
どういう考えでやるかというので変わってくる。
でこのアルバムの場合は歌い方を強調するあまりに一曲の音のとりかたをかえているので
きいていて気持ち悪くなっちゃう、というのが正直なところ。
なんか聞き方をおしつけられてるという感じもするし。はっきりいって音もきれいじゃない。
ガーガー雑音あるのも、たとえば日本でのSP復刻集のグラン・クロニカのシリーズのようだと
あれはまた風情があるというか、生に近い感じがしていいんだけど
この場合はヘンに癖が会って,私的にはちょっとな~っていう感じでした。
それに元の録音の加工もしてるしさ~
もちろんパストーラの偉大さに違いはないんだけど。

つーわけで全集は無理で一枚しか買えないって言う人はソニフォーク盤にしましょうね。