金魚迷宮★

広島系江戸錦・変わり土佐錦魚・らんちゅうなどの飼育日記や
探り釣りなどの記録です。

江戸錦 10

2017年11月14日 | 江戸錦



2才オス魚。

2016年期待の3番仔から種魚として残している個体。
このタイプからは幅広のゴツイ頭骨にフンタンが発達した
広島系江戸錦でも珍しいタイプの個体が産まれて来た。

来年の繁殖でも使いたい。
広島系江戸錦のこれからの進化に可能性を見出してくれた。






2才メス魚。

こちらも2016年 期待の3番仔から残している個体。
当才時には体側と背に僅かに朱の斑点が入っていたが
現在では完全に退色している。

浅葱色が退色することはよくある事だが
稀に朱色や赤色が退色する事もある。
後者の場合は大変嬉しい誤算と言ったところ。

浅葱色と墨模様のみとなっているので厳密には
広島系江戸錦のカラーバリエーションの一つである
安芸錦と呼称するのが正解。

2才魚らしくフンタンだけでなく
頭頂部の肉瘤にもボリュームが出ている。
上観での撮影で判り難いと思いますが
フンタンそして頭頂部の肉瘤がどれだけ発達しても
眼球を覆い隠すような、やぼったい肉瘤は付いていません。

すでに腹部には卵をしっかり抱え
繁殖に向けての準備は万端のようである。




そして おまけ。

2才オス魚。
見事に鮒尾の個体です。

普通は最初の選別で撥ねるべき個体ですね。
意外にも綺麗なフナ尾を持った江戸錦は少ないので遊び半分で数尾残して飼育していました。

フナ尾の広島系江戸錦。

こっそり当才魚が居たりします(^-^;
フナ尾特有の俊敏な泳ぎにフンタン龍頭。
そんな個体が出来ています。

完全に興味本位の遊びです。
まじめに系統維持していこうとかは考えていませんので
いきなり途絶えると思いますが 当才魚たちもお披露目するかもしれません。
池から掬いあげるのが一苦労なのですけど(^-^;


江戸錦 9

2017年11月13日 | 江戸錦






2才種オス。

当才魚の頃と比べてもそれほど大きくはしていない。
自然と大きくなるものは別として
種用はあまり大きくしない方が種親としての耐用年数が長くなる。

煽って大きく育てるのは当才魚の晩秋まで。

それ以降はゆっくりと熟成させるような のんびり飼育。

それでも秋には2才魚らしい風格のある姿になる。







らんちゅう 8

2017年11月12日 | らんちゅう


更紗のらんちゅうはあまり好きではない。
以前はそうだった。

今年の当才魚も親魚には必ず片親に素赤を用いたにも拘わらず
見事に!更紗になってしまった。
同腹を黒子の時期に分譲した数軒では
ほとんど素赤になっているようですが。

飼育環境の違いはあるにせよ
なんでこんなにも、極端に結果が分かれるものか?


紅葉の美しいこの頃。

こうやって見ていると 舟の中にも紅葉が訪れたようにも見える?

最近 土佐錦魚にかなり魅了されていて
しかも以前は見向きもしなかった更紗の土佐錦魚に(^-^;
その影響なのか らんちゅうも更紗模様でも
いいじゃないかと思い始めた。







ぼちぼち、来年の繁殖の事も思案する時期になった。

さて、来年は今年の逆で見事なまでに
素赤ばかり生まれてくるかも?