失敗してよかった ・・・ ４．失敗バンザイ

失敗によってこそ　人は利口になれるし　心も磨かれます。


失敗は痛いことですが

　　イタイからこそ　それによって人として磨かれ

　　　　成長してゆくことができるのです。



自分の経験を顧みて　ハッキリ言えることですが　・・・

失敗するときはかならず　心に我や欲や慢心があります。

そういう汚れた心でコトにあたるから
　
　　失敗という結果を見せつけられるのです。


だから

失敗したときは　自分の心を反省する必要があります。


反省して心を清めて　コトに当たる。

そういうことをくり返すことによって

　　心が澄み　人として上昇することができるわけです。


だから

失敗は　心の浄化作用であると言えるでしょうね。

（失恋した人には　この理がよくわかるはずです）

心を清める必要があるから

　　天が失敗という経験をさせてくれるのです。

心の消毒　あるいは掃除と言ってもよいでしょう。


ときどき家の大掃除が必要であるように

大事　小事を問わず　ときどきは失敗をする必要がある

　　・・・　と　いうことでしょうか。


ならば

失敗善哉　失敗バンザイということに　ならないわけにゆきません。

「失敗はイヤ」という心が

　　とんでもないワガママであることが

　　　　　　　　・・・　わかってこようというものです。



（２０１０／５／２４　撮影　エジプト）

失敗してよかった ・・・ ３．入試

入試の落第にしたって

「おまえは落ちて浪人したほうがよい。

　　それがいちばんおまえのタメになるのだ」

　　・・・　という　天の啓示なのです。


天の啓示だからこそ　そういうことがわが身に生じるのです。


ならば　よろこび勇んで浪人させていただくほかに

　　・・・　テがないではありませんか。


むかしの私のように

浪人した人をうらやんだ者さえ　広い世にはいるんですゾ。



浪人は　ユックリズムの精神にかなうことです。




（２０１０／０５／２５　撮影　エジプト）

失敗してよかった ・・・ ２．失恋

失恋にしたって　これを我執の心から見るかぎり

いつまでも未練がましく　恋々とするほかはないでしょう。


しかし　天の眼から見るとき

「失恋してよかったのだ」というのが　つねに正しい判断です。


わが身に生じることは　みな正しいのです。

すべて　ワケがあって　それらは生じるのです。


二人はもともと　結ばれる縁がなかったのです。

もしムリに結ばれたら　たいへんな悲劇や苦しみが生じたはずです。


だが　幼稚なうえに欲があるから　メクラになって　そこが読めない。


それで　慈悲深い神は　早いうちにと二人の仲をさきたまうのです。

なんとアリガタイことではないですか。




（２０１０／０５／２４　撮影　エジプト）

失敗してよかった ・・・ １．ワケあり

失敗はすべて　かならず　しかるべきワケがあって生じるものです。


あとで反省してみると

失敗すべき理由がチャンとあったこと

　　失敗してこそ当然であったことが　かならずわかります。


そこがわかると

「失敗すべきだったのだ」

　　「失敗してよかったのだ」というふうに考えられてきます。


こういう考え方ができたら　シメたものです。


マイナスはみごとにプラスに転化されたのです。





（　２０１０／０５／２３　撮影　）