しかぜきょうこの1日1枚+

スペイン在住フラメンコ研究家/通訳コーディネーターによるフラメンコCD紹介

第69回 リトモ・デル・スール

2006-05-23 02:10:02 | そのほか
ご無沙汰してばかりでもうしわけございません。
いやね、仕事やら風邪やらで。と言い訳はともかく。
早速1枚ご紹介。今日は幻の1枚でする。
「リトモ・デル・スール」

これはホアキン・コルテスのマネージャーをつとめてたプロデューサー、
ピノ・サグリオコの制作で96年にディズニーのブエナビスタからでたんですね。
内容は、とゆーと、ごちゃごちゃ。
といったらみもふたもないか。ま、あえていえばフラメンコ・ディスコ?
ってこのアルバムの発表公演がマドリのディスコ、パチャであったから、ってゆーだけじゃないっすよ。
参加アーティストをきいておどろけ。

マット・ビアンコ
ディエゴ・カラスコ
エクトル・ドナ
キム・マゼル
ローレ・モントージャ

???でしょ?
ま、みんないっぺんにやってるわけではないけどね。
マットビアンコhttp://www.emarcy.com/bianco/はラテン風味の大人のディスコ
ディエゴ・カラスコはご存知コンパスの魔術師
エクトル・ドナはきえてしまったが、CD1枚だしたラテンディスコ系
キム・マゼルはマイケル・ジャクソンの隣人だったとゆーR&B歌手で映画「ロミオとジュリエット』(あの新しいミュージカル風のほうね)でもかげうたうたっている。
に、ローレ・イ・マヌエルのローレ。

ディエゴとキムの共演の「マチャカ」とか、後にルクレチアつーキューバ人バルセロナ在住歌手とも歌ったけど
なかなかよいです。これが一押し。
でもマットビアンコにもレメディオス・アマジャの妹カルメンがコーラスで参加してるし
(空耳アワーにもとりあげられた「ジプシーレィディ」ね)
エクトル・ドナものりのりだし、でけっこ-楽しい1枚かと。
バックもティノやらチャリ・セペーダ(今はアルバ・モリーナの旦那になった、エレキギターの名手!)でしっかり固めてる。
悪いはずがない、でしょ?

個人的には発表公演のあと楽屋でマットビアンコやキムとディエゴの雑談の通訳してたのが思い出~
って英語できないんだけど、どーやったんだろーか?
火事場の、ってやつね。
ちなみにマットビアンコは日本ツアーにもカルメンとパーカッションのドクトル・ケリーつれていったもんだ。



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